クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

伊藤正治さんの「勢州白子海景」の空気感にしびれました

2016年02月20日 20時12分49秒 | 写真展
今日観た「See Saw Photo Exhibition」。
12人の写真家が撮った素敵な写真が、同じ写真家が撮った5枚ずつがかたまって並べられ、合計60枚が展示されています。
A3ノビサイズで発泡スチロールのパネル張りされた作品には、何気ない街の光景や、海辺の景色、動物園の動物など、多彩なシーンが並びます。

どの写真も緻密な画面構成と濃密な色合いが1枚の中で絡み合い、また各人の5枚で手をたずさえて語り踊りあい、更には全体60枚での調和のとれた色合いとリズム感が、心地よいハーモニーを奏でています。

ところで、素敵な写真の中でも私の一番のお気に入りは、伊藤正治さんの「勢州白子海景」と題した5枚の海景色。
何気なく捉えている空気感にしびれました。

さて、本展覧会の案内葉書には、“editor:Shibuya”と記載されています。
会場におみえになった出展者のお一人に伺うと、この“Shibuya”さんが、展示する写真を選び、並べる順番、画像の大きさ(縁なしにするか、縁ありにするか、また縁の太さをどれだけとるか)、展示レイアウト(部分的に2段重ねで展示)を決められたそうです。
12人の写真家と編者の力が合わさり、素晴らしい写真空間を作っています。

「See Saw Photo Exhibition」は、愛知芸術文化センター地下2階のアートスペース・Xで21日(日)まで開催中です。
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同じようなことは、なぜか続いて起きるものです

2016年02月20日 19時43分13秒 | 日記
今日は雨。
最寄りのJR駅までの自転車行はあきらめて、2つの路線が合流するバス停までの20分を歩きます。
そのバス停では5~15分間隔でバスが通ります。
さて、バス停が見える位置まで近づいてきました。
なんと、1台のバスがバス停から出発し、更に1台がバス停に停まっています。
遅れているバスがあって、次のバスまでたくさん待たされそうだな、ああ、運が悪いなぁと思いながらバス2台がバス停を離れていくのを見やりながらバス停に向かって歩き続けると、とどめの3台目が、バス停手前の交差点左側から姿を表し、左折して進みバス停に停まります。

これはこれは、何が何でもあのバスに乗らないとということで、一生懸命に走ります。
運転手さん、左サイドミラーから私を認めて、停まってってちょうだいなと念じながら。
でもこの距離だと、これまでは無情にバスは発車することが殆どでした。
が、今日は何と私より前に2人も停まっているバスに向かって走る人がいます。
やれやれと思うもすぐに、2人を乗せたバスはバス停から動き始めるではありませんか。
万事休すと観念するも、バスは少し動いてハザードを点灯し、また停まってくれます。
どうやらバスの後ろに並んだ車を前に出すために、バスは少し動いたようです。

なんという優しい運転手さんでしょう。
やっとの思いでバスに乗り、運転手さんに大きな声でお礼を言いました。

そしてバスはJRの駅につき、ここでも階段を駆け上ってホームにいた電車に乗れました。
同じようなことは、なぜか続いて起きるものです。
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