クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

年をとると、いろんなことが気になる

2016年04月30日 22時04分52秒 | 日記
今日の名古屋市営地下鉄でのこと。

『タバコ、ライターの使用はおやめください。』と貼り紙がしてあったのはとある駅のトイレ。
素直に読めば、「タバコの使用や、ライターの使用はおやめください。」となって「タバコの使用」はちょっと変です。
「タバコ」に「タバコ“を喫うこと”」の意味を込めているのかもしれませんが。

次いで『女性専用列車を始発から“終発”まで運行しています。』と言うのはトーキーによる車内案内放送。
「終発」なんて言うかなぁ。
ポスターには、さすがに「終発」ではなく「終電車」でしたが。

同じくトーキーによる車内案内放送。
次の駅が近づくと、その駅近くの民間会社や公共施設などの案内が入ります。
『〇○○方面は、次でお降りください。』と言いますが、「方面」じゃなく、「〇○○へは、次でお降りください。」と、ズバリ言わないのかなぁ。

いろんなことが気になるのは、年をとった証拠なんでしょうが。
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村若節彦さんが撮る蹴鞠演者の表情動作がなんともいえません

2016年04月30日 21時05分26秒 | 写真展
確かB1サイズ(728mm×1030mm)と言われたと思いますが、ご自身でプリントされた大きな写真が会場の壁いっぱいに連続して展示されています。
私が持ってるプリンターだとA3ノビ(329mm×483mm)が最大サイズですから、面積でいうとその4.7倍もありますから迫力がありますね。

写真に写るのは、古式豊かな服装をした現代人が興じる蹴鞠の世界。
ぐぐっと蹴鞠演者に近づいて撮ってみえるのは写真家の村若節彦さん。
ひらりとした衣装を着込んだ演者の鞠を求める表情、動作が活き活きと捉えられています。
会場におみえになった写真家にお聞きすれば、いつも撮りに行くから顔見知りになり、報道陣席に入れていただけるとか。
写真家としての常日頃の行動も、礼儀正しくされているんでしょうね。
そう言えば私も、「今日は、いい撮影ポジションだな。」と思ったその時に、知らぬ間に報道陣席に入ってシャッターを切ってる時がありました。
まだ瑞穂競技場から出発していた名古屋女子国際マラソンでのことでした。
まぁ、私の場合は勝手に入り込んでいただけですが。

東大寺の大仏のお身拭いのシーンも圧巻です。
大仏の掌や、螺髪の上に乗った僧侶たちの白装束が、大仏の鈍い金銅色に映える様は幻想的です。

会場に置いてあった村若さん作の「蹴鞠」説明書によると、村若さんは京都、奈良、大津へ年10回出かけられるとのこと。
もっとも蹴鞠を演じるのは神社の神官ではなく、蹴鞠を楽しむ団体があって、どこへ行っても蹴る人は同じ人たちだとか。
1400年以上前に仏教と共に日本に伝えられた蹴鞠は、仏教と同じように日本色を強めた形で進展したきたそうです。
鞠を蹴るのは右足だけ、衣装も階級によって色など様々な定めがあるそうです。

村若節彦さんの「けまり写真展」は、明日(5月1日)まで、名古屋市民ギャラリー栄で開催中です。

写真は、村若さんの作品会場で記念写真に収まる私。村若さんにシャッターを押していただきました。村若さん、いろいろとご説明をしていただいて、ありがとうございました。
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キミ子方式なごや「わたしにも描けました展」には、素敵な絵が並んでいました

2016年04月30日 20時10分11秒 | 美術展
にこやかな笑顔が素敵でした。
今日拝見した『第8回キミ子方式なごや「わたしにも描けました展」』。
たまたま受付にみえた女性が私の家に近いとあって、話が弾みました。

会場には、素敵な絵が並びます。
“キミ子方式”に則って描けば絵を描くのが苦手な人でも、素敵な絵が描くことができる。
ぅぅ~~、魔法のようなお話ですね。

私と話をしてくれた女性、後藤伸子さんは、この会に入って先生の指導を受けるようになって、より一層明るくなったそうです。
仲間と一緒に創作活動に楽しく励めることは、生きる力をぐぐっと後押ししてくれるんでしょうね。
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高藤月梅さんが描く書画には、小気味好い線の流れが......。

2016年04月29日 19時58分54秒 | 美術展
『(宙に浮いてるかどうかは別にして、)ぴょんぴょんと躍動感のある動きを表現したかった。』
私が「この魚は、宙に浮いてるんですか?」と2匹の魚を指さして聞いた時の作家の返事です。

『作品の良し悪しさは別にして、私の作品を見て、にこやかな顔をして帰ってもらえればよい。』
いい言葉ですね。

高藤月梅さんが描いた書画。
花に景色に動物に、いずれも小気味好い線の流れと、落ち着いた色合いと明るい色合いがせめぎ合うバランス感が素敵です。

「書画ってなんですか?」という私の初歩的な質問にも丁寧に答えていただきました。
『書を書くようにして絵を描くんですよ。中国の“国画”として、とても盛んなんです。私の先生も中国人です。』

どことなく、和風の趣と少し違う感じがすると思っていたのですが、中国の現代絵といったところなんでしょうか。
不思議な感覚を呼ぶのが、遠近感の表現。
2つの遠近感が混ざってるというか、展示してある多くの絵には2つの遠近感が現れ、リズミカルな雰囲気を高めています。

「高藤月梅書画作品展」は、一宮市玉堂記念木曽川図書館の3F展示室で、5月1日(日)まで開催中です。
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今日入った喫茶店のマスターの時空感が堪らない

2016年04月29日 13時10分50秒 | モーニング喫茶
いろんな喫茶店のマスターがいます。

今日のマスターは、『もう、だぁれもこぉせんから、こっちの席でいいよ。』と一人で入った私に2つある6人掛けの席を進めます。
『今、常連さんが帰ったから。』と、マスターはその理由について話します。

そんなこと言ったって、次から次へと客が来ないと困るんじゃないのかなと思いつつ、6人掛けのテーブルの椅子に座って店内をしげしげと見渡すと、いろんな著名人が描いた富士山の絵(、恐らくはカレンダーか何かを一枚ずつにした)が貼られた壁には、縦に大きな遠藤関の写真も貼ってあります。

マスターは遠藤関のファンかなと訊いてみると、『いやぁ、もうそいういったファン心理を楽しむことは何十年も疎くなっている。私が好きだったのは、もみあげの朝潮太郎だった。』との返事。
続いてマスター、『今の大相撲は強い力士がいないからつまらない。』と一刀両断、ぅぅ~~ん、その時空感が堪らないですね。
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