日々の覚書

MFCオーナーのブログ

1987

2020年09月22日 21時08分14秒 | 与太話

前回ネタにしたマイナポイントだが、試行錯誤の末、コンビニ(ローソン)のマルチコピー機を使って、なんとか登録に成功した。それにしても、ほんと分かりにくい。前にも言ったけど、せっかくの好企画なんだから、誰でも気軽に参加出来るようにすればいいのに、といつも思う。面倒臭がって何もしない人も多いのでは、と思うと勿体ない。そこんとこ、よろしく頼みますよ(って、誰に言ってんだか)

話変わるが、今月のレコード・コレクターズのメイン特集はブリンスである。このところ、プリンスの旧作が続々とリマスター再発されたり、デラックス・エディションが発売されたりしていて、僕も『1999』のリマスター盤を買ったりしたのだが、今度は1987年の『サイン・オブ・ザ・タイムス』のデラックス・エディションが出るそうで、レココレの特集も、プリンスというより『サイン・オブ・ザ・タイムス』の特集だ。その他の特集は、やはり同じくデラックス・エディションが出るローリング・ストーンズの『山羊の頭のスープ』、メタリカの新譜『S&M2』に触発されたのか「ロックとオーケストラ」といった所で、ストーンズはともかく、「ロックとオーケストラ」は何が言いたいのがよく分からない特集だった(笑) あ、『サイン・オブ・ザ・タイムス』の特集は読み応え十分です^^;

僕も『サイン・オブ・ザ・タイムス』のリマスター盤買うつもりだが、このアルバム、オリジナルが発売されたのは1987年3月だそうな。もう33年前である。もちろん、あの頃既に大スターだったプリンスの新作であるから話題にならない訳がなく、僕も出た頃の事は覚えているが、ただ、『サイン・オブ・ザ・タイムス』が発売されたのは、1987年の夏から秋にかけてくらいの頃と思っていた。実際には、1987年の3月だったらしい。意外と人の記憶なんてあてにならないもんだ(笑)

で、話題になった『サイン・オブ・ザ・タイムス』だが、実は僕は当時聴いてない(けど、「ユー・ガット・ザ・ルック」のシングル盤は持ってる)。興味がない訳ではないのだが、それほどプリンスが好きだった訳ではなかったし、またあの頃は日々新しいのが色々出ていて、プリンス聴かなくても、他に聴きたいのがたくさんあったのだ。ほんと、1987年って刺激的だった。

1962年生まれの僕からすると、80年代、つまり1980年から1989年は、18歳から27歳の時にあたる。皆さん同じだろうけど、知る物見る物全てが刺激的に感じられた年頃であり、受験や就職、転勤等、人生の転機を色々と体験した時期でもあり、とにかく、めまぐるしく時が流れていった時期であるのだ。当然、その頃流行していた音楽も印象に残る物がたくさんあった。そんな80年代に於いても、自分にとって、1987年は特に印象的な年だったのである。

1987年といえば、僕自身は入社2年目、なんとなく仕事を覚え、専用の営業車も与えられて、毎日あちこち走り回っていた。まだ一人前とは言えなかったと思うが^^;、一人で行動する事が多かったので、会社としては、管理とか責任とかを意識させて、早く戦力にしようとしていたのだろう。ま、後に分かったのだが、あの頃はいわゆるバブルの時代で、我が社もやたらと忙しく、新人を時間をかけて育てるなんて余裕もなくて、勝手にやらせていたという面もあったと思うが、本人は何も分からず、がむしゃらにやってるだけだった。それでも、少しづつではあるが、自分が仕事に慣れてきている、というのが感じられて、今思えば、それなりに楽しかった頃でもある。前述した通り、ほぼ毎日車で移動してたが、車を運転してる時間が長いと音楽を聴きたくなるもので、当時の営業車はFMが入らなかったので、いつもFENを聴いてた。あの頃の情報源は、毎日聴いてたFENと定期購読してたFMfanだけだった。それだけでも十分過ぎる情報が入ってきたと思う。

自分にとっては、1987年はとても印象的な年だが、世間ではどんな事があったのだろう、と思い出そうとしてみたが、あまり出てこない。国鉄がJRになったとか、大韓航空機爆破事件とか、思い出せるのはそれくらい。あと、星野仙一が中日ドラゴンズの監督に就任したとか(笑) そんなに平穏な年だったとも思えないのだが、ウィキペディアで調べてみても、記憶してる出来事がほとんどない。後々まで記憶されるような大事件は、翌1988年の方が多かったのかも。

という訳で、個人的には色々刺激的だった1987年、この年誰のどんなアルバムが印象的だったというか、必ずしもよく聴いてたのばかりでもないが、こんな感じ。

ヒステリア/デフ・レパード
メン・アンド・ウィメン/シンプリー・レッド
タンゴ・イン・ザ・ナイト/フリートウッド・マック
リチャード・マークス(デビュー・アルバム)
クラウデッド・ハウス(デビュー・アルバム)
サーペンス・アルバス/ホワイトスネイク
エクスポージャー/エクスポゼ
WOW/バナナラマ
栄光のモニュメント~エルトン・スーパー・ライブ/エルトン・ジョン
クラウド・ナイン/ジョージ・ハリスン
レディ・オア・ノット/ルー・グラム
アルファベット・シティ/ABC
鬱/ピンク・フロイド
ビッグ・ジェネレイター/イエス
ロンサム・ジュビリー/ジョン・クーガー・メレンキャンプ

パッと思い出せるのはこんなとこかな。あと、マドンナの初来日公演と映画(フーズ・ザット・ガール)も話題になってたとか、INXSが売れてたとか、フレディ・マーキュリーがソロ・シングル(グレート・プリテンダーとかバルセロナとか)を活発に出してたとか、ジョージ・マイケルが初ソロ・アルバム出したとか、ホイットニー・ヒューストンの2ndアルバムが話題でシングルが6曲連続全米No.1になったとか、ビートルズのアルバムがCD化されて大騒ぎだったとか、まぁ色々あったと思う(笑) ここで参考までに、1987年の米ビルボード誌の年間チャートをご覧下さい^^

シングル
1位・・・エジプシャン/バングルス
2位・・・アローン/ハート
3位・・・シェイク・ユー・ダウン/グレゴリー・アボット
4位・・・すてきなサムバディ/ホイットニー・ヒューストン
5位・・・愛はとまらない/スターシップ
6位・・・セ・ラ・ヴィ/ロビー・ネビル
7位・・・ヒア・アイ・ゴー・アゲイン/ホワイトスネイク
8位・・・ザ・ウェイ・イット・イズ/ブルース・ホーンスビー&ザ・レインジ
9位・・・シェイクダウン/ボブ・シガー
10位・・・リビング・オン・ア・プレイヤー/ボン・ジョヴィ

アルバム
1位・・・ワイルト・イン・ザ・ストリーツ/ボン・ジョヴィ
2位・・・グレイスランド/ポール・サイモン
3位・・・ライセンスド・トゥー・イル/ビースティー・ボーイズ
4位・・・ザ・ウェイ・イット・イズ/ブルース・ホーンスビー&ザ・レインジ
5位・・・コントロール/ジャネット・ジャクソン
6位・・・ヨシュア・ツリー/U2
7位・・・FORE!/ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
8位・・・ナイト・ソングス/シンデレラ
9位・・・ラプチャー/アニタ・ベイカー
10位・・・インビジブル・タッチ/ジェネシス

なんか、記憶も曖昧になってて、この曲って1987年だっけ?みたいなのも数曲ある(笑) ハートの「アローン」って、1988年のヒット曲と思ってた(笑)

という訳で、今から33年前の1987年の事を、レココレを見てて、あれこれと思い出してしまったのであった(笑) こういうの、よくあるんだけどね(笑)

自分にとっては、70年代とは違った意味で、80年代も印象深い。何もかもが初めてで、衝撃的ですらあったのが70年代なら、80年代は、ある程度の蓄積があって、それ上乗せされる形で刺激的だった、という感じ。ま、多少は余裕があったというか(笑) そんなこんなで、最近こんなCDを買った。

100 Hits 80s Pop

見ての通り、80年代のヒット曲のコンピである。5枚組で100曲収録。その割には安いけど、ソニーが音源を提供しているらしく、音もよろしい。誰でも知ってるメジャー曲というのは少なく、ややマニアックな選曲かも。名前しか知らないどころか、名前すら初めて聞いた、というのも多々あり(フィクション・ファクトリーとかジョニー・ローガンとかローチフォードとか)、結構新鮮に聴けたりする(笑) 一番の収穫はメン・ウィズアウト・ハッツの「セイフティ・ダンス」かな^^

で、こういうのに刺激されて(笑)、自分でも80’sをテーマにしたコンピを何枚か作っているのだが、直近の2枚を紹介させて頂く^^; 懲りないコンピの28と43である(どーでもいい)

Vol.28
 1. Addicted To Love/Robert Palmer
 2. Can't Be Seen/Rolling Stones
 3. U Got The Look/Prince
 4. Urgent/Foreigner
 5. In A Big Country/Big Country
 6. Pamela/TOTO
 7. Communication/Spandau Ballet
 8. Infidelity/Simply Red
 9. Ward Up/Cameo
10. Big Love/Fleetwood Mac
11. Our Song/Yes
12. Back Chat/Queen
13. Thela Hun Ginjeet/King Crimson
14. Who Said I Would/Phil Collins
15. Escape/Journey
16. Heart And Soul/Huey Lewis & The News
17. New Moon On Monday/Duran Duran

 Vol.43
 1. Holiday/Madonna
 2. Late In The Evening/Paul Simon
 3. Human/The Human League
 4. Aurther's Theme (Best Taht You Can do)/Christopher Cross
 5. You Should Haer How She Talks About You/Melissa Manchester
 6. Allentown/Billy Joel
 7. Little Jeanie/Elton John
 8. That Old Song/Ray Parker Jr. & Raydio
 9. Stop, Listen, Look & Think/Expose
10. I'll Be Over You/TOTO
11. That's All/Genesis
12. How Will I Know/Whitney Houston
13. Human Nature/Michael Jackson
14. Friends Will Be Friends/Queen
15. Waiting On A Friend/Rolling Stones
16. The Winner Takes It All/Abba
17. The Woman In You/Bee Gees
18. Save A Prayer/Duran Duran

前者がロック寄り、後者がポップ寄り、という観点での選曲のはずだが、クイーン、ストーンズ、TOTO、デュラン・デュランといったところが被っている。ま、いいか(爆)

やはり、懐かしくも刺激的、それが80’sなのだ。当時の映像や音に接すると、古いなぁと思ってしまうけど(笑)

そういう訳で、レココレの影響もあり(笑)、『サイン・オブ・ザ・タイムス』のリマスター盤買います(たぶん) レビューをお楽しみに(いねーよ)

コメント (4)
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