共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

雨に咲く花

2014年04月18日 11時08分37秒 | 日記
今日は昨日と打って変わって肌寒い日となりました。天気予報によれば、横浜の最高気温が前日比-6℃…何を着ていいやら分からなくなります。

そんな季節が逆戻りしてしまったかのような天候の中でも、花の世界は粛々と進んでいます。家の近所にあるポケットパークの木陰に、シャガの花が雨に濡れて咲いていました。

この花は大体ゴールデンウイーク頃に満開になるイメージがありますが、考えてみればそれも2週間ちょっと先のこととなりました。
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♪薄紅色の~…

2014年04月17日 15時45分36秒 | 日記
今日も横浜は夏日に迫るくらいまで気温が上昇しました。こう暑い日だというのに何故かランチにカレーうどんを食べてしまったことが、後になって電車に乗り込んでから悔やまれました…(;´д`)ゞ。

木曜日の職場であるたまプラーザの駅前にも沢山の人が出ていました。桜並木はすっかり葉桜になったのですが、それとは入れ違いに駅前広場のハナミズキが、三分咲き程度ながら花を咲かせ始めていました。

この花を見ると、恐らく日本人のほぼ全員が一青窈の名曲の歌詞を脳裏に思い浮かべるのではないでしょうか。ご多分に漏れず、私も思わず周りに聞こえない程度に鼻歌を歌ってしまっていたのでした(^^;ゞ。
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何なの…?

2014年04月16日 20時24分25秒 | 日記
先日楽器ケースを蹴飛ばされてからというもの、ここ最近いろんなところで、やたらと不遜な人に出くわします。まるで、私の周りに好んで集まってくるかのように…。

意味不明な難癖をコンビニの店員にぶつけてキレる人、自分で調理に時間のかかるものをオーダーしておいて、順番が前後するかも知れない旨を店員から伝えられていながら、後から来た人のものが先に出来上がってキレる人、何人も並んで待っている列にシレっと入り込もうとする人…軽く思い出しただけでも、これくらい見かけてしまいました。

今日くらい何事も無ければいいな…と思っていたら、やっぱり出会ってしまいました。しかも実害のある感じで…。

出勤途上の電車の中での出来事でした。私が乗り込んだ始発の各駅停車の電車はガラガラに空いていて、見回しても誰も立っている人はいませんでした。

発車して幾つかの駅を過ぎたところで、ふと気付くと座っている私の目の前に、歳の頃なら60くんだり70デコボコといった感じの、ヒョウ柄のスプリングコートを着て、指の折れそうな巨大なトパーズの指輪をしたヲバチャンが立っていました。

実はその時点でも周りにはかなりの空席があって、そのヲバチャン以外に立っている人は誰もいませんでした。それでも、まあ好きで立っているんだろう…くらいに思って、楽譜をペラペラめくって眺めていたのですが、何処からともなくブツブツと何やら呟くような声が聞こえ始まりました。『?』と思っていたら、何と発信源は目の前のそのヒョウ柄ヲバチャンでした。

『何だろう?』と思いながらしばらく聞き流していたのですが、段々とその呟きがボリュームアップしてきました。それを聞いてみたら…

「まったくもう、私がここに座るはずだったのに、先に勝手に座っちゃってしらばっくれてんだから、最近の若い人ったらホントに…」

…(゜Д゜)ハァ?

聞いてみると、どうやら途中から乗ってきたヲバチャンが、まるで私が座っている場所をリザーブしていたかのようなことを、聞こえよがしに延々とブツクサ言っていたのです。

イヤイヤイヤ、私は始発で乗ってここにいるのに…。そう思いながら、それでも座る場所ならあちこち空いていたので、尚も知らん顔して放置しておきました。そうしたら…

「やれやれ厚かましいこと。目上の人間を敬うってことを知らない人はこれだからマッタク…(`へ´メ)」

ことここに至ってさすがに聞くに耐えなくなってきたので

「貴女ねえ。何が言いたいんだか知らないけど、ここはロマンスカーと違うんだから、元々席の予約制度がない車両ですよ。お静かになさいまし。」

と一言申し上げました。すると

「何よ!それが目上の人に対して言うことなの?!」

と返してきたのです。

私 : 「あのですねぇ、『目上の人』というのは、会社の上司とか先輩方に使う言葉です。初対面の貴女に対して使うなら『年上の人』ですよね。」

女 : 「屁理屈はいいのヨ!私がそこに座るんだから、とっととどきなさいヨ!!」

私 : 「屁理屈ではございません。日本語の用法として申し上げております。」

女 : 「何でもいいのヨ!どけったらどきなさいってば!!」

ここで一昔前の血気盛んな私だったら「あ"!ざけんな(*`Д´)ゴルァ!!」と怒鳴り散らすところですが、さすがに不惑を越えてまでそんなことをする気にもなれないし、仕事の前にそんな労力を費やすのも無駄なので

「貴女ねぇ…かつては貴女にも『花も恥じらうお年頃』があったのでしょう?それが一体いつ、何処でそんなにも擦れてしまわれたんですか?何でしたら、可能な限りお話伺いますよ…。」

と言い返してやりました。

言われた相手は、私の返しが予想外だったのか、始め鳩が豆鉄砲喰らったみたいな顔をしていました。しかし、二の句が継げなくなったことに加えて、自分が黙った途端に静まり返った車内のシラけた空気に気付いて耐えられなくなったのか、「フンッ!ε=(`へ´メ)」と昭和な鼻息を吹くと、悔し紛れに目の前に置いてあった私の楽器ケースを蹴飛ばそうとしたのです。

しかし、その蹴りに入るまでのストロークが余りにも分かりやすかったので、間一髪ケースをヒョイ!と持ち上げてやったら、思いっきり空振りに終わりました。それを見て周りの乗客がクスクス笑いを堪えていたのが耐えられなかったのか、そのヲバチャンはジャイアンでもしないようなドタドタしたガニ股の足取りで隣の車両に移っていきました。

こういういい歳して堪え性のない人達だって、生まれた時からこんな他人に嫌悪感を与えるようなことは無かったでしょうに、一体何処でこんな風になってしまうのでしょうか?そしてもしかしたら、これからその年代に近づいていく私達の世代も、やはりこんな下品になってしまうのでしょうか?

勿論そんな人間になる気はさらさらありませんが、気をつけておくに越したことはない…と思わされた出来事ではありました…。
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百華の王

2014年04月15日 19時46分11秒 | 日記
今日も今日とて、春らしい麗らかな日和に恵まれました。こう陽光が暖かくなると、通勤時のバスの揺れと相俟ってどうしようもなく眠くなります(ρд-)zZZ。で、ふと気付くと、バスが私の降りるバス停に停まっていたりしてΣ(゜ロ゜ノ)ノ!慌てて降りるε=(ノ‥;)ノ…ということが、今までに幾度かありました…(^^;ゞ。

それはさておき(…)、二宮町の教室の近くの近くに、立派な薄紅の牡丹の花が咲いていました。花の直径は目測で15~16㎝と、牡丹としては若干小振りではありますが、それでも遠くからでも一目見て分かるほどの存在感を放っています。

長唄の《連獅子》の詞に『其、牡丹は百華の王にして、獅子は百獣の長とかや…』とありますが、こうして見ると正に『百華の王』の面目躍如といった美しさを誇っています。これで胡蝶が戯れ遊んでいてくれたら完璧なのですが、さすがになかなかそこまで恵まれたシチュエーションには出くわさないものです(というか、そんなシーンに出くわしたところで、写真撮影するのがますます難しくなるだけなのですが…)。

ソメイヨシノが散ってすっかり葉桜になっていますが、むしろこれからが正真正銘『百花繚乱』の季節になります。楽しみな季節になりました。
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トマゾ・アントニオ・ヴィターリのシャコンヌ

2014年04月14日 17時18分10秒 | 音楽
昨日、久しぶりにCDを買いました。タワーレコードでポイントカードを見てみたら、以前CDを買ったのが去年の秋だったので、半年以上CDというものを買っていなかったようです…。

ヴァイオリンを弾く人であれば、恐らく中上級クラスになるとほぼ全員が取り組む曲の中に《ヴィターリのシャコンヌ》というものがあります。これは17世紀後半にボローニャで生まれたトマゾ・アントニオ・ヴィターリ(1663~1745)という作曲家兼ヴァイオリニストが作ったものとして伝えられてきました。しかし、実際に楽譜を買ってきて弾いてみるとわかるのですが、まだバロックヴァイオリンという旧タイプの楽器が主流だった時代の作品にしては、やたらゴテゴテしていて小難しいのです。

それもそのはず、実は現在《ヴィターリのシャコンヌ》という名前で出回っている楽譜は、かの有名なメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を献呈された19世紀のヴァイオリニストのフェルディナンド・ダーヴィッド(1810~1873)によって、より自分にとってカッコよく聞き映えのするように改竄されたものなのです。

17~18世紀にかけて作曲されたバロック時代のヴァイオリン音楽というものは、特に19世紀に入ってから、名手達がそれぞれに己の腕前をより効果的に披露すべく、至る所に自分なりの勝手な手心を加えられてしまうという悲劇に見舞われることが少なくありませんでした。この作品も、その一つといっていいと思います。

細かい話はさておき、学生時代にバロック時代の作品を中心に勉強してきた身として、実は私はこの曲があまり好きではありませんでした。勿論、ともすればバッハやベートーヴェンといった名だたる巨匠の陰でこの作品が消えていってしまったかも知れない中で、ダーヴィッドが改竄したことによって図らずも人々から忘れ去られずに今日まで生き延びることが出来たというメリットもあると思います。しかし私はこの曲を聞く度に、何だか『本来はこんな曲のはずがない』という思いが頭の隅にずっと引っ掛かったまま、モヤモヤしっぱなしだったのです。

ところが昨日、こんなCDを見つけました。通常の《ヴィターリのシャコンヌ》はグランドピアノの伴奏をバックにモリモリとヴィブラートをかけたヴァイオリンが弾きまくっているものばかりなのですが、このCDでは全員が古楽器を使用してていて、楽譜も南ドイツのドレスデン・ザクセン州立図書館に収蔵されている《トマゾ・ヴィタリーノの変奏曲》という古い手書きのオリジナル楽譜を使って、バロックヴァイオリン独奏とオルガン伴奏で演奏しています(因みに、先程登場したフェルディナンド・ダーヴィッドは、この楽譜を基に改訂版を作ったと言われています)。

これを聞いて思ったのは『こんな曲だったらいいな』ということでした。はっきり言って、現在流布している楽譜のバージョンは本当に好きになれないのですが、これなら『弾いてみたい』と思えたのです。

それに、このCDを聞いて、改めてこの曲の面白さを再認識することができました。本来シャコンヌという作品は《ラ・フォリア》と同じく、一定の音型を繰り返す執拗低音というベースラインに乗せて高音部が変奏を展開していくので、殆ど転調をしません。しかしこのシャコンヌは、基本的にはト短調というマイナーコードで進んでいくのですが、それだけでじっとしていないで途中でいろんな調に転調していきます。それこそ、ひとつの音を軸足にして「そっちに行くんか~い?!」と言いたくなるようなちょっとブッ飛んだ方向へ転調してくれますが、例えばヴィヴァルディも、有名な《四季》の《秋》の第2楽章で「オイ~…!」という転調をしているので、そういった意味ではあながち無いことではないのだろうと思います。こんなにも自由度の高い先人の作品を見て、もしかしたらダーヴィッドもテンションが上がってしまったのかも知れません。

果たしてこのオリジナルバージョンの楽譜というものが世に出回っているのかどうか定かではありませんが、発表会が終わったらあちこち探してみようと思います。

このCDにはトマゾ・アントニオ・ヴィターリの他にも、彼の父親であるジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリの作品も収録されています。日本語の解説も入っていますので、興味のある方は聞いてみて下さい。


《『ヴィターリのシャコンヌ』を、作曲したのは…?》

アンサンブル・クレマチス(古楽器使用)
Ricercar(リチェルカール)レーベル  MRIC326


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知る人ぞ知る特産品

2014年04月13日 16時06分05秒 | 日記
今日は旧友と再会するために海老名に来ました。実際には午後に会う予定なのですが、折角久しぶりの再会だから、何かお持たせを…と思い立って、昼前頃から海老名駅周辺でいろいろと物色することにしました。

何にしようかとあれこれ迷ったのですが、たまたま通り掛かった店先にイチゴが並んでいたのを見て『!』とひらめき、そのままAEONに向かいました。

あまり知られていないかも知れませんが、実は海老名市は苺の生産量が神奈川県で第1位なのです。海老名駅から南に下ったところには、苺農家が連なる『ストロベリーロード』なる通りも存在し、6月頃までイチゴ狩りや苺の直売も行われています。

生の苺だけでなく、苺を使った商品もいろいろと開発されているのですが、その中でもユニークなのがこの《いちごわいん》です。そう、文字通り苺で作ったワインです。

葡萄から作るワインと製造工程は殆ど一緒なのだそうですが、頂くとイチゴの爽やかな甘酸っぱい香りが鼻に抜けていって、不思議に美味しいワインです。アルコール度数は9%と、普通のワインと比べると相当軽いフルーツワインなので、油断しているとスイスイ呑めてしまって危険です(^^;。特にソーダで割ると危険度アップします(^^;;。プレゼントした友人には、結構喜んでもらえたようで、何よりでした。

ワインの他にも、同じく苺を使った《いちご酢》があり、5月にはいちごわいんを使ったソーダも商品として発売予定だそうです。詳細は海老名市商工会議所のHPに載っていますので、検索してみて下さい。
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フォントって大事です…

2014年04月12日 21時46分32秒 | 日記
今日は殆ど家から出ずに、ヴィヴァルディの練習とデスクワークをしていました。その後、とりあえず夕食の買い出しをしに、近くのスーパーに出かけました。

昨今、朝食以外はすっかり自炊をサボっている身としては、どうしても簡単に済まそうとして出来合いに頼ってしまいます。味噌汁もその一つで、よくこういう『お湯をかければ出来上がるヤツ』を買ってしまいます。それでも…言い訳がましくなりますが…一人分の味噌汁を沸かすよりも、こういうものの方がよっぽどまともにお出汁が効いていて美味しいのです(汗)。

そんなわけで、今日もEazyな方向に流れるべく(オイ…)売場に向かって商品を手に…取ろうとしたのですが、そこにこれがありました。

書いてある内容自体には何の問題もないのですが、使われているこの字体は、どちらかと言うと恐怖画像やホラー映画の宣伝に使われるようなものではないでしょうか?

ごぼうの味噌汁そのものにはとても興味を惹かれたのですが、如何せんこのフォントを目の前にして余計なことをしばらく考えた揚げ句、何となく気が乗らなくて結局別のメーカーのものを買ってしまいました。

商品というものは、中身の良し悪しが第一なのは勿論ですが、こうして見ると存外見た目も大事なものだ…と、改めて考えさせられたのでありました。
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今日の《cafe32゜F》

2014年04月11日 17時36分36秒 | 日記
ここ2、3日の暖かさに桜の花も終盤戦に差し掛かり、徐々に葉桜の様相を呈してきました。これからは入れ代わりに八重桜が咲き始めるので、それはそれで別の楽しみがあります。

そんな春の陽気に誘われてランチを頂くことにしました。ある意味個人的に定番化してきたアボカド・ベーコン・チーズのトーストサンドです。本当は違うものにしようと思っていたのですが、お店に入った途端にベーコンを炒める香ばしい香りに鼻を刺激されて、誘惑に負けました…_| ̄|○。

お店に入ってくる陽の光の柔らかさを感じながら、いつものように美味しいコーヒーと共に堪能しました。
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こんなんじゃあ…

2014年04月10日 15時05分16秒 | 日記
一頃に比べると、携帯電話に纏わるトラブルというものが声高に叫ばれなくなってきたように思います。だからと言って、では現在はマナーが向上したのか…と言えば、残念ながら決してそうではありません。

今日も今日とて出勤途上の小田急線の車内で、またしてもこんな光景に出くわしました。年端もいかない学生風情ではなく、どう見てもいい年回りの大人が人目も憚らず携帯電話でペラペラと喋り散らかしています。何か緊急の連絡か…と思いきや、漏れ聞こえてくる会話内容は、いたってくだらない世間話の連続です。

しかも、彼の後ろの窓にシールが貼ってありますが、そこに書いてあるのは…

『携帯電話はマナーモードに設定し、通話は御遠慮下さい。』

そう、このヲッサンはよりによって、携帯電話マナー喚起の注意書きの真下で通話しているのです。呆れてものも言えないとはこのことです。

私はたまに、聞こえよがしに電車内で携帯電話でバカ話をしている女子高生を注意したりするのですが、いい大人がこんなんじゃあ、おちおち子供達の注意も出来やしません。

電車やバスといった公共交通機関を利用するにあたっては、ある程度の行動の自由というものが保障されていますが、だからといって何でもしていいわけではありません。耳障りな携帯電話での通話や、臭いが拡散する車内での食事やメイクといった行為は、空間を通じて不特定多数の人に不快感を抱かせるものです。

かつての日本人が等しく持っていたはずの『公共の場における立ち居振る舞いと矜持』というものを、今一度大人から鍛え直す必要性が高まっているように思えてなりません。自戒の意も込めつつ、改めて考えたいと思ったのでした。
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懐かしい作業

2014年04月09日 19時15分39秒 | 日記
昨日は若干ギスギスした内容になってしまいましたので、今日はちょっとほっこりするような内容にしてみました(^^ゞ。

我が家の近くに畳屋さんがあるのですが、今日横を通り掛かったら、紙が剥がされて桟だけになった障子が干してありました。何だろうと思って聞いてみたら、障子紙の張替えの依頼があったのだそうです。

ちょっと驚きました。私の幼少期、障子の張替えなんていうものは自分達でやるものであって、他人様に頼むようなことではなかったからです。でも畳屋さんが仰るには、畳替えの依頼が激減している昨今にあっては、障子や襖の張替えという本来の仕事とは掛け離れたようなことも請け負わないと乗り切れないような時代になってきたのだとか。

昔、私がまだ実家にいた頃、普段だったら障子を破くと母に物凄く叱られたものですが、張替えの時だけはおおっぴらに破いてよかったので、桟を壊さない程度に思いっきり手を突っ込んで端から破きまくりました。その後、余りご飯で作った糊を刷毛で桟に塗って新しい障子紙を張り、霧吹きで少し湿らせて陰干しすると、徐々に乾いていきながら障子紙がピンとなります。真新しい障子紙を張った障子を元の窓際に戻すと、真っ白な障子紙に陽の光が当たって実に清々しく見えたものでした。

アパート暮らしの現状では望むべくもありませんが、こういう和的なものに囲まれた生活というものにも、歳と共に憧れるようになってきました。こうした文化は、これからも廃れずにいてほしいものです。
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犯人逮捕!!

2014年04月08日 20時50分26秒 | 日記
先週火曜日、私はバス停でバスを待っていたら、到着したバスから降りてきたヲバサンに楽器のケースを蹴り倒されました。その場でヲバサンの身柄を確保した上でケースを開けてみたら、何とヴァイオリンの音声伝導のための大切なパーツである駒(こま)が割れてしまいました。

そのことをケースを蹴った当人に認識させようとしたのですが、犯人はその場から逃走してしまった…ということを、先週のブログに載せました。ところが、一週間経った今日、事態は急変しました。犯人を捕まえたのです。

今日も教室に向かうためにバス停でバスを待っていました。『あれから、もう一週間経ったんだなぁ…』とぼんやり考えていた私の前にバスが停まり、人が降りてきました。そうしたらその一団の中から、何とあの楽器ケースを蹴り倒したヲバチャンと姦しいその仲間達が出てきたではありませんか!

ここで会ったが百年目!!とばかりにそのヲバチャンの前に回り込んで進路を塞ぎ「おはようございます。私のこと、覚えておいでですよね(`v´メ)。」と声をかけました。私の顔を見て『あっ?!』という顔をして逃走しようとしたヲバチャンの身柄を、ちょうどソイツが袈裟懸けにしていたバッグの肩紐を掴んで確保し、そのままバス停前にあるコンビニの壁際に連行して割れた駒を見せながら、じっくりと話をつけることにしました。

他のヲバサン達が遠巻きに見守る中、退路を断たれたヲバンは観念する…のかと思いきや、突如開き直って「知らない」の一点張りを始めました。しかしこちらとしても、何しろ駒を直してもらうためにわざわざ朝イチで渋谷まで電車賃をかけて行って、しかも結果的に新調したことで¥10、000近く実費がかかっているのですから負けてはいられません。状況証拠を積み上げながら、棒倒しのように徐々に徐々に攻め込んでいきました。

ところがこのヴァヴァアは認めるどころか、遂には逆ギレし始めたのです。しかし…実はこれも計算の内でしたψ('ー'*)。

あまりに声高にヴァヴァアが激昂しだしたので、コンビニのオーナーさんが店から出てみえました。それを見たヴァヴァアは『我が意を得たり!!』みたいな顔をして、自分が不当に拘束されて迷惑を被っているから、コイツ(=私)を警察に突き出してくれ!とオーナーさんに懇願し始まりました。形勢が有利と見たのか、それまで遠巻きに見ていた他のヴァヴァア達も加勢に入って私を攻め立て始めました。

真っ赤な顔をして喚き立てているヴァヴァアを制してオーナーさんが「どういうことですか?」と聞いてみえたので、私から事件のいきさつをお話ししました。そうしたらオーナーさんが

「あぁ、そのことなら、うちの店の防犯カメラに一部始終が写っていましたよ。皆さんが靴脱いで手に持って走っている顔も一人一人ちゃんと分かりますし、何でしたら見てみますか?」

この一言が強烈なアッパーカットとなり、ことここに及んで遂にこの厚かましいヴァヴァア達は、他人の財産を破壊した上に逃走を図った己の卑劣な所業を一斉に認めざるを得なくなり、その場はまるでお通夜のように静まり返ったのでした。

実はこのことには事前の根回しがありました。先週火曜日の事故直後に、このオーナーさんにお願いして防犯カメラに写っていないか画像を見せてもらおうと思ったのですが、肖像権のこともあるので部外者には見せられないと断られてしまいました。

それならせめて、犯行現場が写っていないか確認だけでもしてもらえないか聞いてみたところ、それなら…ということで画像を見て頂いたらバッチリ写っていたということでしたので、もし犯人を見つけたら立証して下さい…とお願いしてあったのです。

数分前までの勢いは何処へやら、すっかり意気消沈したヴァヴァア達は、一人一人私に向けて詫びの言葉を述べると、私が見せた楽器店の領収書の額に驚愕しながらも、渋々実費全額を弁償して、改めて頭を下げてから肩を落として去っていきました。

それにしても、靴を脱いでまで逃げたのであれば、何でまた一週間後にわざわざ同じバス停で降りてきたのでしょうか。そこまでしたならもう少し用心して、しばらくは一つ前のバス停で降りるようにするとか、乗るバスの時間をずらすとかして、私と遭遇しないようにすればいいものを…。

恐らく、先週逃げおおせたことによってすっかり安心しきってしまったのでしょうが、天網恢々疎にして漏らさず、世の中そんなに甘くはないということを、あのヴァヴァア共には実感してもらえたのではないかと思います。

無用な出費を取り戻すこともできたし、先ずはめでたしめでたし(^0^)V。
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花筏

2014年04月07日 18時36分08秒 | 日記
こちらは隅櫓(すみやぐら)付近です。

折からの風に吹かれて舞い散った花びらが次々とお堀に降り注ぎ、水面のあちこちには御覧のように花筏(はないかだ)が沢山浮かんでいました。

それにしても、こうした光景に《花筏》という美しい名前をつけた先人のセンスは実に偉大です。そんなことを思うと、日本人に生まれてきて本当によかったな…としみじみと実感します。

徐々に暮れていく春の宵空の下、しばし時を忘れて、風に吹かれて流れ遊ぶ花筏の様子に見入っていました。
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まだまだ見頃

2014年04月07日 18時23分38秒 | 日記
小田原の教室に荷物を置いて、とりあえずどのくらい桜が咲き残っているかを確かめに、小田原城址公園のお堀端に向かいました。

結果は御覧の通り、まだまだ見頃です。堀に架かる学橋(まなびばし)の辺りには、まだまだ沢山の市民や観光客が、中空に向けてカメラやケータイを構えていました。
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目立たないけれど

2014年04月07日 16時48分33秒 | 日記
先週末の天候不順に見舞われて、満開だった桜並木も花散らしに打たれてだいぶ花びらを落としてしまっていました。それでも、まあそれなりに咲き残っていてくれてはいますので、もう少しお花見するに堪える状態と言えるでしょうか。

厚木の相模川沿いにある桜並木も満開のピークは越えていますが、それでもまだまだ道行く人達の目を楽しませてくれています。

茣蓙を広げて座ったり、そぞろ歩いたりしている人達は、皆一様に頭上を見上げながら談笑したり行き交ったりしています。確かに覆い被さるように花のアーチが続いている光景は何とも美しいものですが、私はどうしても、こんな風に幹から直接咲いている数輪の花に、どうしても目がいってしまいます。「枝先に咲いて注目を浴びている花もあんたたちも同じ桜の花なんだから、目立たなくても精一杯咲くんだよ…」と、つい呼び掛けたくなるのです。

晴れ渡った空の下、真新しいランドセルをカタカタいわせながら、新一年生が次々と桜並木を通り過ぎていきました。
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ライブ

2014年04月06日 20時26分15秒 | 日記
今日も関東地方は不穏な天候になりました。何しろ午後には、雷鳴と共に雹が降り出しましたから…。

そんな中、今日はちょっと変わったところに来ました。ここは相模原市、小田急線の駅でいうと相模大野の一つ隣の小田急相模原駅にある《T☆ROCKS》というライブハウスです。今日はここで愛川町のシンガソングライター・未来あいこさんのライブでピアノとヴァイオリンのサポートプレイをするためにやって来ました。

地下にあるスタジオはあまり広くはないのですが、なかなかいい雰囲気のライブハウスです。何しろ分煙なのが助かりますε=(x。x;)。

それにしても、リハーサルで久しぶりにいろんな曲をやったら、『ちゃんと覚えているかな?』と不安だった曲の方が意外と覚えていて、『大丈夫でしょ』と思っていた曲の方が危なっかしい感じでした。やっぱりリハーサルって大事です…(-_-;)。
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