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【木島櫻谷 Part I 近代動物画の冒険】 泉屋博古館 分館

2018年03月14日 | アート・文化
木島櫻谷 Part I 近代動物画の冒険 at 泉屋博古館
木島櫻谷(このしま おうこく 1877-1938))は、京都の円山・四条派の流れをくむ今尾景年に学び、20代から才能を開花させました。特に動物画が有名です。

円山応挙を祖とする四条派は、写実に重きを置いた絵で京都画壇にその一派を形成します。
櫻谷は、四条派から始まり、洋画まで取り入りれた絵はまさにリアリズム。

代表作が「寒月」
これを夏目漱石は酷評しました。
何故だろう?
雪の夜、深々とした風景をものの見事に表現していると思うのですが・・・




竹内栖鳳の事を「動物を描けば、その匂いまで描く」と言いますが、いやそれは櫻谷の事でしょ?と言うぐらい写実的と言うか、我々の想像する動物を描きます。
それは、展示している膨大な数の写生帖が物語っています。


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