生きていると、よく『重なるときには重なるもので』ということがあるものです。今日、正にそれがありました。
朝方、ふとメールチェックをしていたら、先日会合に参加した県央音楽家協会の主催の方からメールが来ていました。早速開けてみると、今年の9月8日に開催するガラコンサートで私が演奏する曲目が決まったというお知らせでした。何かと思ったら、モーツァルトの《フルート四重奏曲第1番ニ長調》全曲に決まったのです。
ん?フルート四重奏曲…?
なんとまあ面子と場所こそ違え、6月に加えて9月にもフルート四重奏曲を手掛けることとなったのであります。
6月はロッシーニをはじめとした割りと玄人好みな作品を取り上げますが、モーツァルトのフルート四重奏曲は、たとえ曲を聴いたことがなくて「?」となっている人でも、フルートの出だしのメロディを聴いた途端「!」となれるような超有名曲です。
ということは、どういうことか。
ハイ、『有名な曲 = 大概の方が聴いたことがある = 何か事故があってもごまかしがきかない』ということです。これは大変なことなのであります。
論より証拠、まずはモーツァルトのフルート四重奏曲第1番を御堪能下さい。
さぁ、先生は頑張るぞ!!
W.A. Mozart: Flute Quartet in D major, K.285 (Score video)