今日は日中は晴れて、気持ちのいい秋晴れとなりました。今日は高学年の子どもたちのデイキャンプだったのですが、晴れ渡った青空の下で楽しめたようでした。
さて、今日は放課後子ども教室がある日でした。子どもたちは宿題をしたり音読をしたりして勉強した後、折り紙を折ったり、先生が工作用紙で用意してくださったキットを使ってサイコロ作りをしたりと、かなり楽しんでいる様子でした。
そうこうしているうちに帰りの時間となり、子どもたちに片付けをさせて着席させました。そして帰りの歌を歌うことちしたのですが、先週まで歌っていた《ゆりかごのうた》から一転して、今日からは《もみじ》を歌うことにしました。
《もみじ》は、高野辰之作詞、岡野貞一作曲の唱歌です。1911(明治44)年に、『尋常小学唱歌(二)』の中で発表されました。
この時期、校内の木々も色づいてきていて、正に赤や黄色の色様々な光景が見られるようになっています。この期を逸するとなかなか手が出せないような歌でもありますから、思いついて替えてみました。
そして、前回の『ゆりかごクイズ』に引き続いて、今回も『もみじクイズ』を出題してみました。
問題:モミジはどれでしょう?
①
②
③
③
正解は…
①のイロハモミジでした。因みに
②はハウチワカエデ
③はツタです。
モミジとカエデの区別は、ざっくり言うと
葉の切れ込みの深さの違いで分けられています。上の図の左側の切れ込みの深い方がモミジ、右側の切れ込みの浅い方がカエデと呼ばれていますが、植物分類学上はどちらもカエデ科カエデ属の植物です。
そんなことも伝えながら、教室の最後に子どもたちと《もみじ》を合唱して終わりました。その後で校内にもモミジの木があることを伝えてどこにあるか探してみるように言ってみましたが、さて、子どもたちは見つけられるでしょうか…。
そんなわけで、今日は《もみじ》をお聴きいただきたいと思います。よろしければ子どもの頃を思い出して、一緒に歌ってみてください。