クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

衛生委員も楽し

2022年01月27日 16時28分45秒 | 町内会
私は、昨年4月から2年間、町内会の衛生委員(正式名称は、廃棄物減量等推進員で、市から任命されます)をしています。
仕事としては、月に4回の資源ごみ回収日に町内のごみ集積所に立ち会って(実際には、3人の当番がローテーションを組んでいるので、平均して月2回の出動)、町内の皆さんが持ち込む資源ごみの分別が正しいかどうかを、チェックします。
朝7時半から1時間、立ちっぱなしでは退屈なのですが、この仕事を初めて10ヶ月目に入り、町内の皆さんと二言三言、話をするのは楽しいことです。
今朝の例で言うと......。

70歳ぐらいの私と同年齢の男性が、アルミ缶をいっぱい持ってきました。全て缶ビールの空き缶です。
「いいですね、お酒を毎日飲めて」
『いやいやこれは、娘の婿さんが飲んだ分なんだよ』

同じく、缶ビールの空き缶を持ってきた、50代の男性。先ほどの方の3倍くらいあります。
「酒豪ですね」
『みんなの飲んだ分だよ』
「でも、お祖母ちゃんは飲まないでしょ」
『いやいや、お祖母ちゃんも皆が集まった時には、飲むんだよ』

また、80歳くらいの男性が、ビニル袋に入ったらせん状の金属杭を10本ほど、重そうに両手に抱えて持ってきます。
『もう年だから、ハウスができないから』『渦を巻いてるから、抜くのが大変だった』
「お仕事で、野菜を栽培してみえたのですか?」
『いやいや趣味で』と言いながら、もう少し、続けたかったような表情で。

ビニル傘を一本持ってきた人もいます。60歳代でしょか、ご婦人です。
『家の前に傘を置かれちゃって』と壊れかけている傘です。

そして、30代の若い女性が、スキップしながら片手にごみ袋を振りながらやってきます。
「若い人は、動きが活発でいいですね」
『うん、寒いから、こうやって大きな動きをしてるの』

最後は、30代のママさんと幼稚園の女の子が一緒にやってきて、ママは20m程向こうで止まります。
女の子は、自分の体の半分もあるような大きなごみ袋を両手にそれぞれ持って、一生懸命走ってきます。
「走らなくても、いいよ。危ないから」
『......』
ちゃんとごみの集積ヶ所にごみ袋を置いて、くるっとUターン。
「えらいねぇ」

ちょっとした人生模様です。
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田んぼの土をかき混ぜて

2022年01月27日 15時59分41秒 | 日記
我が家からは、ざっと10枚程の田んぼが見えますが、その内の1枚に耕運機が入り、昨日耕かされました。
寒い冬の間に田んぼの土をかき混ぜて、土の中に空気を入れ土を取り巻く生物の動きを引き出そうとしているのでしょうか。
門外漢の私には、正確なことは分かりませんが、いつもこの時期に耕かされるのは、この1枚だけです。
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シニアカーとは?

2022年01月22日 09時22分09秒 | 日記
昨日、車を運転していると、信号待ちに交差点で、右折方向が橋梁工事中とかで1年以上通行不能。厳重に封鎖してあります。その横に立ててある案内板には、『徒歩、自転車、シニアカーは通れます』と書いてあります。
はて、「シニアカー」とはなんだろう。きっと老人が使う手押しの昔でいう“乳母車”のことだろうと、その時は納得。
それにして、ハイカラな名前で呼ぶんだなと思いました。

さてさて、日が一日経ち、あらためてネットで「シニアカー」を検索してみると。
なんと、ほんとの「カー」ではありませんか。「電動の椅子付き車」のことを「シニアカー」というようです。
「カー」といっても、法令上は歩行者と一緒とか......。
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清須市立図書館の、粋な計らい

2022年01月22日 09時09分40秒 | 新型コロナウイルス
昨日行った清須市立図書館。幾つもある入り口は、1ヶ所だけで入館が可能。その入口には、検温器と手指の消毒液が設置されています。
検温器は、おでこを近づけたのですが反応しません。よくよく見れば、『手をかざして』と書いてあるようです。さっそく、おでこを手に替えたら反応しました『LO』と。『LO』が出れば、正常との説明もありました。

さて、ここまでは、どこの図書館でも、まぁ普通のことでしょうが、私が感心したのは、入館者に記帳を促す案内書きとは別の用紙に、『貸出、返却の方、このままお進みください』との案内があったこと。貸出、返却の人は、貸出利用カード番号が図書館の電算システムで把握でき、ついては、連絡先も分かるので、名前・電話番号などの記帳を不要としているのです。

ちなみに私が住んでいる一宮市の図書館は記帳なしで、川の向こうの羽島市は、全員記帳が必要です。
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村橋圭子さんが創り出す仏さまは、優美

2022年01月19日 22時09分52秒 | 美術展
村橋圭子さんの個展「仏さまとの出逢い」を観てきました。
絹本や紙ばかりでなく、板や陶器にも仏さまが描かれ、種々のマチエールから、仏さまの気が優しく美しく伝わってきます。
展示のトリを占めるのが、三十六童子巻物。不動明王の眷属が、個性的なお顔で並びます。

『学生時代奈良の薬師寺を訪れ、聖観音様にお逢いしそのお姿に心ひかれ、今に至っています。(案内葉書より)』という村橋さん。会場にはお嬢さん二人も駆けつけ応援です。
仏さまを描き始めてから20年以上、彫り始めて10年だそうです。
村橋さんの初めての個展、会場いっぱいの仏さまと対話する楽しみを味わってきました。

『村橋圭子個展「仏さまとの出逢い」』は、1月23日(日)までギャラリー葵(一宮市浅野字駒寄12-2)で開催されています。午前10時から午後4時まで、最終日は午後3時30分まで。

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