共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

お洒落なランチ

2014年09月16日 21時11分14秒 | 日記
今日は二宮町の生涯学習センターが休館日で教室が出来ないので、一日フリーになりました。それはそれで色々と練習する曲もあるので、午前中は殆どピアノを弾いていました。

午後になって、買い物がてら厚木の街に出ました。そこで、そういえばまだランチをとっていないことに気づいて、どこかに入ることにしました。何があるのかとミロードイーストの中の店を冷やかしていたら、こんな美味しそうなものが目に留まったので、そのまま入ってオーダーしてみました。

ここはミロードイーストの中程にある《E-PRONTO》というカフェです。いわゆるPRONTOの新らしい形態のようで、通常のPRONTOにもあるようなパスタ類に加えて、こういったベーカリー的な軽食も楽しめるというもののようです。夜には他のPRONTO同様にアルコールも楽しめます。

写真の美味しそうなものは『タルティーヌ』といって、いわゆるオープンサンドのようなものです。1cmくらいの厚さにカットされたバタールにトッピングをしてトーストしたもので、左側は小エビのトマトクリーム、右側はサーモングラタンです。

小エビのトマトクリームは、トマトに加えてエビの味噌も溶け込んだ濃厚な味わいのソースから、エビの香ばしい香りが広がります。サーモングラタンは、サーモンとほうれん草のソテーをホワイトソースでまとめた、もう、見たままの想像がつく美味しさです。

ゆっくりと堪能して、その後駅ビルの上階に上って物色していたら、やおらビルがグラグラッ!そう、地震です。揺れそのものはたいしたことはなさそうでしたが、高層にいたこともあってイヤな揺れ方をしていました。近くの人の会話を漏れ聞くに、北関東圏で震度5弱の揺れを観測したのだとか。かなりヒヤリとさせられたのでありました…ε~(x。x;)。
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暮れ行く空とシューベルト

2014年09月15日 22時08分10秒 | 日記
昨日の御霊神社のお祭りから一夜明けて、今日は殆ど家で練習していました。

特に演奏する予定もないのですが、何となく書庫からシューベルトの《アルペジオーネソナタ イ短調》の楽譜を引っ張り出してヴィオラで練習していたら、ふと気づいたらすっかり夕方になってしまって、結局どこへも出かけず終いでした…。

シューベルト晩年の名作のひとつであるこのソナタは、当時新たに考案・制作された『アルペジオーネ』という弦楽器のお披露目と普及のために特別に依頼されたものです。このアルペジオーネという楽器は別名『ギターレ・ダモーレ』とも呼ばれたもので、単純に言うとギターをチェロのように縦に構えて弓で弦を擦って演奏するというものでした。

開発当時はそこそこ話題にはなったようでしたが、演奏法が煩雑だったのと、その独特の音色が禍して音色が他の楽器と溶け合わないためアンサンブルに向いていなかったのとで結果としては実用化には至らず、音楽史の波の中に消えていってしまいました。それでも、たまたまシューベルトという天才と巡り合ったことでこの楽器を想定した名曲が生まれ、それによって楽器の名前だけが今日まで伝え残されたというのは、何とも皮肉なものです。

今日ではチェロで演奏されることが殆どで、他にヴィオラやフルート等でも演奏される曲ですが、たまたまこのアルペジオーネを復元したレプリカで演奏している動画がありましたので載せてみました。アルペジオーネは2001年にブリュッセルで制作されたもの、ピアノは1827年にウィーンで製作された、いわゆるハンマーフリューゲルとよばれる大型のフォルテピアノでの演奏です。

第1楽章はイ短調。シューベルト節とでも言うべきメランコリックなメロディが何とも美しい名作です。ところどころに『ギターレ・ダモーレ』としての演奏効果を狙ったピチカート(弦を指で弾く奏法)も盛り込まれています。こうして聴いてみると、チェロでは割とキーン!とした硬く緊張感のある音色になる高音域でも、本家アルペジオーネでは比較的柔らかく響くことが分かります。

サイトの都合なのか、第1楽章だけの映像と、第2・第3楽章が連続する映像とに分かれていました。こちらには第1楽章の画像を載せてあります。この欄の下に後半の映像のページも載せましたので、チェロでの演奏とは全く違う何とも古雅で柔らかな音色に御注目下さい。

Franz Schubert : Sonata for arpeggione & fortepiano - 1. Allegro moderato
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暮れ行く空とシューベルト Ⅱ

2014年09月15日 20時35分05秒 | 日記
こちらは《アルペジオーネソナタ》の第2、第3楽章です。切れ目なく演奏されます。

ホ長調の第2楽章は、歌曲王シューベルトの面目躍如たる柔らかで暖かな名旋律です。曲の後半で、アルペジオーネが音を長く伸ばしている裏でピアノが回転軸の太い転調を繰り広げるところも聴きどころです。

アルペジオーネの短いソロに続いて突入する第3楽章はイ長調。いわゆるロンド形式といわれるスタイルで、明るく伸びやかな印象のメロディに、16分音符が忙しなく波打つニ短調の部分と、田舎の素朴なダンスのようなホ長調の部分とが間に挟まります。

この曲は、現在では音域的に重なるチェロで演奏されることが殆どですが、こうして復元された指定楽器での演奏を聴くと、シューベルトが恐らく意図していたこの曲の響きというものは、こんなにも穏やかなものであったかということを再認識させられます。

涼やかな秋の夕べに、シューベルトの名曲を本来の姿で御堪能頂ければと思います。

Franz Schubert : Sonata for arpeggione & fortepiano - 2. Adagio & 3. Allegretto
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宮入り

2014年09月14日 19時35分33秒 | 日記
神職との攻防戦も鳥居をくぐった先の拝殿前広場に入ると、担ぎ手達のテンションは最高潮に達します。

これで担ぎ納めということもあって、今まで交代で担いできた人達全員で御神輿を担ぎ、独特の甚句という唄に合わせて激しく御神輿を上下に振ると、取り付けられた鈴が激しく揺れてガランガランと高らかに鳴り響きます。

やがて、神楽殿に上った唄い手によって最後の甚句が唄われ、朝10時の宮出しから延々続いた御神輿渡御は無事に終了しました。
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道行き

2014年09月14日 19時06分23秒 | 日記
御神輿が通りから参道に入ってきました。

ここに御神輿が入ると、屋根上に飾られた鳳凰の足元に結わえつけられた長い晒しの布を神職が手繰り寄せるようにして引っ張り、担ぎ手達は『まだ担ぎ足りぬ!』とばかりに抗います。その一進一退の攻防がしばらく続きます。画面左側にいる神職の手元から白い線のようなものが伸びているのがお分かり頂けますでしょうか。

交通事情が許さなくて鳥居前の通りで長時間担げない分、この参道に入って交通規制から解放されると、担ぎ手達のテンションもどんどん上昇していきます。
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還御

2014年09月14日 18時58分26秒 | 日記
新舞踊劇団の公演が始まって30分くらいした頃、遠くの方からガランガランという派手やかな鈴の音が響いてきました。御神輿の還御です。一昨年よりも巡幸する範囲が狭くなったとのことで、いくらか早めに還って来ました。

それにしても立派な御神輿です。ここからそう遠くない相模國四之宮の前鳥神社も同じ作者の御神輿を所有していますが、それよりも格段に大きくて立派な拵えです。やはり崇道天皇(無実の罪で憤死された桓武天皇の弟君の早良親王への死後の諡号)をお祀りしている御社だけのことはあります。
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見てあげてよ…

2014年09月14日 18時25分20秒 | 日記
17時を過ぎても、まだ御神輿が神社に帰ってくる様子はありません。

と、神楽殿から突然の大音響がΣ(゜ロ゜ノ)ノ!何だ?!と思ったら、お祭りに合わせてやって来ていた新舞踊劇団の役者が、夕方からの余興公演を前に三番叟の舞を舞って、神楽殿の四方を清めていました。

しかし、御神輿が帰ってこない中で境内に殆ど人がおらず、何とも寂しい中での清め舞となってしまいました。もうちょっと人寄せをしてから始めてあげればよかったのに…。
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二年ぶり

2014年09月14日 16時19分04秒 | 日記
今日は平塚市横内にある《御霊神社》に、こちらで今日挙行されている例大祭を拝見しに来ました。本当は御神輿渡御に参加させて頂く予定だったのですが、諸般の事情により断念することを余儀なくされてしまいました…。

昨年はお祭り当日に台風が関東を直撃してしまったため中止になってしまったため、二年ぶりのお祭りになります。今年は無事にお天気にも恵まれ、吹く風もだいぶ涼しいものとなりました。

本当は午前中の御神輿の宮出しから伺うつもり満々だったのですが、昨日までかかったデスクワークの疲れがドッと出てしまい、目が覚めたら既に昼過ぎ!イカン!!(lll゜Д゜)ヒイィィィ!!ということで取るものも取りあえず、大慌てで出かけてきたら…とっくの昔に御神輿は渡御で出てしまった後だったという体たらく…( ̄_ ̄|||)。

知り合いの氏子さんのお話では、かなり広い横内地区を御神輿を担いで一周するということでしたので、しばらくは帰って来そうにもありません。仕方ないので、とりあえず鳥居と幟を撮影して、境内でブログ更新しております。ここの周りにはお店らしいものが何もないので、帰って来る気配がするまで境内で待ちたいと思います…。
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夕空に聞こえてきたもの

2014年09月13日 17時46分45秒 | 日記
今日は昼過ぎまで我が家に缶詰で、アレンジ作業に勤しんでおりました。おかげさまで何とか締め切り前に間に合い、ホッとしております。

出来上がった原稿を封筒に入れてメール便に出しに出かけたら、だいぶ憂色がかった夏の終わりというか、秋の始まりかという空が広がっていました。今日はもしかしたら午後からにわか雨があるかも…といった予報も出ていましたが、結局のところは大丈夫だったようです。

そんな空を見上げていたら、またしても脳内オーケストラが勝手に頭の中で鳴り始めました。なぜこの曲なのかは分かりませんが、流れてきたのはモーツァルトの《ケーゲルシュタット・トリオ》でした。

ピアノ・クラリネット・ヴィオラという珍しい編成のこの曲は昔ヴィオラで演奏したことのある曲ではありますが、ここ最近はCDも聴いていませんし、記憶の片隅にも引っかかっていなかったような渋い曲です。それが頭の中でいきなり流れ始めて、どうにも止まらなくなってしまったのです。

こうなったら毎度のことで、ヘタに抗わずに大人しく鑑賞するに限ります。で、幸いYoutubeを見てみたら、オリジナル楽器でのアンサンブルの動画があったので載せてみました。多少余計な装飾音符をつけて演奏しているのが気にはなりますが、フォルテピアノ(モーツァルトの時代のグランドピアノ)と古楽器のクラリネットとヴィオラのトリオという独特な響きのアンサンブルは、なかなか面白いものです。

因みに私的初演時には、モーツァルト自身がヴィオラを演奏したのだそうです。実際に演奏してみると分かるのですが、結構オイシイところでヴィオラにメロディが回ってくるのは勿論、伴奏形のところでもなかなか面白いことをやっているので、ヴィオラ弾きとしては演奏していて物凄く楽しい曲なのです。

この動画を観て、また久しぶりに誰かと演奏してみたいなぁ…と、密かに思ったりしたのでありました。皆さんもひと時、この渋い響きを御堪能下さい。

Mozart's "Kegelstatt" Trio Performance
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今日の《cafe32゜F》

2014年09月12日 18時34分10秒 | 日記
午前のクラスを終えて一息ついてから、今日もいそいそと《cafe32゜F》にお邪魔しました。

今日はランチに『ふわふわタマゴサンド』を頂いたのですが、ケーキメニューに目を奪われてココアシフォンケーキにも手を出した次第です…。ほんのりとしたほろ苦さが心地よいココアシフォンはいつ頂いても美味しいくて、幸せな気分になれます。

御主人が「久しぶりにココアシフォン作ったんですよ」と仰ったのですが、『そうだっけ?なんか夏の間もここでチョコレート系のケーキを食べた覚えがあるんだけど…』と、一瞬首を傾げてしまいました。しかし、記憶の糸を手繰ってみたら、それはココアシフォンではなくガトーショコラだったことに気づき、納得したのでありました。

これから秋を迎えて、本格的にこういったチョコレート系のデザートが美味しく感じられるいい季節になります。いろいろと楽しみが増えて、喜ばしい限りです(^_^*)。
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いつの間にか

2014年09月12日 14時28分47秒 | 日記
昨日よりもグンと気温の上昇した横浜は吹く風も何となく温い感じで、折角いい感じに涼しくなってきた陽気に少しだけ残暑の記憶を運んでいるようでした。まあ彼岸前ですから、それもまた無理からぬことではあるのでしょうが…。

そうは言っても、季節は確実に秋に向かっております。教室の近くにある短大の敷地に、今年も白妙の曼珠沙華が咲きました。実はもっと前から咲き始めていたらしく、いつの間にか手前の株は花を終えていました。我が家の近所の御社の境内がまだ咲いていなかったので油断をしていたら…。

この花を見ると、埼玉県日高市の巾着田の曼珠沙華群生を思い出します。さて、今年も見に行こうかどうしましょうか…。
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やめてほしいんだけどなぁ…

2014年09月11日 18時38分07秒 | 日記
今日も横浜近辺は、ぐずついた空模様が続きました。この一雨毎に秋を感じていますが、それに伴っての洋服のチョイスには若干頭を悩ませます…。

街中の景色も確実に秋仕様にシフトしていて、喜ばしい限りです。ただ、ここ最近のこの時期になると、そこいら中でハロウィン騒ぎが始まるのですが、私にはどうもこれが解せません。

たまプラーザ駅直結のクリスピークリームドーナツの店頭にも、こんな感じのハロウィンメニューが登場していましたが、何回見ても、このハロウィンなるものの全てが好きになれません。恐らく要因の一つは、この色味ではないかと思うのですが、オレンジに黒に紫というこの超補色の下品な色合いが、どうしても受容出来ずにいます。

まず、日本人の繊細な色彩感覚には、およそそぐわない配色であると言っても過言ではないでしょう。それが商業ベースに乗って世の中に不必要に蔓延している状況に、一部の児童向け英会話教室と製菓メーカーの陰謀を感じずにはいられません。

そうは言っても、少しずつ、しかし確実に蔓延り続けているこの下品な色合いのイベントは、もはや止められないレベルに達してしまっているのかも知れません。でも本音を言えば、出来ればこういう下品な行事は日本国内から一掃したいと真剣に思う今日この頃です…。
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秋パスタ

2014年09月10日 19時58分41秒 | 日記
ここしばらく関東地方は涼しい日々が続いています。あまつさえ今日は雨も降って、一段と気温が下がったような気がします。一雨毎に季節も深まると言いますから、いっそこのままいい感じに秋になってしまわないかなぁ…と、密かに期待しているのですが、さてどうなりますやら…。

暦の上では秋たけなわ、もういくらもしないうちに秋のお彼岸を迎えることもあってか、市井には秋を感じさせる商品が並んでいます。そんな中で、今日はランチで秋を感じてみることにしました。

本厚木駅直結のミロードイーストにある《Italian Tomato Cafe》に入って『ポルチーニとたっぷりきのこのクリームソースパスタ』をオーダーしました。イタリアン松茸の異名をとるポルチーニ茸の濃厚な香りが、クリームソースと一緒になって立ち上ってきます。他にもシメジやエノキ等が入っていて、シャキシャキとした食感も楽しめます。

ここはパスタの麺をスパゲッティかフェットチーネか選べるのですが、太麺好きとしては、ここは迷わずフェットチーネです。手打ちのフェットチーネはソースとの絡みも絶妙で、どんどん箸…ならぬフォークが進みます。

明日もどうやら涼しいようです。『暑さ寒さも彼岸まで』と言いますが、彼岸を前に本格的な秋が訪れますかどうか…。
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今日は穏やかに…

2014年09月09日 21時05分48秒 | 日記
錦織圭選手、大健闘の準Vでした。にわかテニスファンも含めて様々な人が見守る中で、多少なりともプレッシャーや気負いも感じていたでありましょうが、今はそれからも解き放たれて、先ずは足の手術痕を始めとした身体のケアに努めてもらいたいと思います。

駅に行くと、売店にスポーツ紙の朝刊と一般紙の夕刊が並んで置かれていたのですが、各々の見出しを見比べて見るに、呆れを越えて失笑を禁じ得ないような温度差が見て取れました。朝刊各紙は『優勝有りきの捕らぬタヌキの皮算用』、一部夕刊は『全国民の期待に反した恨み節と吊しあげ』とでも言ったところでしょうか。要は、ソチ五輪やブラジルW杯の時と大して変わらぬ空回り振りなわけです。

まったく…日本のスポーツ新聞記事というものは、どうしてこうも品位の低いものばかりなのでしょう。『言葉の暴力』という言葉がありますが、これらは差し詰め『ペンの暴力』、或いは『打ち込みの暴力』とでも言うべきでしょうか。勿論、優勝を逃したことは惜しかったと思いますが、準優勝と言ったって、近所の運動会の2位ではなくて世界の中の2位なのですから、先ずは何はさておき賞賛を贈るべきです。

それに重ねて言わせて頂けるなら、錦織選手についてこれほどまでに騒ぎ立てるのであれば、同じく全米オープンに出場してシングルス・ダブルス共に優勝した車椅子テニスの国枝慎吾選手のことを、錦織選手と同等にもっともっと騒ぐべきです。国枝選手は今季、全豪でもシングルス・ダブルス優勝、全英ダブルス優勝(全英での車椅子テニスはダブルスのみ)、全仏はシングルスこそ優勝を逃したもののダブルス優勝、そして今回の全米でシングルス・ダブルス優勝と、実に6つものタイトルを獲得しているのです。

しかしながら、今のところテレビのニュースでも新聞の記事でも国枝選手の快挙が報じられた形跡は殆ど無く、インターネットのニュースに僅かに載っていた程度です。パラリンピックも3連覇し、グランドスラムでもこんなにも優勝を重ねているスーパースターを取り上げないで、何がスポーツ紙ですかマッタク…。

そんな不平不満を胸の内で渦巻かせていたら、駅ビルの和雑貨屋にこんな可愛いらしいお月見雑貨が売られていて、ふと心が和みました。そういえば今日は十六夜、昨日関東地方は一日中雨だったため仲秋の名月が観られませんでしたが、今日は涼風吹き渡る夜空にくっきりと月が浮かんでいました。帰りに月見団子でも買って帰ろうかしら…。
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快挙再び!!

2014年09月08日 22時21分59秒 | 日記
今日は朝からひたすらこのニュースでもちきりの感がありますが、先日日本人として96年振りに全米オープンベスト4入りした錦織圭選手が、なんとあの世界ランク1位のノヴァク・ジョコヴィッチ(セルビア)をセットカウント3ー1で下して、遂に決勝戦に駒を進めました。明日未明に行われる決勝戦では、同じくロジャー・フェデラーを倒したマリン・チリッチ(クロアチア)との一騎打ちになります。

全米オープントーナメントが始まった時、果たしてこんな展開になることを誰が予想し得たでしょうか。いわゆる男子シングルス4強といわれる強豪…ナダル、フェデラー、マリー、ジョコヴィッチのいない決勝戦というのは、なんと2004年以来10年振りなのだそうです。

それにしても、4大大会のセンターコートに日本人が立つなんて夢のまた夢だなんて思っていたのに、まさか全米の決勝戦に立つことになろうとは…正に覚醒の感があります。そんなことを思う時、その光景を目の当たりにできる時代に生を受け生きていることの不思議さに、思いを致さずにはおられません。

明日の相手のチリッチは、身長が2m近くもあるゴリアテのような巨漢のようです。何しろあのフェデラーを破って勝ち進んできた勢いのあるですから恐るべき相手であろうと思いますが、錦織選手にはマイケル・チャンコーチと培ってきた粘り強いプレーと強靭な精神力がありますから、さながらゴリアテを撃退した若きダヴィデのように突き進んでいってもらいたいと思います。

明日の朝には日本からアメリカの空に向けて、みんなの念を送りましょう!頑張れ!錦織選手!! d(@^∇゜)/ファイトッ♪
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