にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
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夏休みへ

2011-08-03 00:18:39 | Weblog
八月に入り私も夏休みとなりました。
次の仕事はダニエル・ハーディングさんとの軽井沢第九から。
いくら軽井沢とは言え真夏の第九はきついだろうとは思うのですが。
現在の関東地方の気温などから考えて意外と涼しいかな、などと勝手に思っている次第。
しかし演奏するのが第九、しかも指揮がハーディングさんですから涼しい顔をして演奏出来る訳も無く。
きっと汗だくだくで二日間、本番をやる事となるのでしょう。
でもハーディングさんも久しぶりですので期待してしまいます。
実を言うと、もう東フィルには来てくれないのではないかとも思っていましたので。

先月いっぱい仕事をしていた訳ですが。
最後は「アジア音楽祭」の「指揮者は作曲家」というコンサートが文京シビックホールでありました。
日本人3人、台湾から女流作曲家が一人、シンガポールから一人。
計5人がそれぞれの自作曲を指揮。
作曲家も自分の指揮で演奏できるような曲を持ってきてくれたようでして。
複雑な変拍子も少なく、こちらも演奏していて楽しくなりました。
まあ、神経は使いましたけど。
でもそれぞれの作品の個性が際立っていましたので面白い演奏会でした。

ただ日本人の作品は似たような傾向が感じられました。
基本的なテンポが非常に遅い。
躍動感はあまり無い、その代わりに感情を刺激するような音がある。
二つの作品ではソロに「笙」が使われていて、それぞれ男性と女性のソリストが何ともいえない雅な音を奏でてくれました。
あれだけむら無く長い息を使えるのが信じがたく。
日々の鍛錬の賜物であろうと、感心させられました。

そんな演奏会の前には題名のない音楽会の収録もありました。
春に続き「歌ってみましょう」の第2弾とクラシック音楽を題材にしたクイズ「耳-1グランプリ」の2本撮り。
実に楽しい収録でした。

歌ってみましょうは素人さんたちが東フィルをバックに思い切り歌を歌うという、贅沢な企画。
オペラばかりでなく千の風に乗ってやフニクリ・フニクラなどもありまして。
年齢も小学生から77歳の年配まで。
実に様々な皆さんが歌ってくれました。
本番での彼らの歌はリハーサルまでとは別人のように素晴らしく驚かされる歌声ばかり。
放送は秋です、楽しみにお待ちください。

もう1本はイントロクイズ、超ウルトライントロクイズにエンディングクイズ。
音楽間違い探しなどなど。
難問奇問に挑んだ題名おなじみの回答者の皆さんの悪戦苦闘ぶりが面白い。
収録中、オケもお客さんも抱腹絶倒。
笑い疲れた収録となりました。
こちらも秋に放送されるそうです。

などという仕事も一段落して夏休みを満喫している所です。
今日はサントリーホールでアジアフィルの本番もあったのです。
今年は参加していないこともあり聞きに行く事もしませんでしたが。
TwitterやFacebookへの書き込みをみるとなかなかの盛り上がりだそうです。
参加したかったな。


そうそう、この夏休みの最中に健康診断があるのです。
これが、難物だな。

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