クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

ばしょう踊

2011年03月28日 19時09分33秒 | 日記
昨日見に行った市博物館と隣の妙興寺公民館で行われた民俗芸能公演の2演目目です。

市内北方町で保存されている“ばしょう踊”。
少なくとも天保14年(1843年)には踊られたという“ばしょう踊”。
400余年前の織田信長の岐阜城(稲葉山城)攻めの際に始まったと伝えられています。

一年の月数を意味する十二本に割り裂かれた高さ約3メートルの竹には、一年の日数を意味する三百六十五枚の長方形の紙が飾られています。

踊りは1人の武将と2人の鉦擦りが1組となり、4組出るそうですが、今日は武将が4人と、鉦擦りが6人。
小学生の女の子の鉦擦りは、塾での勉強で、全員が集まることができなかったようです。

郷土の伝統を保存するにも、今の時代、なかなか難しい問題があるようです。
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民俗芸能公演

2011年03月27日 20時46分18秒 | 日記
今日は、市博物館とその隣の妙興寺公民館で行われた民俗芸能公演の3演目を見てきました。
いずれも、県または市の指定無形民俗文化財です。

まずは、上海万博でも公演された「島文楽」、演目は、“伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段”です。
上演される前に、保存会の会長さんがお話された物語は。

 お七が恋する吉三郎。
 主君からいただいた大事な刀を失くした吉三郎。
 江戸市中を探し回っても 見つかりません。
 かくなる上は、腹を切って お詫びをと。

 それを聞いたお七。
 江戸市中を狂ったように探しました。
 ありました、親が勝手に決めた婚約者の屋敷に。
 でも、忍び入って奪い返すにも、真夜中の九つの
 刻を過ぎた後は、通りの門が閉まって、忍び込めません。

 お七があれやこれやと解決の道を探し当てた答が、
 半鐘を鳴らすこと。
 半鐘の音によって、固く閉ざされた門も、開くのです。
 でも偽りの打鐘は、分かれば火あぶりの刑。
 苦悶の末のお七の答は、自らの処刑でした。

恋する女の純な心は、ほんと、何にも負けないものですよね。

さて、お七の物語の「島文楽」、浄瑠璃の謡いも重厚に艶やかに。
人形のお七が、情念に燃え、火の見櫓を登る姿のリアルな様に場内感動の渦が舞いあがりました。

総合司会の博物館の久保学芸員の声も軽やかに耳に心地よく、地元の民族文化財は、いいものだなぁと思って帰りました。
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いちのみや大学

2011年03月26日 19時36分28秒 | 日記
今日の午後は、「いちのみや大学」の講演を聞いてきました。
(「いちのみや大学」とは、一昨年10月に市民の有志が立ちあげた市民講座です)
題目は、「真清田神社と うすずみ桜の なぞ」。
お話をされたのは、市内の北方中学校元校長の田中豊さん。

講演の始まる前に、東北関東大震災で亡くなられた方への黙祷。

2009年5月に熱田神宮に奉納されたという「うすずみ桜のうた」。
市内に住む中村さんの心のこもった澄んだ歌声、本格的な独唱で、会は続きました。

その後の田中先生のお話。
初代尾張藩主徳川義直が、尾州一之宮の縁起をご覧になられた時の『是ハ秘して他に出す事なかれ』との仰せの“秘密”に迫ります。
いつものように最前列に座った私に、田中先生の机はキャスター付きでしょうか、先生の熱の入り具合とともに、先生のお顔が2メーターの先から1.2メーターまで迫ってきました。
“秘密”を解き明かすにつれ、市内近辺の地名の由来が次から次へとユーモアたっぷりに紹介されて、あっというまの1時間半でした。

『歴史の真実は敗けた方にある』との田中先生の信念のもと、蘇我氏と物部氏との争いに言及したロマンに満ちたお話でした。

田中先生は、20代安康天皇の暗殺から24代の仁賢天皇の崩御までが記された「真清探当証」の復刻版を発刊されました。
8才の億計王(おけいおう)、7才の弘計王(をけいおう)の次期天皇候補の兄弟が一宮に落ち延び、更には、根尾村まで移動したという物語です。
先生は、「真清探当証」の従来版の解読をされるにおいて、7ヶ月にわたって、朝5時から夜11時まで集中してされたそうです。
恐るべしパワーです。
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もうボケまくり

2011年03月26日 19時24分54秒 | ボケまくり
今日は、連区の町会長会総会へ。
家から歩いて15分。
まだ寒さ厳しき折、着こんだレモン色のパーカー風のジャンパー。
ファスナーをきゅっと締めて。
と、ここまではよかったのですが、歩く歩先を進めるほどに、首が何やら痛い。
なんと、ファスナーが私の伸びきった、そしてたるんだ首の皮膚を噛みこんでいたのです。
気づいて、上へ、下へファスナーを引っ張っても、びくとも動きません。

なんやら怪しい格好のおじさん、下水道工事のお兄さんたちを見やって、歩みを止めて、上へ下へ引っ張っても、ぅぅ~~ん、悲しい、首の皮膚が痛いだけで動きません。
あれやこれやと、ファスナーを動かしてるうちに、やっと噛みこみがはずれ、ほっと。
手袋をとって、右手をそっと首へ。
どうやら血は出ていないようです。

2ヶ月ほど前には、ファスナーを締める時に、首の皮膚に食い込んだ時はすぐに気がついたのに。
ぁぁっ、もうボケまくり。

つい2、3日前には、小学生を迎えるために家を出た時、戸締りを忘れたし。

ぁっぁぁっ、もうどうしよう。
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くうや君

2011年03月26日 19時16分44秒 | 
今日の一宮市第10回“やろまい”。
駅の東の最小の信号を渡ったところで、まだ幼い子が必死でライブ。
貼られた厚紙には、名前は“くうや”、“CD10曲入りで1,000円”、“全額、震災募金に使わせていただきます”と。
とっても澄んだ声で歌う“くうや君”。

彼の独唱が終わった後で、聞いてみたところ、小学校一年生、名古屋市緑区からお兄ちゃんと一緒に来たとのこと。
一枚、買ってきました。
コメント (4)
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