横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

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WindowsXPマシンの大掃除

2010年01月01日 18時35分52秒 | スローライフ
 今年の年末年始は子供が風邪を引いてしまったこともあって、名古屋にある実家には戻らずに横浜で過ごしている。私もその風邪をうつされてしまったようで、咳がひどくて外出もしたくはない。と言うことで、この機会に放置してあったWindowsXPが入ったPCの大掃除を行った。

 このPCは2004年生まれで、途中電源、ドライブ、HDDなどを交換したりして愛用しており、Macを導入する2009年6月までは現役で自宅オフィスのメインマシンとして使われていた。しかし、いつの間にか「ディスクの空き容量が少ない・・・」というメッセージが出るようになって、そのたびに不要なデータやプログラムを削除したのだが、それでも程なくすると「ディスクがいっぱいです」となる。おまけに動作もやたらに遅く、何をやってもHDDにスワップしまくりで、とても使い物にならなくなった、この状態におかしいな???と感じていたのだが、結局半年以上放置してしまった。

 エクスプローラを開いて一つ一つどのフォルダが容量を食っているのかを調べていったら、C:/WINNT/PCHEALTH /ErrorRep/UserDumps/に、svchost.exe.20071218-XXXXXX-XX.hdmpというファイルが山ほどある。一つ一つは3.8メガしかないが、総計で100G!もある。タイムスタンプを見ると、1日に何十という数のエラーログが蓄積されていて、これがHDDの容量を食っていた犯人であることを突き止めた。どうしてこのエラーが発生するのかと言う問題をググってみると、いろいろな事例が出ていて、今回の私に当てはまりそうなものがどれなのかはちょっとわからない。しかし、このエラーログは消してしまってもかまわないとあったので、すべて削除した。この結果、空き容量は100Gを超え、PCはがら空き状態になった。

 続いて、Cドライブをデフラグした。デフラグ前は”真っ赤”な状態でどうにもならない状態を解消した。再起動をして動作させてみると、あれほどモタモタと動作していたPCがサクサクと動き、本来のXPのスピード感を取り戻した。2004年のマシンだから、AMDのAthlonXP 3000+に1.25Gのメモリという、至って平凡なスペックなのだが、この動作スピードならば現役でも使いものになると感じた。

 それにしても、Vistaの動作って何だろうと思う。自宅で2年前に組み立てたPCにはVistaを入れているのだが、メモリが2Gあるにも関わらず、OSの起動、アプリケーションの起動、動作すべてが緩慢で、使っているとイライラしてしまう。もちろんハードウェアスペックは上記のマシンよりもずっと良いし、HDDの空き容量は十分にある。新しいOSらしい機能面での進歩をユーザーに感じさせないVistaは、本来はもっとユーザーに拒絶されてしかるべきだった。Vistaではない、別のOSに大多数の人が流れてしかるべきだった。一部の人はMacに移行し、一部はXPへの”ダウングレード権”を購入した。しかし、大半の人は半ば強制的に使わされてきた。私はMacに移行することで、マイクロソフトの呪縛から逃れることができ、動作が速くて使いやすい環境を手に入れたのだが、一方でいろいろな代償を払っている。Windowsでしかリリースされていない様々なアプリケーションソフトが使えないし、業務利用ではWindowsのIEしか対応しないものが依然として大半で、結局MacとWinの両刀遣いを余儀なくされてしまう。これはマイクロソフトが独占的に市場に君臨していることの弊害の代表的な事例である。

 もう、ビルゲイツの長者番付に一票を投じないぞ、と改めて誓うのだが、個人ではそれは通せても、業務利用では実際には妥協も必要だろう。実際に年末もWindows7が搭載されたPCを購入してしまったし・・・・orz

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