クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

日展作家の丹精な自己表現

2013年01月26日 18時27分58秒 | 美術展
日展、今年も昨日見にいきました。
2月11日まで愛知県美術館で開催されている 「 第44回 日展 東海展 」 です。

会場には、美術を愛する人たちで溢れています。

様々なモチーフに触発された、様々な作家の生きている鼓動が一つ一つの作品から聞こえてきます。
いずれの作品も素晴らしいものばかりで、1点1点、じっくり見ていくと、こちらの神経がまいってしまいそうです。

丹精を込めて創り出された作品群からは、作家の凛とした自己表現の思いが感じられて心地よいものでした。
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おかあちゃんの言うとおり動かないかん

2013年01月26日 18時15分53秒 | 日記
『 おかあちゃんの言うとおり、動かないかんもんなぁ。 』 と、見知らぬ紳士が私に声をかけます。

今日行ったスーパーでの駐車場でのこと。
車を降りる私に、声をかけます。

年のころ、私より5つぐらい上でしょうか。

一人でエコバッグを持つ私は、おかあちゃんの命令のなすままの男に見えたんでしょうね。
まぁ、それは事実なんですが......。
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堀尾一郎さんが紡ぐ鎮魂歌

2013年01月25日 19時48分24秒 | 美術展
「 葬送の海 」 、 「 津波が来た日 」 。

希望の光の帯が、画面の左から右へ真っすぐに鋭く射ぬきます。
堀尾一郎さんが描く鎮魂歌。
そのいずれにも、希望と明日の朝陽を注ぐ、画家の祈りの鎮魂歌です。

「 ロシア・イタリア・イコンの旅 」 展は、27日(日)まで、名古屋伏見の電気文化会館ギャラリーで開催中です。
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中川幸作さんが描きだす東海の芸術家101人

2013年01月25日 19時40分54秒 | 写真展
ノリタケの森ギャラリーでは、今、中川幸作さんが撮り出した101名の東海の芸術家が躍動しています。

美術、音楽、オペラ、舞踊、伝統芸能、演劇と、あくなき芸術家の肢体を求めた作品群。

早瀬百合子さんが彫る祈りを奉げる指の力と表情、山田昌さんのリアリティ溢れる人柄の描写。
芸術家たちの荒い息づかいが聞こえてきます。
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小林亮介さんが捉えた永遠の眼差し

2013年01月25日 19時22分57秒 | 写真展
名古屋のガレリアフィナルテへ行ってきました。
つい先日、中日新聞で紹介された 「 展開する風景 」 展を見るためです。

『 私にとっての制作行為は 「 自己確認 」 であるとの思いをますます強くしています。 』 と語る小林亮介さんは、名古屋造形大学の若き学長さんです。
1955年のお生まれで、今57歳。

会場に入って目の前に広がる4枚の写真の世界。
一枚を、およそ1,000ショットで構成するという風景。

目の前の世界を、一点から眺めた300ミリの望遠レンズが切り取る夥しい数の光景が、がっちりと組み合わさっています。
3次元の自分の前に広がる世界を、ぎゅっと高彩度、高密度に捉えた写真映像が確かな存在感を際立たせます。

『 今、気付いた。 』 と言う小林さん、それは 『 片目をつむって、写真を見れば、奥行きが拡がる。 』
そうですよね、私も片目をつむると、ある地点の先に、ぐっと向こうの世界が見えてきます。

小林亮介さんの自己の存在の主張、自己の存在の証。
いずれをとっても、人それぞれの生き方に対する結論なのでしょうか。
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