日々の覚書

MFCオーナーのブログ

頭の上がらない人

2008年08月16日 00時34分11秒 | 与太話

ちょっと前の『週刊文春』に、興味深い記事があった。各界の著名人に“頭の上がらない人”について語らせているのだ。テレビなどで歯に衣着せぬ発言の多い人たち(男女問わず)にも、頭の上がらない人がいると思うと、なんとなく可笑しい。

この“頭の上がらない人”というのは、要するに逆らったり歯向かったり出来ない人という事で、その人が世話になったり面倒見て貰ったり教えを請うたり、といった、いわゆる恩人・恩師にあたる人たちである。「僕、転職しようと思ってるんですけど」「バカ野郎、お前みたいな青二才が転職なんぞ100年早いわ、たわけ」なんて言われると、もう言い返せない、それだけ強い影響力を持っている訳だ。もちろん、単に世話になった、というだけではダメで、昔面倒を見てやったのをいいことに、金品をたかったりするような人間は、“頭の上がらない人”には該当しない。“頭の上がらない人”というのは、人格者でなければならないのだ。

で、僕にとって“頭の上がらない人”とは誰だろう? と考えてみたのだが...
 
 
 
それが...
 
 
 
 
思い当たらないのである(笑)

確かに、世話になった人というのはいるけど、長い付き合いのある人というのがいない。ま、親くらいか(笑) 学校の先生でも、今にして思うと、恩師と呼べるような人は思いつかないし、会社の先輩・上司にしても、面倒見てくれたり目をかけてくれたりした人もいない事はないが、頭が上がらないほど世話になった訳ではない。第一、それほどの人格者もいない(笑)

別に、自分一人だけでここまで生きてきたとは思ってないし、恩を恩とも思わない輩でもないと思う。けど、本当の意味での“頭の上がらない人”となると、該当する人がいない、という事なのである。

考えてみると、こういうのも面白味がないなぁ(苦笑) オレの人生、今まで一体何だったんだ?、なんて気になる(笑)

誰か僕に、“頭の上がらない人”を見つけて....あ、やっぱりいいや(爆)

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夏季オリンピック

2008年08月13日 13時54分00秒 | スポーツ

現在、個人的には盆休み真っ只中なのであるが(仕事中の方には申し訳ない^^;)、巷の話題はやはり北京オリンピックであろうか。時差が少なく、テレビ観戦しやすいのがいいよね。何かと話題の、星野監督率いる野球チームは今日が初戦で、残念ながら2連敗で予選突破はならなかった男子サッカーも今日三戦目。どちらも、いわゆるゴールデン・タイムでの中継というのもあり、ビール(発泡酒?)と枝豆をお供に日本代表チームの応援というのも夏休みならばこそ(なんのこっちゃ)。

それにしても、水泳の北島康介や柔道の谷本歩実の金メダル、実に素晴らしい。文字通り、快挙である。2人共、前回のアテネに続いて2大会連続というのが、これまた凄い。特に北島選手。なんたって水泳だからね。暴言かもしれないが、僕はスポーツの中でも、陸上や水泳というのは、とにかく身体能力が全てと思っている。他の競技だと、技術や戦術でカバーする事も可能と思うが、走ったり跳んだり泳いだりというのは、ひたすら身体能力が優れている方が勝ちなのだ。だから、悲しいかな、身体能力(或いは体格)という点では欧米人にどうしても劣る日本人は、この分野で世界の頂点を極める事は出来ない、と僕は思っている。もちろん、トレーニングを積む事により、身体能力を高める事は可能だ。けど、持って生まれた能力に差があれば、いくら努力しても無駄である。しかし、そんな日本人でも、欧米人並みもしくはそれ以上の身体能力に恵まれ、尚且つそれを維持・向上させて世界レベルで活躍出来る選手も時折存在する。それが、今回の北島選手な訳だ。ほんと、お見事である。一度金メダルを獲るだけでも凄いのに、2大会連続である。素質だけでなく、その陰には正に血の滲むような努力があったことだろう。

谷本選手も凄い。柔道といえば、日本のお家芸のように言われているが、実際にはそんな事はなく、今では日本は理事会からも締め出され、ルールも勝手に変更され、不利な立場に置かれている。そんな逆境の中で、これまた2大会連続の金メダル。凄いことだ。今回、谷亮子は銅メダルに終わったけど、4大会(もしかして、5大会?)連続メダルというのも物凄い記録であるし、全体的なレベルはどうか知らないが、個人レベルでは世界に通用する人がまだまだいるのだ。この先、欧米諸国の日本潰しはさらに露骨になるだろうが、なんとか撥ね退けて頑張って貰いたいもの。

メダルといえば、アテネで金メダルを獲った女子マラソンの野口みずきが、北京は欠場する事になったそうな。調整ミスか何か知らないが、とにかく直前練習での故障だという。無理すれば走れない事もないが、今後のことを考えて欠場する事にしたとか。期待も大きかっただけに、残念に思う人も多かろう。

あ、さっき陸上は日本人には不利だ、と書いたが、マラソンはやや違うように思う。身体能力はもちろんだが、持久力というのも必要だしね。力まかせに走るだけでは、いくら欧米人でも42,195キロはもたないだろう。それに、マラソンでは体格も小さい方が有利、という説もあり、日本人でも十分勝負できる分野である。しかし、毎回オリンピックの度に、マラソンは暑さ対策が鍵です、と言ってるが、分かってるのなら何とかすればいいのに。得点力不足が今後の課題です、と毎年言ってるサッカーみたいなもの。毎度毎度敗戦の弁が同じ、というのは何も対策しませんでした、と言ってるのと同じ事だ。

それにしても、真夏のオリンピックというのは何とかならないものか。選手には酷だろう。見てる方はいいけど。もう少し涼しくなってからの方が、いいのではないか。かつての東京オリンピックみたいに(10月10日開幕)。でも、オリンピックはずっと夏なんだよね。夏季オリンピック、というくらいだから、仕方ないのかもしれないけど。思い起こせば、ロスもソウルもアトランタも真夏だったなぁ。シドニーの時は9月だったと記憶してるけど。

僕のオリンピック原体験といえば、東京...な訳ねぇ~だろ!(爆) あの時は、確かに生まれてたけど、まだ2歳で、オリンピックなんて全く記憶にない。記憶にある最初のオリンピックは、1972年のミュンヘン大会である。会期中に選手村でテロが発生したりなんかして、その点でも記憶に残る大会だったと思うが、当時小学生だった僕にとっては、ミュンヘン大会=マーク・スピッツでなのある(笑) そう、あの水泳の選手で、金メダルを総なめにした、あのスピッツだ。なんというか、見るレース全てでスピッツが優勝していたような気がする。

そういや、ミュンヘン・オリンピックも、丁度学校が夏休みの頃だったっけ...

ふと思ったのだが、昨日北島選手も出場した水泳の200メートル平泳ぎ予選を見てたのだが、最近の平泳ぎって、あんな感じなの? なんというか、潜っている時間の方が長く感じられたのは僕だけ?(笑) それと、水泳のターンだが、昔はターンする時、潜って一回転して、水中で壁を蹴ってターンしてたような思うのだが、今は壁に手をついて、身体の向きを変えて再び泳ぎだす、というターンになってる。いつ頃からそうなったのか? 何か、規則の改正でもあったのだろうか? 今さら何言ってんだコイツは、って感じだけど(笑)

あと、北京オリンピック絡みで面白い話を聞いたのだが、インドの射撃の選手が金メダルを獲ったらしいが、インド人で個人種目で金メダルというのは、史上初なんだそうな。で、その選手、報奨金も莫大なんだろうな、と思ったけど、なんとご褒美として、一生電車乗り放題になるらしい(笑) 本人は飛行機が嫌いで、飛行機で移動する遠征が苦痛だったそうで、これで飛行機に乗らずに移動出来る、と喜んでいるらしい。電車乗り放題、というのはインド国内だけの話ではなかったのね(笑) ま、良い事である(笑) いかにも金メダルのご褒美、という感じでよろしい^^

という訳で、オリンピックはまだまだ続くのだった(なんのこっちゃ)

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劣化

2008年08月12日 10時37分56秒 | 与太話

昨日、随分前に買ったTシャツを、久々に着ようとしたら切れてしまった。いや、Tシャツが逆上したのではない(分かってるって)。頭を入れて引っ張ったら、首の部分が切れてしまったのだ。そんなに着てないのに残念。

ちなみに、こんなTシャツである。

200808120953000

裏はこんな感じ。

200808120954000

この、エルトン・ジョンとビリー・ジョエルのジョイント・コンサートを見に行ったのは、1998年のこと。もう10年も経ってしまったのか(-_-#)

10年経てば、Tシャツも劣化する、という事なのね(なんのこっちゃ) 見るからに派手なTシャツなので惜しいけど。

もしかすると、他のTシャツコレクションの中にも、劣化が始まっているものがあるかもしれない。気をつけなければ。でも、一枚一枚チェックするのは大変だ。困ったな。

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立秋

2008年08月09日 15時33分05秒 | 時事・社会ネタ

立秋である。つい2~3日前だったらしい。こう呼ぶと、なんとなく涼しげだし、実際立秋を過ぎたら“暑中見舞”が“残暑見舞”に変わるそうな。けど、まだまだ暑い。“残暑”どころか“猛暑”真っ盛りの日々が当分続きそうだ。皆さま、ご自愛下さい。

知ってる人は知ってるけど、毎年僕は暑中見舞をアップしている(笑) 今年のはこちらにあります。また、過去の暑中見舞もギャラリーとしてまとめてみた。こちらです。これを見て、少しでも涼しく(寒く?)なって下さい(爆)

ついでに告知なんかも(笑)

今月ライブがあります。恒例のエイプリル・フールズの盆ライブと、去年アースシェイカーのコピバンとしてデビュー(?)したShakee'sの2本です。

エイプリル・フールズ
2008年8月16日(土) 18:00開演予定
場所:アメリカ村・セラー
チャージ:入り口で500円のドリンク券2枚を購入して下さい。

Shakee's(My Generation 08 Vol.3出演)
2008年8月24日(日) 18:30開場19:00開演
出演(順):RIOT、Orz(as カルメン・マキ&OZ)、RAKSAS(as Rainbow)、Shakee's(as アースシェイカー)
Shakee'sはトリで、出番は21:00頃です。
場所:京都北山・MOJO WEST
チャージ:前売り1500円、当日1800円(ドリンク別途)

Shakee'sについては、こちらを^^;

おヒマな方、ご近所の方、是非いらして下さいませ。お問い合せ等はMFCオーナーまで気軽にどうぞ^^

さて、巷の話題は、昨日開会式が行われた北京オリンピックか、それとも甲子園の高校野球か。北京オリンピックの開会式は途中まで見たけど、なかなかに趣向を凝らしたセレモニーだった。あれ、そういえば、当初スティーブン・スピルバーグが演出する事になってたんだっけ? ああいうのを見ると、かなりリハーサルしたんだろうなぁ、といつも感心する。世界的イベントとはいえ、たった一回の本番の為にどれだけの時間が費やされたことか。オリンピック開会式なんて、セレモニーは軽くで、すぐ選手入場にした方がいいような気もするが...それと、活版印刷や羅針盤が中国で発明されたものだなんて、知らなかった(笑)

ま、あれこれとキナ臭いオリンピックではあるものの、選手の皆さんの検討を願ってやまない。

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栄光のサウスポー

2008年08月05日 22時07分43秒 | スポーツ

200808050917000

世間にブロガーが何人いるのか知らないが、このネタを取り上げる人は少なかろう(笑)

中日ドラゴンズの山本昌投手、通算200勝達成である。プロ入り25年目にしての快挙達成、実にお見事。本当におめでとうございます。山本投手、あなたは中日ドラゴンズの、いや日本プロ野球の至宝です。誇りです。

とにかく、この度の200勝達成、凄いことだらけである。史上最年長での200勝も凄いが、完投で飾ったのも見事。しかも巨人戦、その上、史上最年長での完投勝利というおまけ付き。もしかすると、200勝よりもこちらの方が凄い事かもしれない。

山本昌投手のプロ入り初勝利は、5年目の1988年のことである。なんでも、プロ入りしてからの4年間未勝利の投手で、200勝を達成したのは山本昌が初めてなのだそうだ。恐るべき大器晩成。また、200勝の内訳を見ると、セ・リーグ5球団全てから30勝以上の勝ち星を挙げており、非常に安定して勝てる投手である事を証明している。ケガ等による戦線離脱で、一桁の勝ち星しか挙げられなかったシーズンが、1988年以降11回もある(今年は含まず)のが実に惜しい。

山本昌については、以前当ブログに書いた事があって、この際なので是非読んで頂きたいが(笑)、その時も今も、彼に対する気持ちは同じである。なので、再びあれこれは言わないけど(笑)、とにかく、ドラフト5位で入団して以来ドラゴンズ一筋、最多勝利3回防御率一位1回沢村賞1回に加えてノーヒットノーランも記録、という押しも押されもせぬエースでありながら、今中慎二、川上憲伸といったスター選手の影に隠れがちで、それでも黙々と投げ続けてきた山本昌には、本当に頭の下がる思いだ。打者と違い、投手の場合は、現役を長く続ければ200勝に到達出来る、なんてものではない。40歳を過ぎても現役で投げていられるのは、彼がまだ勝てる投手だからだ。この事が実に素晴らしい。しかも、200勝達成後のインタビューで通過点と言ってのけるなんて...自信と確信がなければ出てこない一言である。入団時、山本昌がこんな凄い投手になるなんて、誰が予想しただろう。

本人も言ってるけど、山本昌はまだ日本シリーズでの勝ち星がない。今年は難しいだろうから、来年も先発ローテーションで2桁勝利を挙げ、優勝しCSも勝ち抜いて日本シリーズに出場して、是非勝ち投手になって欲しい。きっと出来るだろう。引退を考えるのは、それからでいい。

それにしても、山本昌は素晴らしい。全てのプロ野球選手は彼を見習うべきだ。そして、中日ドラゴンズは、背番号「34」を永久欠番にすべきである。

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