にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

明日は

2005-05-30 23:44:55 | オーケストラ
明日はサントリー定期の本番であります。
今日まで3日間の練習で仕上がりは順調といった感じではありますが中の一曲「プロコフィエフ・ピアノ協奏曲第3番」が難しくて苦労します。プロコの曲はどれも演奏技術を要する曲ばかり、でもこの3番の協奏曲は特にオケのパートが難しくて。軽やかに美しく飛び回るように弾かなければならず、音楽をする喜びを全身で表現しつつ苦労は微塵も表に出してはならず。ああ難しい!
ツァラトゥストラという曲は難しい曲ではあります、しかし他のR・シュトラウスの曲と同様に一種独特の高揚感に包まれると意外とするっと弾けてしまったりするのです。作曲者がオケを知り尽くしている事も大きいのしょう、この時代の交響詩の作品群は演奏者にとって弾く喜びをビリビリと感じさせてくれます。学生時代に弾いた「英雄の生涯」のおかげで今の自分があるといっても過言では無い程、それだけ強烈なオケ体験をさせてくれるのです。明日もきっとそんな喜びを体験させてくれると思います。

命に代わる物は

2005-05-30 23:07:49 | F1
昨日のヨーロッパGPの最終ラップでのライコネンのアクシデントについてはあちこちのブログでも同じ趣旨の書き込みを見る事が出来ました。もう一つのブログにも同様の趣旨の書き込みをした所トラックバックして下さった方がいらっしゃいました。そちらのブログを見てびっくりしたのですがまったく同じ意見が書かれていて、また他の多数の方も同様のコメントを寄せられていましたね。やはりタイヤと予選のレギュレーションは早急に改善してほしいもの。FIAは安全性を理由に空力関係のレギュレーションを毎年のように変更してきましたが、今回のタイヤやエンジンのレギュレーションはコストダウンが理由だったり人為的に車の性能を拮抗させるための変更です。昨日のレースで明らかになったようにこのままではドライバーが危険に晒される事態に、またエンジンを大切にするあまり観客の期待を裏切るかのように全然コースを走らない車が如何に多い事か。ファン不在の改革、人命軽視の改革を続けているとファン離れが本当に起きますね。日本のプロ野球みたいにならない事を祈ってます。

今日は先代貴乃花が亡くなったとニュースが伝えていました。
私が中学生の頃のヒーローでした、あの体で頑張る姿に胸を熱くしてテレビの前で応援していたものです。あまりに早い死です、ご冥福をお祈りします。

レースは危険な程面白い?

2005-05-30 00:01:00 | F1
今日のヨーロッパGPは善くも悪くも今年のレギュレーションが演出した面白くもエキサイティング、かつ危険な香りも漂うレースでした。タイヤは1セットのみという規則が最後の最後になってとんでもないどんでん返しを演出してハラハラドキドキのレースになりましたね、ファイナルラップのあの瞬間思いっきり声をあげてしまいました。どんでん返しは面白いけれど危険な場面でもありました、あきらかににパンクしていない限りはタイヤ交換が出来ないと言うのは今日のような危険な場面も作り出します。ドライバーが危険に晒される事態は避けたい物ですね、今年のレギュレーションは上手く出来ているようでしかしレースの基本的な部分に干渉し過ぎているようにも感じます。新しい予選もしかり今日のレース結果を導いたタイヤのルールも。純粋なレースを見てみたい物です。人為的に面白く作ったレースを見ているようで時々興ざめにもなってしまいます。

琢磨君はスタート直後のアクシデントが全てでしたね。次のレースに期待しましょう、ひとつづつ前進して行ってほしいな。焦らずに。