空が高く見える日

今日は退職して、最初に迎えた日。
空が高く見えると洗脳されてきた私は空をしみじみと見るも、肺炎の薬づけのぼやっとした頭では、空を高く見ることはできませんでした。
ただただ今日も太陽がまぶしかったです。

遅刻と早退と

会社勤め最後の日の昨日は、遅刻で早退。
なんともみっともない惨憺たる日となってしまいました。
前夜の高熱のため、勤めの前にかかりつけの先生に診てもらったところ単なる夏風邪と思っていた私には、先生の言葉は驚きでした。
『肺炎です。入院しなければならないと思います。当院には施設がありませんのでご自宅に近い病院はどちらになりますか』

とにもかくにも最後の１日の会社へ。
１時間４５分ほどで、最後の手続きを終え、嬉しくも所属部からは花束と電子フォトフレームまで記念にいただきました。

早退した私は、先生が書いてくれた紹介状を持って病院へ。
『肺炎です。それでも軽いものですから、入院をする必要まではありません。１週間抗生物質を飲めば治ります。途中で病状が悪くなったりしたらすぐにきてください。そうでない場合は、１週間後に再度診察・検査を受けに来てください。』

送別会は昨日で一区切り

２週７夜続いた送別会は更に続き、ついに９連ちゃん、合計１１回を数えました。
今週月曜は年金などの手続で休みをとったので、今週は火曜日から開始。
火曜はマドンナ２人と、男は私をいれて３人。
マドンナが気をつかってくれて、途中から２階のカラオケボックスに料理をもって移動。
ほんとは、そんなことはできないとのことだが、なぜだかＯＫ。

水曜は、今いる本部の人が中心に有志が２５人。
参加者一人一人が私に関するエピソードを話すのですが、みんないいことばっかり言ってくれます。
定年退職は、結婚式に次いで祝ってもらえるものらしい。

さすがに今日の木曜は、飲みをストップ。
さて、明日が会社に行く最終日ですが、先週木曜からの夏風邪がちっともよくならない。
手のひらでおでこを抑えても熱くないので、熱はないと思ってたら、家に帰って体温計で測るとなんと３８度７分。
ぅぅ～～、これでは帰り道の気力の無い歩き方の理由が、よくわかりました。

送別会は続く

休み明けの２０日の火曜から、２３日の金曜まで、７連ちゃん後半の送別会は続きました。
まずは、同期入社の面々が集まってくれて、楽しく飲んで、これからの勉強にと、記念の図書カードもしっかりもらい、カラオケボックスも歌いまくり。
水曜は今の所属部の送別会で飲み過ぎ、２次会のファミリースナックでは騒ぎ過ぎ。
木曜は憧れの君を交えて４人で楽しく、可愛いリュックを記念品でもらい、もう大感激。
金曜は、私より１０年後に入社した後輩に囲まれて、立派な花束と、写真の好きな私にへと銀縁のフォトフレームの記念品を。
うぅぅ、もう感謝感激の一週間でした。

息子から、退職お疲れさま

１９日の海の日、息子に誘われて名古屋ドームのナイターを見に行きました。
試合開始の１時間前、ドーム近くのイオンで待ち合わせ。
まずは、腹ごしらえに１階の回転寿司の“すし太鼓”さんへ。
今回のドーム招待は、私の誕生日祝いかなって聞いたら、いやいや今年は定年退職のお祝いだと。
『長いことお勤め、お疲れさま』
ぅぅ～～ん、ぐっときましたねぇの私の返す言葉は、「うん、本当に疲れたよ」
いやぁ、もっと気のきいた言葉を言わないとだめですね。
さて、ビールを飲み終え、寿しを食べ終えて、おあいそ。
息子が先に店を出て、私が払う時、店員さんが私に聞きました。
『お連れの方は、お孫さんですか？』
ぅぅ～～～、なんてことを、私は確かに遅咲きの結婚。３３才の時の子なんだけど、それにしても孫とは。
店員さんが孫にみえた理由を説明するには、お勘定を自分が払うと、お互い言ってるのを見てたからとか、親子はそんな言い方はしないそうです。
でもいい親子ですねと、フォローをする店員さんでした。

試合はドラゴンズの圧勝。
小田の走者一掃の２塁打に、とどめの英智のホームランは私たちの３メートル左に。
人生で一番幸せな一日でした。