クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

第三回名古屋大学写真部OB会有志展が明日から始まります

2019年05月27日 19時04分32秒 | 写真展
明日から名古屋の市民ギャラリー栄で、第三回名古屋大学写真部OB会有志展が始まります。
今日の午後からは、搬入、飾りつけ。
1名を除いては、今回出展する全員が集まり、飾りつけに精を出しました。
8階で開催する6団体の内、ドンジリでしたが、なんとか16時半頃には作業が終了し、やれやれです。

私が出展するのは、群馬県妙義神社の赤鬼(トップの写真)など、5枚です。
お近くの方、どうぞご来場くださって、ご覧になってください。

第三回 名古屋大学写真部OB会 有志展
2019年5月28日(火)~6月2日(日)
9時30分~18時 ※6月2日(日)は、17時まで
名古屋市民ギャラリー栄 8階 第6展示室
名古屋市中区栄4-1-8 中区役所朝日生命共同ビル(中日ビル東隣)
TEL 052-265-0461 地下鉄栄駅下車12番出口東へ100m
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チンドン祭の華

2019年05月26日 18時16分45秒 | 
私が楽しみにしている祭り、市内の萩原商店街での全国選抜チンドン祭。
今年は53回目、暑い日曜日の今日開催されました。

九州から4チーム、大阪からは8チーム、東京は5チーム、そして地元愛知が3チームと計20チームが覇権を競います。
ベテランチームの口上は、やはり味があります。
対する若手の爽やかな弁舌。
お互い一歩も引きません。

私のオキニ入りのチンドンウーマンは、ずっと長いこと大阪玉の助の玉ちゃん。
そして、今日めっけた東京チンドン芸能社の○○ちゃん。
来年も楽しみ。

トップの写真は、大阪玉の助の玉ちゃん。


東京チンドン芸能社の○○ちゃん

この娘は、どこの所属かな。

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今日から「CAFE & GALLERY DanTe」で、円空仏の写真を展示しています

2019年05月25日 18時24分05秒 | 円空さん
今日から一宮市奥町の「CAFE & GALLERY DanTe」で、円空仏の写真を展示しています。
羽島市中観音堂の鬼子母神や、下呂市祖師野薬師堂の薬師如来など、合計19体の円空仏の写真(A3ノビ7枚、ワイド四切12枚)です。
これまで、どこかで展示した写真ばかりですが、お近くの方、円空仏に関心のおありの方、優しいママさんと楽しくお話をし、美味しいコーヒーを味わいながら、円空さんの笑顔をご覧になってください。

場所:CAFE & GALLERY DanTe
    一宮市奥町大切前71-1
展示日:5月25日(土)~9月28日(土)の毎週土曜日のみ
 ※8月17日(土)はお盆休みになるかもしれません
時間 :10時~17時(オーダーストップ16時30分)

トップの写真は、下呂市祖師野薬師堂の薬師如来。


羽島市長間薬師寺の薬師如来。

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五鈷杵と象の牙

2019年05月25日 18時11分19秒 | 美術展
一宮市の古刹妙興寺が所有する重要文化財「絹本著色仏涅槃図」が公開され、鷹巣純愛知教育大学教授の解説があるというので聴いてきました。
会場となった一宮市博物館には100名近くの観客、すごい人気です。
縦4.3m、横3.5mの大きな涅槃図を前にして、鷹巣教授の解説が、まずは猫と涅槃図の関係から面白おかしく始まります。

涅槃図に登場する主な人物とその行動について解説があります。
なんでも涅槃図には、複数のお経に描かれた情景が、いっしょくたになって1枚に描かれているとか。
登場人物も忙しそうです。

釈迦の服装の裾文様や、爪が長いことまで軽妙に解説。
沙羅双樹の樹は、東西南北それぞれ2本で合計8本が描かれ、各方位の対になる1本は花が咲き、もう1本は枯れているとか。
涅槃図の描かれた状況や、元々の所有者である京都泉涌寺から妙興寺に移った経緯を、涅槃図軸裏貼付墨書5文書と箱銘を読み解きながら推察を交えながら解説は続きます。
最後に、涅槃の意味を。
涅槃は元々梵語のニルバーナの音写で、涅槃には意味が無い。ニルバーナとは寂情であり、文章にすると「安寧(永遠の安らぎ)を得た」である。

私が気になった人物は頭を左にして横になった釈迦の頭の左側2人目、絵の左端にしっかりと表情、上半身が描き込まれた人物。
目は3つあり腕もたくさんありそう。
密教の明王のようで、密教の法具を持ってるようにみえます。
また画面下方の目立つ位置に描かれた牙が2本ある白い象。
私は、牙が有るのはアフリカ象で、インド象には牙が無いと小学校以来ずっと思ってきたので、この象はアフリカ象か?

教授によれば、法具は五鈷杵で特に密教限定と云うわけではなく、魔を除けるためのものである。またこの人物の腕は六臂。
そしてインド象にも、牙はあるとのこと。更に「六牙の白象」という伝説もあるとか。
うう~~ん、正しく理解してないことばっかりです。

象の牙の有無は、家に帰ってネットで調べると、次のようです。
アフリカ象:オス、メス共に牙があり、オスの方が大きい。
インド象:オスは多くの場合牙があり、メスはわずかに痕跡程度の牙を有するか牙が無い。
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キスリングが言う『手の持つ強い生命感』

2019年05月24日 17時59分06秒 | 美術展
好きな画家の一人、キスリングについて美術館学芸員が語るというので、その日2回目の名古屋市美術館通い。
午前中に「印象派からその先へ―世界に誇る吉野石膏コレクション」を鑑賞した時に、昼から講演があることを知り、市内のギャラリー5会場を回ったあと、再度名古屋市美術館へ。
中村暁子学芸員による演題は『女優の瞳に映るもの』。

キスリングが描いた肖像画、モデルになったのは女優のマルセル・シャンタル。
かなり暗いバックに女優の顔が画面の上方に、両手が下方に明るく浮かび上がる肖像画。

紹介されたキスリングの言葉に『人の性格は変えることができても、気質は変わらない、と私は確信しています。』『私が獲得したもの、それは観察する能力であり、それが事物のより秘められた存在理由へと遡及することを、今や私に可能にしているのです。』『私は心理学的な肖像画を描いているのではありません。私は、雰囲気や衣装や肉体の外見や視線と手の持つ強い生命感によって、作中の人物たちを彼らの日常の存在様態の中に置こうとしているのです。』(いずれも、『パリの画家、1924 狂乱の時代のインタビュー』フロラン・フェルス:編著、藤田尊潮:訳註 八坂書房、2015年 pp.84-86)

画家の自信に満ちた洞察の深い言葉には感銘を受けます。
ミーハーの私は、ますますキスリングが好きになりそうです。
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