~新しい扉の向こうへ~

スピリチュアルな世界と地球文明の真実を学びたい。目に見えるものだけが全てではないのだから。

★コズミック・ディスクロージャー : ナスカトンネルとスーパースーツテクノロジー シーズン 9 エピソード 11

2018年02月24日 | ☆コズミック・ディスクロージャー

spiritual-lightのブログ より転載させて頂きます。



コズミック・ディスクロージャー : ナスカトンネルとスーパースーツテクノロジー
シーズン 9 エピソード 11


原文: https://www.spherebeingalliance.com/blog/transcript-cosmic-disclosure-nazca-tunnels-and-super-suit-technology.html

デイヴィッド・ウィルコック:
 それでは始めます。コズミックディスクロージャーにようこそ。ホスト役のデイヴィッド・ウィルコックです。今日も特別ゲストとしてエメリー・スミスにおこし頂いています。エメリー、ここで証言してくれることを決断していただいて重ねて感謝します。

エメリー・スミス:
 ありがとう、デイブ。長いもんだな。10年だよ。こうしてカミングアウトしてこういう話をするようになるまで10年かかった。君がすでに人々に対して教え続けてきたことに新たに付け加えられることになるこういった情報について、人々が知る時期が来たんだと僕は思うよ。


だが、真実と世間に知られていることとの間にはギャップがある。それで、もし君が疑問に思っていることがあれば、そのギャップを埋める手伝いをしたいと思っている。

デイヴィッド:
 ピート・ピーターソンが“コズミックディスクロージャー”の前エピソードで我々にもたらしてくれた報告を更にフォローアップしようとつい最近もたらしてくれた報告について話し合いたいのですが?

エメリー:
 いいよ。

デイヴィッド:
 我々は地下の巨大な掘り上げられた(訳注:原文ではcarved。彫刻を施されたという訳も可能だが、訳者はどちらを採用すべきか現物を見ていないので判断できない。とりあえず、“トンネルを掘削された”という意味に取っておく。)トンネルのことについてお話してましたよね?内壁がガラスみたいな。なんでしたっけ?

エメリー:
 黒曜石(訳注:酸性(有色鉱物成分の少ない)マグマが水中に放出されるなど、急冷されて鉱物が結晶化するまでもなくガラス状(非晶質)に固結して形成された火山岩の一種。割ると鋭利な切片を形成するので、石器時代には石器の材料として好んで用いられた。)だよ。

デイヴィッド:
 了解です。

エメリー:
 溶岩さ。

デイヴィッド:
 このことについてはご存じですか?

エメリー:
 ああ。知ってる。

デイヴィッド:
 彼が言うには、彼らがナスカの地上絵を追って進んでいると、場合によっては、外れたところにそういう部屋があるそうです。それらはそこに人が住んでいたかのような様子で佇んでいて、その住人たちが去った後に全てのものが取り去られてしまったかのようだそうです。

 それで、このことについてお話していただけませんか?誰が全てをきれいさっぱり取り除いてしまったのですか?我々じゃないですよね?そこに住んでいた存在自身がそうしたのですか?そこがそのように廃墟のようになっている理由をあなたはご存じですか?

エメリー:
 そこにはたくさんの乗物があって他の多くのトンネルと繋がっているんだよ。僕は彼がどのような報告を受けているかは知らんがね、僕が報告を受けているのは、そこには200から300の乗物があって壁の中に石化した状態で入っているということだ。それは溶岩洞の洞窟システムのようだ。それは意図的に溶かされたものなのさ。そして、そこに凍結されている・・・・凍結されているような感じなんだ・・・。

デイヴィッド:
 分かります。

エメリー:
 一時停止の動画みたいな感じさ。

デイヴィッド:
 あなたがそこに200から300の乗物があるとおっしゃったのは興味深いです。なぜなら、ピートの報告によれば、彼はそこには恐らく500もの乗物が存在していると推測しているからです。

エメリー:
 おお。

デイヴィッド:
 だから、とても似かよった数字なんです。

エメリー:
 メキシコだけだとそれくらいなんだ。でも、南に下ったところでもそれくらいなのさ。(訳者補足:メキシコで200~300、それより南で200~300なので500くらいという意味か?)

デイヴィッド:
 おお!

エメリー:
 とても大きな科学者集団が関わっていたのさ。でも、米国政府になびかざるを得なかった。

デイヴィッド:
 私はまだ誰にも情報をシェアしていないのですが、彼は報告の中でもう一つ情報提供しています。今、カメラの前で初めてシェアさせていただきますが、彼はごく最近になって、かなり大きな無視できない規模の地球外生命体の居留地が地球上に存在した時代が5度あったことを認識するに至ったそうです。そして、それらはほとんどの場合、地下に存在したそうです。

 それで、彼が言うには、この5度の時代のうちのいくつかは数百万年前まで時代を遡ることができるそうです。また、それらは互いに、テクノロジーも社会も見た目も非常に異なっていたそうです。とても違っていたそうです。それで、もし、あなたがこれらの5度の時代について聞いたことがあるなら、地球上のこれらの地球外生命体の植民地時代についてお話していただけたらと思うのですが?

エメリー:
 5度目まで聞いたことがあるよ。でも、知っているのは3つだけだ。人口異物と生命体のことだがね。人づてに聞いただけだがね。僕が直接知ってるという場合は、もちろん、僕が直接ものを見たか報告を読んでるということなんだ。僕がテクノロジーや身体を見たということだ。でも、僕は正しいことを言っている。少なくとも、五つの異なる文明があったことは間違いない。数百万年前の話だがね。

デイヴィッド:
 分かりました。

エメリー:
 我々は違う時代のものを話しているんだよ。それで、それはエジプトや南極のものと関係があるかも知れない。レムリアやアトランティスのものとも関係があるかも知れない。異なったタイムゾーンに繋がれているのさ。なぜって、シンボルやそこで発見されたもの、全ての装置やテクノロジーが君が言うように完全に異なっているからね。それで、たくさんの科学者をやつらは雇い入れて調査に投入してるのさ。例えば、暗号が何を意味するのか解読させるためにね。

 それで、発見されたもののいくつかをやつらは操作できないでいる。なぜなら、やつらは意識がナンバーワンのテクノロジーだって分かっちゃいないのさ。二番目が高度な科学さ。我々が学んだことのないやつさ。我々の理解を超えているのさ。もし、僕がETで君に説明しようにも、それは君の理解力を超えているのさ。君はそれを理解できない。君が今何を知っているかを知ろうとしても無理なんだ。

デイヴィッド:
 私はあなたが前のエピソードで話してくれた南極で発見された廃墟と似たような廃墟がコスタリカの洞窟で発見されたという話に惹かれます。私はあなたにこの話題についてお話を伺いたいと思います。

 内部通報者の一人が私にエクアドルの地下で発見された複合体について話してくれました。また、ニール・アームストロングやNASAの他のある宇宙飛行士がそこに行くことができると聞いています。それは極めて先進的で極めて驚くべきものであり、南極のものと似ているそうです。

 その特別な事物に関するデータに結論を下せる別の内部通報者を私はまだ見いだしていません。私はピートにもコーリー・グッドにも質問を試みましたが、彼らはエクアドルのことにつては知りませんでした。

エメリー:
 僕は前のエピソードで君に、”コスタリカの近く”と言ったはずだよ。

デイヴィッド:
 おお!なるほど。

エメリー:
 だから、そうなのさ。僕はそこに行ったことがある。

デイヴィッド:
 あなたは一度エクアドルに行ったのですね?

エメリー:
 ああ。

デイヴィッド:
 本当ですか?

エメリー:
 本当さ。

デイヴィッド:
 私が聞いたところによると、それはまさしく驚くべきものです。

エメリー:
 そこではすでに独自の植物相や動物相を形成し始めていたらしい。そこにはずっと以前に墜落して壊れた宇宙船があって、何らかのエネルギーシステムが依然作動している。

 その文明は地球外からバクテリアか何かを持ち込んだに違いない。なぜなら、地中深く降りて行くと、そこにはある種独特の生体発光の雰囲気を漂わせていて、地表の大気とは少し違っている感じだった。それで、そこはそんなには地中深くじゃない。

デイヴィッド:
 ほう!

エメリー:
 だが、そこの植物は僕が地球上で見た何物とも違っていたことだけは君に言えるよ。

デイヴィッド:
 ワオ!

エメリー:
 そいつは本当にびっくり仰天さ。もちろん、いくらか小さな昆虫や他の生物がうろちょろしてるのも見たが、そいつらも全く違っていた。

デイヴィッド:
 うへー!

エメリー:
 この地は高度に護られていて本当に良質なセキュリティーシステムが導入されているんだ。だが、その内、公にされると思う。なぜなら、他の組織の人口衛星が偶然内部地球のものを感知しちゃったんだよ。それで、やつらはそいつを隠しおおせないだろう。だから、彼がこいつについて語っている内容は正しい。彼はそれを洞窟と言ったのかい?

デイヴィッド:
 彼はそれを地下の複合体と言っただけです。

エメリー:
 そうだな。地下の複合体だ。だが、本当は壊れた宇宙船なのさ。我々が思うにそれはそこに墜落してずっとそこにある。それで彼らはその周りにいろいろと建設し始めたのさ。

 それで、そいつは地球の地表とかなり近いので、それの上方は解放されていて雨水が入り込む。そこの植物相と動物相のあるものはその雨水と接触する。何がもたらされようとも。宇宙船から発せられるエネルギーがこういったものを変化させてしまっているらしい。これ以上は僕も詳しくは知らないな。

デイヴィッド:
 分かりました。彼が使った”とても驚くべき”といった言葉に私は夢中になってしまいます。それで、我々がそこで何を見ることになるのか詳しく教えていただけますか?そこのいくつかのポイントに我々が行けるとして、我々が何を見ることになるか少しだけでも教えていただけますか?

エメリー:
 ああ、できるとも。僕はただ回顧のために動画を使うのが嫌なだけなんだ。

デイヴィッド:
 映画は内部通報者の信用を損なうためにプログラムされています。

エメリー:
 そこは小さな校庭みたいで映画の”アバター”(訳注:2009年に公開された米英合作映画)の世界みたいな感じなのさ。

デイヴィッド:
 ワオ!

エメリー:
 そこのいたるところに液体が流れている。枝の幹にも液体が流れている。全てにだ。

デイヴィッド:
 へえ!

エメリー:
 そこには光があった。全てから光が出ていた。全てに地表世界とは違った風に見える光の陰があった。僕が見たこともないような光だった。虹色とは違うんだ。たくさんの驚くべき色があった。それで、植物は最も驚くべきものだった。それらは意識を持っているようだった。もちろん、我々の意識のようなものではない。全ての植物は意識を持っている。だが、我々の意識とは違うんだ。葉から土に落ちていく全てのものがスポンジ状なんだ。それは土なんだが土は全てスポンジ状なんだ。厚さ1インチの泡のマットレスの上を歩いている感じさ。僕がそんなこと言ったら大げさに感じるだろうか?

デイヴィッド:
 うーむ。

エメリー:
 それで、すべてが湿っぽい。それで、そこには小さな生き物がいる。小さな動物がいる。マウスぐらいの大きさのやつさ。毛のないモグラみたいなやつなんだ。毛のないトガリネズミみたいなやつなんだ。うろちょろしてるんだが、地表のやつとは全然違うんだ。実際、そいつらの身体からは色彩が発せられているんだ。僕にはそれが反射光なんだかそれ自体が発光しているんだか分からない。

 僕はそういう特別な生物について話すためにそこに行ったんじゃない。別の何かをするために行ったんだ。でも、本当に魅力的だった。こんな魅力的なものを見たのは初めてだった。

 地球上には人為的に形成されたたくさんの生命圏があると僕は思っている。ここのやつは何らかの原因で地表への開口部ができて我々の生命圏と混ざり合ったものだ。それだやつらが関心を持ってるのさ。ここを人に知られないままにしておくべきだろうか?ってね。でも、できなかった。やつらがそこから持ち出した植物や動物は地球の地表では生き残ることができなかったんだ。

デイヴィッド:
 へえ!

エメリー:
 だからそれは独自の生命圏なんだ。それで、そこを保護している電磁場があるのかもしれない。それでその電磁場は何かが出入りする時に開くのさ。

デイヴィッド:
 彼が”非常に驚くべきもの”と言った意味について、詳細をお伺いすることができて本当にうれしいです。今なら具体的にイメージできています。そんなこともあって、最初に言及したニール・アームストロングやその他の宇宙飛行士が賄賂をつかまされて口止めされているんだと思います。あなたがおっしゃっている内容からすると、あまりにも信じられない内容なので、あなたがそこにもっと行けるように口をつぐんでいようとするように思えます。

エメリー:
 好意なんだよ。お金のやりとりはないんだ。全て好意さ。

デイヴィッド:
 うーむ。

エメリー:
 もし、君が応じずに好意的行動を取らないならば、普通は大きな問題が生じることになる。好意的行動というのは南極に宇宙飛行士を連れてくような感じのものさ。

デイヴィッド:
 分かります。ええ。

エメリー:
 この惑星の全ての特別な他の場所は我々はまだ詳細に述べたことがないんだ。ここみたいにね。ここみたいな地が複数あるのさ。地球の中にも周囲にもね。ここの場合は卵の殻が割れたようになって外界に開かれて美しいものが現れたのさ。

デイヴィッド:
 テクノロジーに関しては、彼が”とても驚くべき”と言ったのは、彼はあなたがそこに行った時に見たようなすばらしい宇宙船のようなものがあるとある程度仄めかしたのでしょう。それで、この部分に関しても詳細に述べていただけますか?宇宙船にように見えるものと映画アバターに出てくる庭園いたいに見えるものとの相互作用といった話を。

エメリー:
 その乗物は光なんだ。だから、タイヤを蹴ったりできる代物じゃないんだ。ハハハ。それでその光は触れるんだ。それは丸くて卵形で細長いんだ。大きいんだ。僕が見たのはかなり大きい。僕は結局のところ、中を全部歩いたわけじゃない。僕は300ヤード(訳注:およそ274メートル)中に入っただけだ。それで十分だった。もう口あんぐりさ。

デイヴィッド:
 ワオ!

エメリー:
 この光の宇宙船は触れるのさ。光の思考なのさ。すぐそこにあるような目がくらむ類いの光じゃないんだ。目を眩まされることなくじっと見ることができるように輝く光なんだ。君がその乗物に乗りたいのなら、どこからでもその中に入ることができるんだ。

デイヴィッド:
 へえ!

エメリー:
 君が近づいて触れるとする。それは生態識別装置のようなものなんだ。

デイヴィッド:
 とても興味深いです。エメリー。というのも、ピートが”コズミック(訳者補足:ディスクロージャー)“で南極の乗物について語っていたもので。彼はそれは拡散する光輝を放っていたと表現しました。

エメリー:
 その通り。

デイヴィッド:
 いたるところが光だったそうです。どこに行こうとも、そこにはいつも光があったそうです。そして、彼はそこに子供たちの一人が連れてこられたかのように話してくれました。その乗物に話しかけることができて、その乗物は話しかけた人がして欲しい通りに、言う通りに自ら変形するのだそうです。それは言葉や考えなんかが分かるんだそうです。

エメリー:
 まさしくその通り。意識そのものというのは、地球上で今日ここで我々が呼んでいるようなテクノロジーに過ぎないのさ。それで、そのその乗物は生きているんだ。乗物を飛ばす必要なんかない。ただ、”行け”と、そして、どこに行きたいかを言わなきゃならないんだ。単純な話さ。あるいはどこに行きたいかを思えばいいんだ。そうすればそいつは行きたいところに安全に連れてってくれるのさ。

 その乗物のどこをのぞき込もうとも、乗物の外が完全に見えるのさ。どこを見ようともそれは開放されていて、見ているところを広い角度で明瞭に正確に見ることができるんだ。

デイヴィッド:
 ワオ!

エメリー:
 上も下も見えるのさ。

デイヴィッド:
 顕微鏡(訳注:原文ではbinocular。正確な日本語名は”双眼実体顕微鏡”だが、専門的な機器で一般にはなじみが薄いので、”顕微鏡”と訳した。ちなみに、前回のシーズン9エピソード10では、白衣を着たスティーブン・グリア博士と手術衣を着たエメリー・スミスとで何やらやっているらしい写真が掲載されているが、二人の前に置かれているのが”双眼実体顕微鏡”である。)で見るように小さなものも見えるのですか?望遠鏡で見るように遠くのものも見えるのですか?

エメリー:
 いいや。そういう視界は経験しなかったな。

デイヴィッド:
 ピートは機密扱いのより進化した戦闘機のことについても語ってくれました。それが今言ったような機能を備えているのです。肩甲骨の小さな塊でくまなく調べるんです。

 もし、肩甲骨を感じることができるのならば、そこには小さなくぼみがあって、そこにはたくさんんの神経が交差しているんだそうです。それで彼はどのようにポートと呼ばれるその部分から信号を吸い上げるかを明らかにするチームの一員だったそうです。それでその部分の機能を用いることにより、目の不自由な人たちを実際に見えるようにすることができるそうです。

 その戦闘機にはそういう機能が搭載されていて、戦闘機には窓が必要ないそうです。搭乗員は精神の目で外を見るんだそうです。普通の視界の他に拡大機能や望遠機能も備えているんだそうです。

エメリー:
 ヘッドアップディスプレイがいらないって意味かい?

デイヴィッド:
 そうです。

エメリー:
 いらないって、必要なのは・・・。

デイヴィッド:
 頭の中で見えるんです。

エメリー:
 もちろん、正気でいられるようプロテクションが必要だがね。

デイヴィッド:
 ええ。

エメリー:
 そうだ。それはまさしく本当なんだ。少しの間表ざたになっていた。古いテクノロジーの一種さ。

デイヴィッド:
 ハハハ。古いテクノロジーなんですか?

エメリー:
 ハハハ。失礼。おもちゃもできてるよ。指になんかを接続して考えるとファンかなんかでボールが宙に浮いているイメージが現れるみたいな。

デイヴィッド:
 なるほど。

エメリー:
 すべてが現実なのさ。我々が現在保有しているものに比べるともう古いテクノロジーなんだ。我々が現在保有している技術として特筆に値するのが、新しいスーツに関するプログラムだ。そのスーツにはそういった機能が全て導入されているのさ。君の言うようにそのスーツのヘルメットを着用すると、考えて声を出さずに命じることができるのさ。それで自動的に視界がズームインしたりズームアウトするんだ。

 そのスーツを着用していると装着者は異なった波長の光を見ることになる。僕はよく知っている。誰かが言ったことが本当かどうかがそれではっきりと分かるんだ。

デイヴィッド:
 テクノロジーの話に入ってきたようなので、エクソスーツあるいはスマートスーツのお話をしましょう。名称はあなたが呼んでいるものを使ってもいいですよ。あなたは以前、このスーツに関するとてもおもしろい話をしてくれたんで、そのことについてお話していただけますか?

エメリー:
 そいつはいい。スーツの話かい?いいよ。

デイヴィッド:
 あなたは実際にそれを着用して楽しんでますよね?

エメリー:
 ああ。そうだ。

デイヴィッド:
 それで、そのスマートスーツのことをお話してください。

エメリー:
 ワオ!そいつは大ごとだ。いろんな一連の話になるからね。そこに使われている驚くべきテクノロジーの話から始めたいかい?それって言うのは・・・。

デイヴィッド:
 まず第一に、それって何なんですか?

エメリー:
 まず第一に、それはどんな環境の所にでも行けるようデザインされているんだ。それで・・・。

デイヴィッド:
 そのスーツは着るようなものですか?まず、視聴者にヴィジュアルのイメージを伝えておきましょう。

エメリー:
 オーケー。それはだな・・・。

デイヴィッド:
 誰かがそれを着用しているとしたら、どのように見えますか?

エメリー:
 そのスーツがどんな風に見えるのかって?スキューバダイビングのスーツみたいなもんかな?

デイヴィッド:
 オーケー。

エメリー:
 ごく少量のネオプレン(訳注:ネオプレンは開発したデュポン社の登録商標名で、化学的にはクロロプレン(2-クロロ-1,3-ブタジエン)のトランス型の重合体で、クロロプレンゴムと呼ばれる合成ゴムのこと。天然ゴムよりあらゆる面で耐久性に優れる。)で出来ているようなものかな。でもネオプレンを使っているわけじゃないんだ。ぴったりと体に密着してとても薄いんだ。

 それで、そのスーツは装着者の肉体へのあらゆる衝撃を吸収することができるんだ。もし、高さ40フィート(訳注:およそ12メートル)の崖から飛び降りて地面に着地したとしよう。するとその時にかかる重さがスーツ全体に分散されてそのスーツの装着者は何の衝撃も受けないんだ。

デイヴィッド:
 すごい!

エメリー:
 それは銃弾にも耐え、衝撃にも耐え、電磁力にも耐えるんだ。あらゆる面で耐性がある。そのスーツはそういう能力を備えているのさ。ヘルメットもおもしろいよ。全てを精神/思考でコントロールできるんだ。それは実際のところ、装着者と繋がっているんだ。君がさっき言ってた背中についてるちっちゃなやつみたいなもんさ。

デイヴィッド:
 暑さや寒さに対してはどうですか?

エメリー:
 ああ。ばっちりさ。お望みのあらゆる温度に調節可能なのさ。それは常時装着者の身体のコンディションを計測している。装着者がどれだけ汗をかいているか?どれだけ呼吸しているか?体温はどうか?血圧はどうか?全てを計測しているんだ。

 それは衝撃を吸収するために収縮してはまた緩むんだ。だから装着者はどこにいようと快適なんだ。装着していることさえ忘れるほどさ。まるで裸でいるような感じさ。だが、装着者が動こうとすると、それはぴったりと密着して活性化する。ナノ(訳注:十億分の一)秒のうちにね。

 それは古い技術を駆逐する超戦士スーツとして作られたんだ。ディリチウム(訳注:テレビドラマのスタートレックに出てくる架空の物質)製のプレデター(訳注:1987年に公開された米国のSFアクション映画。訳者はこの映画を実際に見たが、この作品で登場する異星人プレデターが着用する特殊スーツは、特殊な技術で光を偏光させ、周囲の風景に完全に同化させて周囲から見えないようにしていた)っていう映画に出てくる宇宙人が着ていたスーツみたいなもんさ。周囲の景色に溶け込んで見えなくなるのさ。だが、その下に防護服を着なくちゃならない。だから、いろんな異なったタイプのスーツの合わさったものなんだと思うよ。

デイヴィッド:
 分かりました。”ディリチウム製のプレデタースーツ”ですか。それがどういうものか説明していただけますか?もちろん、映画の”プレデター”のことも。

エメリー:
 おお、それはだな・・・。

デイヴィッド:
 ”プレデター”に出てくるやつって時々見えなくなるみたいな感じですか?

エメリー:
 ああ。

デイヴィッド:
 でも、その腕にこういうのがついていて、それで、・・・。

エメリー:
 ああ。ポップカルチャー的な意味合いで言ってるんだよ。本当の意味でそういう機能をもったスーツだって言ってるわけじゃないんだ。

デイヴィッド:
 わかりました。

エメリー:
 でも、基本的にはこのタイプのスーツは小さくて丸いんだ。ピラミッドみたいなんだけど丸いんだ。切子面状なんだ。それでそのピラミッドの底面は鏡になってるんだ。それでとてもとても小さい。0.3ミリメーターより小さいんじゃないかな?

(訳注:宇宙刑事ギャバンという特撮ヒーロー物のテレビ番組において、銀河連邦警察の地球担当の警察官である主人公が決めポーズで”蒸着”と叫ぶと宇宙空間で待機していた銀河連邦警察の宇宙船からコンバットスーツの素材である微粒子が瞬時に主人公のもとへ転送され、主人公の身体の表面に”蒸着”してコンバットスーツ化する仕組みであった。おそらく、エメリーはこのようなスーツ素材の微粒子状の構成単位の1個の特徴について述べているのではと思われる。)

デイヴィッド:
 ワオ!

エメリー:
 ああ。0.03から0.3ミリメートルの間だな。1立法センチメートルの中に数千個ある。

デイヴィッド:
 ワオ!

エメリー:
 それで何が起こるかというと、それに光が当たるとしよう。するとそれは光を映し出すんだ。スーツを装着している人間の周囲の光を映し出すんだ。装着者の前方の光を映し出す。旧式のスーツの場合でもそうだ。それは基本的に装着者の後方の光を映し出す。なぜって、人は何かに対して正面を向きたいだろう?君が椅子を見たい場合にね。君が僕を見たくない場合はそっぽを向くことになる。(訳者補足:つまり、人間には常に後ろに死角がある。)

 だが、とても効果的とは言えないが、後方の光を映し出すことができるということは夜やジャングルで戦闘中の昼間では本当に役に立つ。もちろん、映画みたいに上手くいくわけではないがね。

デイヴィッド:
 分かります。

エメリー:
 でも、その機能はすごくいいのさ。たくさんの人間の命を救ったんだ。それはそういうものなのさ。それのアップグレード版を装着すればアイアンマン(訳注:アメリカンコミックに登場するキャラクター。その漫画では超人的な能力を発揮する特殊スーツを着た人物が活躍する。アニメ化や映画化されている。)よりずっといいのさ。機動性があって脱ぐ必要がない。一週間ぶっ続けで着用することができる。

デイヴィッド:
 それってきれいにしてくれるんですか?

エメリー:
 ああ。

デイヴィッド:
 驚き!

エメリー:
 やつらはそうしてるのさ。栄養補給も同時にしてくれるのさ。

デイヴィッド:
 飲み食いしなくてもいいということですか?

エメリー:
 飲み食いしなくていいんだよ。だって、それは皮膚を通して入ってくるからね。やつらは今や栄養や水を皮膚を通して吸収する方法を編み出しているのさ。

デイヴィッド:
 初期の飢餓感をやり過ごさなければならないのですか?

エメリー:
 まだそういうのは依然としてあるから食べたり飲んだりはしてるがね。

デイヴィッド:
 おお、そうですか。

エメリー:
 そうしなくてもいいのだが、そうしなければならないと感じるならそうするということさ。

デイヴィッド:
 分かりました。

エメリー:
 分かるかい?本当はそうする必要はないんだ。

デイヴィッド:
 ええ。

エメリー:
 だが、スーツのメンテが必要なんだ。ジェットの部分とかのね。一年間ずっと着っぱなしというわけにはいかないんだ。それで、特別なタイプの水をチャージするのさ。やつらはそうやっている。このチャージされたプラズマを介してこのスーツを操作するのさ。

デイヴィッド:
 小さなボックスやポンプはついていないんですか?

エメリー:
 何もついてない。完璧さ。シームレスさ。

デイヴィッド:
 ほお!

エメリー:
 装着者がそれに入り込む時にはジップロック(訳注:スーパーにも売っているチャック付きのビニール袋)みたいな感じではある。全てのスーツは装着者のために特別に作られるのさ。そうでないと正しく作動しないんだ。もし、君が僕のスーツに飛び込んでそれで何かしようものなら、実際、君を傷つけることになる。

デイヴィッド:
 そう思います。

エメリー:
 それで、やつらが今取り組んでいるのが汎用的な外形を持ったスーツを作るこどなんだ。独自のAIを持っていて”どなたでもこれらのスーツを利用できますよ。”って分かっているのさ。将来、恐らくやつらはそういうスーツを保有することになるだろう。彼らが保有しているヘルメットが問題なんだ。だが、現時点ではまだ何の変更も加えられていないと僕は確信している。

デイヴィッド:
 その話題に移る前にお聞きしたいのですが、例えば、もし、そのスーツを装着した時に走ったりジャンプしたりすることに関して何かお話できないでしょうか?どんな違いがあるんですか?

エメリー:
 ああ、1時間で38マイル(訳注:およそ61キロメートル)走ることができるんだ。

デイヴィッド:
 すごい!

エメリー:
 それで倒れちゃったりすることはないんだ。それには特別なシステムが仕込んである。君はそのスーツが数十億もの線維から形成されていることを理解しなくちゃいけない。何というか、歯磨きに使う糸ようじみたいな線維で出来てるのさ。身体のいたるところが締め付けられているのさ。

 だから、それを着用したならば、飛んでくるあらゆる弾丸の衝撃を吸収してしまうのさ。完全防弾というわけにはいかないが、大部分の箇所で223レミントン弾(訳注:米軍M16(アーマライト社製AR-15)自動ライフル銃で使用する弾丸。ちなみに、M16はゴルゴ13が愛用する銃として有名。)をストップできる。問題なしさ。

デイヴィッド:
 ワオ!

エメリー:
 もし、ぐらついて倒れそうになったら、スーツに圧がかかってその両サイドが緊張して装着者の体勢を立て直すので行進を続けられるっていう寸法さ。

デイヴィッド:
 へえ!

エメリー:
 なぜなら、そいつは実際にどんな地形の所でも走り抜けられるように作られているのさ。岩でとてもごつごつしているような所でもね。たくさんの重いものも運べるんだ。

デイヴィッド:
 すごい!

エメリー:
 ああ。それで、実際に崖を飛び降りることもできるんだ。後方宙返りもできる。体操選手でなくてもね。それで、ネコみたいに着地できるんだ。

デイヴィッド:
 驚きです!

エメリー:
 頭から着地してけがさせるようにはなっていないんだ。そのスーツが装着者の動きを引き継いで装着者をボールみたいに丸くして、足で着地するようにしてくれるのさ。とても興味深いものさ。飛び出すようになっている小さな部分もあるんだ。そのスーツは実際、ちっぽけなひれが遊泳用に突出しているんだ。それで、装着者が失敗して高く飛びすぎて落下してくる時、装着者は無意識状態になっているんだ。

デイヴィッド:
 ジャンプはどんな感じなんですか?ジャンプについてお話しましょう。

エメリー:
 ジャンプは驚きだよ。50フィート(訳注:およそ15メートル)くらいはジャンプできると思う。

デイヴィッド:
 ワオ!

エメリー:
 荷物なしで地面から50,55フィートジャンプできるんだ。重さに関しては、少しでも重いものを持ったならば、それが計算されるので、スーツのあらゆる事象に影響を与えるのさ。スーツが自動的に計算して再調整するのさ。やつらが使っているのは地球外生命体のテクノロジーをまねて開発したテクノロジーなのさ。我々独自の輝かしい思考の成果を形にしたものではないのは確かさ。

 そのスーツというのは他の様々なテクノロジーの集大成なのさ。そいつは本当に本当に上位クラスの特別な作戦のプロジェクトに関わりのあるやつらのためだけに開発されたものなのさ。政府とは何の関係もないのさ。僕は非常に高位のレベルの話をしてるのさ。分かるかい?

 だから、今我々はそいつを世界にもたらすチャンスを手にしているんだよ。特別なやつらのためではなく、何かを守る目的のためにね。我々はそうしていくのさ。もちろん、最初は警察官や消防士なんかが使うことになるだろう。何しろ驚くべきテクノロジーだからね。そいつは熱から装着者を護ることができる。もちろん、寒さからもね。

デイヴィッド:
 分かりました。でも、もう少し詳しいお話をしましょう。

エメリー:
 そうだな。

デイヴィッド:
 あなたが”我々”とおっしゃっている時、

エメリー:
 それで?

デイヴィッド:
 その”我々”とは誰なのかをもう少し詳しくお話していただけますか?そして、どのようにこのスーツを公にできるのかも。

エメリー:
 このスーツを発明した連中はそいつが善い目的のために使用される様子を見たいと思っている。そして、他のタイプのスーツもあるんだ。もちろん、他の目的のために使用できるやつだ。分かるだろう?戦争目的のために使用されるスーツさ。そういうレベルの話に行く前に、君はプロトタイプのことを理解しなくちゃならない。そう多くはまだ利用可能じゃないんだ。これら全てはまだプロトタイプなのさ。

 だから、そいつらが表ざたになったらだな。いいかい?考えてくれ。何が起こると思う?僕がそれに関して得ている開発理由について言おうか?そいつを作るにはある物質が必要なんだ。もし、君が我々にそのスーツを作るための物質を提供できたとしたら?そのスーツが空中浮揚するのに必要な物質を提供できたとしたら?そうしたら、我々はそのスーツのことで君とこんな感じで取引するだろうさ。

”我々はあなたのためにスーツを提供できます。でも、もちろん、スーツの秘密を守らなければなりません。でも、あなたはそれを自分のものにできます。あなたの望むどこにでも行くことができます。もちろん、あなたはそれを着用して街に出没してそれを公にすることはできません。しかし、あなたはまだ明らかにされていない広大な場所に行くことはできます。アメリカ合衆国の只中にあるどこでもない場所へとね。そこでそのスーツのテストをするんです。”

 僕がそいつを作るための物質について知っていたということを分かって欲しいんだ。僕は特にヘルメットの開発に関する仕事をしていたんだ。それはスーツから完全に分離できる。だが、スーツのために作成されていたんだ。


いいかい?僕が知っていたその物質というのは完全に地球外由来のものだったんだ。やつらはそれを使って異星人の技術をまねてスーツを開発したのさ。

デイヴィッド:
 手短に言うと、空中浮揚できる物質ということですか?

エメリー:
 ああ。

デイヴィッド:
 その正確な意味は?どのように空中浮揚するんですか?

エメリー:
 このスーツが空中浮揚できるのはホワイトゴールド(訳注:原文ではwhite gold。元素記号Auで表される元素である”金”は不純物の混入種類と混入割合に応じて、イエローゴールド、シャンパンゴールド、ホワイトゴールドのそれぞれ色合いの異なる三種類の金製品が知られている。王の宝石商の異名で知られる一流ブランドCartierはこの三種類の金製品を巧みに組み合わせたトリニティリングで有名である。また、元素記号Ptで表される元素”プラチナ”は日本において、古くは”白金”と呼ばれていた。ここで、このwhite goldを”ホワイトゴールド”と訳すか”白金”と訳すかの問題が出てくるが、エメリーほどの化学知識に富んだ人間であればPtのことはplatinumと呼称しているはずで、エメリーの言うwhite goldはAu製品の一種の”ホワイトゴールド”と近縁関係にある現代の一般社会ではまだ未知の”特別なホワイトゴールド”を意味している可能性が高く、ここでは”ホワイトゴールド”と訳出することとした。)と関係があるのさ。

デイヴィッド:
 へえー。

エメリー:
 やつらは純粋なホワイトゴールドが必要だった。古代のね。

デイヴィッド:
 本当ですか?

エメリー:
 ああ。

デイヴィッド:
 空中浮揚ってどんな感じなんですか?もう少し詳しくお話していただけますか?

エメリー:
 そのスーツは装着者の意識の助けを得て作動する。この特別なホワイトゴールドをスーツの材料に混合することによってこれらの諸特性が発揮されるんだ。そうさ。実際、空中浮揚できるのさ。

デイヴィッド:
 どの程度まで可能なんですか?

エメリー:
 お望みどおりさ。

デイヴィッド:
 本当ですか?

エメリー:
 ああ。

デイヴィッド:
 驚いた!

エメリー:
 もし、そのスーツが十分に正しく作成されたなら、それを着て宇宙に行けるだろう。

デイヴィッド:
 奇妙ですね。時折、そこここで耳にするんですが、あなたもこのお話について時折耳にしませんか?これがその一つなんですが、最近、オーストラリアで一人の人間が空中浮揚しているところを目撃されているんです。


エメリー:
 ウフフ。デイヴィッド
 そうですね。

エメリー:
 今はずっと小っちゃくなってるよ。その外形は装着者の身体にぴったりとフィットする。もう、かさばった感じじゃない。それで、自分の十倍の重さを持ち上げることができるんだ。人間フォークリフトみたいなもんさ。

デイヴィッド:
 ワオ!

エメリー:
 でもそれはジャンプしたりアクロバットをやったり高速で走ったりするやつじゃないんだ。

デイヴィッド:
 もし、装着者が裂傷を負ったり、骨折したりそういった時にはそのスーツは何かしてくれるんですか?そういった対策が施されているんですか?

エメリー:
 もちろん。スーツ自体が出血を止めるために収縮しあtり流血を凝固させたりする機能がスーツに導入されていいるのさ。

デイヴィッド:
 ワオ!

エメリー:
 それだけでなく、そいつはビタミン、ミネラル、電解質、栄養素、特別なたんぱく質、アミノ酸も供給できるんだ。スーツに話しかければスーツも話しかけてくれる。脚部にも仕掛けがある。脚を骨折したら、その部分が硬くなるんだ。

デイヴィッド:
 驚き!

エメリー:
 ああ、びっくりさ。

デイヴィッド:
 痛みはどうなんですか?痛い時は?

エメリー:
 ああ。装着者がそいつに痛みを与えてくれるように命令したらそいつは痛みを与えてくれるんだ。オペレーターも同じことができる。衛星みたいなものさ。衛星がとらえた何かの情報を地上の管制塔がキャッチするようなものさ。(訳注:スーツの遠隔操作の話をしていると思われる。米軍は実際に、アフガニスタンなどでテロリストの暗殺に、米軍基地でドローンパイロットが遠隔操作している無人攻撃型ドローンを使用している。こういった遠隔操縦システムの話をしているようだ。)

 それで、普通は誰かがどこかから装着者とコミュニケーションを取るのだが、スーツ自体とコミュニケーションを取ることもある。スーツが走り回っていても装着者は関知していないとかね。そういう感じさ。実のところ、こういうのは完全にプロトタイプでの話なんだ。

デイヴィッド:
 装着者がひどく恐怖感や不安感を味わった時はどうなるんですか?スーツは装着者の恐れを感知するんですか?そういう時はそいつは何か助けてくれるんですか?

エメリー:
 ああ。そいつは装着者の身体の中の現象や化学物質の状態を常に測定しているんだ。そいつはいつも研究室なんだよ。そいつは装着者のアドレナリン(訳注:ホルモンの一種で、五感が危機を察知した場合に分泌が促進される。このホルモンの血中濃度が高まると、生命体の警戒態勢、臨戦態勢、逃走態勢が整うことになる。現象としては意識レベルの上昇、心拍数の上昇、緊張感の高まりなどが現れる。)濃度が上昇したかどうかを感知している。そいつは装着者の心拍数の上昇を把握している。そいつはそういうことを分析しているんだ。

 そして、それに加えて、忘れずに覚えていて欲しいんだが、そいつは普通、装着者を監視しているチームと繋がっていて、装着者が実際に傷を負った場合など必要と判断された場合には、監視者がエピネフリン(訳注:アドレナリンの別名)やモルヒネ(訳注:ケシから抽出される麻薬物質で強力な麻酔・鎮痛作用がある)を装着者に注入し、予防的措置を講じる場合がある。

デイヴィッド:
 アロマテラピー(訳注:香りを使った治療)を行う能力はあるんですか?

エメリー:
 いいや。それは知らないな。僕はそういうのを見た記憶がない。

デイヴィッド:
 分かりました。

エメリー:
 僕はそういう報告を受けてはいない。

デイヴィッド:
 興味深いですね。なぜなら、コーリーが語ってくれたスーツもあなたがおっしゃっているほとんど同じ機能を持ているんです。彼が話してくれたことで唯一記憶に残っていることは、装着者が動揺している時には、そのスーツがラベンダーのような香りをあるいは装着者が好む何等かの香りを嗅がせてくれるそうです。そのスーツがそういう物質を発生させるそうです。

エメリー:
 ああ。そのスーツで行われていることは薬学的知見を利用した何かなんじゃないかな?人間の身体というのはストレスに対処する化学物質を分泌してるんだ。

 そいつがやっていることというのは、各々のスーツが各々の装着者に合わせて作成されているということが重要であることの理由になっている。なぜなら、我々が装着者の血液検査結果を得たならば、我々は実際、そういう化学物質を計測してるんだが、我々は実際に装着者が戦闘したり飛んだりし始める時の化学物質の濃度を計測することになるんだ。

 それで、そいつは装着者に即座にドーパミン(訳注:生命体に快感を与えるホルモンである。スーツ装着者が戦闘などで苦痛を感じた時、これを和らげる目的で投与されると思われる。)とセロトニン(訳注:生命体に安心感、冷静さを与えるホルモンである。スーツ装着者が戦闘時にカッとなって冷静さを失った時に、これを解消させるために投与されると思われる。)を、装着者を冷静にさせるために投与できるのさ。自家製のドーパミンとセロトニンだがね。

 それで、自家製という意味はその物質が装着者の身体から発生したものだという意味なんだ。ただ、濃縮されるだけなのさ。そういうわけで、そのスーツは装着者を癒したり、治療したりする能力があるのさ。装着者がその必要性を感じた時、装着者自身から採取された化学物質を投与することによってね。装着者がそうする必要性を感じない時はそれはそれでいいってことさ。薬剤部のやつらが楽になるってものよ。

デイヴィッド:
 もし、こういうスーツが公に配布されることになったら、何者かが、特にテロリストのような存在が、そのようなスーツを得ることによって破壊不可能な超絶的な敵になることを、我々はどのように予防できるでしょうか?
 私はそのスーツを装着した誰かがこのように他の誰かを打ち負かすことを想定しています。

エメリー:
 ああ、そうさせないためには・・・。

デイヴィッド:
 それを悪用することをどのように止められるでしょうか?

エメリー:
 ああ、そうだな・・・。総合的に考えると、ゆっくりと情報開示を進めることになるんじゃないかな。警察なんかに最初に導入するとか。

 あとは、必要最小限の能力しか発揮しないようにダウングレードして運用するのもひとつの手だろう。防弾性のみを付与するとかね。高くジャンプできないようにして、そんなに速くは走れないようにするとかしてね。スーツの繊維の密度を制限するんだ。スーツが栄養素なんかを装着者に与えられないようにすることも一つの手だな。

 もっと、人を護るようなものがあるといい。防護専用のスーツをもっと増やすとか。しかし、スーパーヒーロータイプはいらない。そんな感じだろう。やつらがどのようにその技術を民間に降ろしていくかという問題なのさ。民生利用できるようにすればそれは病んだ人々の助けになるし、危険な仕事に従事する人々の助けにもなる。

デイヴィッド:
 ライフガードなどに活用するということですか?

エメリー:
 ライフガードであるとか、溶接工であるとか、危険な場所で働く人々、火傷を負う可能性のある場所などで働く人々のために活用することを考えるということさ。

デイヴィッド:
 消防士ですね。

エメリー:
 ああ。消防士。さっき話したよね。それが未来のスーツとして全ての人々が所有できるように徐々に浸透していくだろうということさ。それを使用する人々の健康を維持したり、強くしたり、そういった用途に使われていくだろうということさ。

デイヴィッド:
 このテクノロジーのような何かが製造されて行くというのは我々のスマートフォンのチップがどんどん改良されて、改良されるにつれて大量生産されるのと似ているのではないですか?そういうチップは我々がスマートフォンをたくさん使うようになったので今は、値段が下がって安価になりましたよね?そのスーツも最終的には一般大衆の手の届く価格にまで価格が下がる可能性があるのではないですか?そう思いませんか?

エメリー:
 まさしくそのとおり。だが、それが全てじゃないだろう。性能が限られているんだ。それが全てだ。今日ではX-phone 10を入手できるがX-phone 20はまで手に入れることができないだろう?そういうことだ。

(訳注:いろいろ調べたがX-phoneなるスマートフォンの存在は確認できなかった。さまざまなブラウザによる検索結果からすると、X-phone10は恐らく、iPhoneの最新版であるiPhoneXを指していると思われる。)

デイヴィッド:
 ハハハ。

エメリー:
 内輪ネタさ。だが、そうなんだ。そいういう風になって行く。その時まで、僕が我々はそうなる必要があると思ってはいないと信じている・・・僕はそうは思わない。僕はこれらのテクノロジーが全ての人に手渡される可能性があると思っているんだ。でも、僕はそういう風に事態が動いてはいないと考えている。我々は近いうちに商業化するという事態から離れていっているように思っている。将来、ここ20年のうちに実現するという状況から離れていっているように思えるんだ。

デイヴィッド:
 私はこの事態が覆されないままにはならないようにと思っていました。あなたはヘルメットに問題があるとおっしゃいました。何が問題なのか説明していただけますか?なぜ、ヘルメットが良くはならないのですか?

エメリー:
 ヘルメットはすごいんだ。ヘルメットに関する問題は加圧に関することとスーツとの連携に関することなんだ。ヘルメットとスーツでは開発者が異なっているんだ。

デイヴィッド:
 おお。

エメリー:
 ヘルメットは器用に働いてくれる。ただ、スーツにうまく接合しないだけなんだ。スーツは完璧に身体に追随した形状を実現しているんだが、ヘルメットは実際はそうじゃないんだ。分かるかい?そいつは少しばかりかさばるんだ。小さい。オートバイのヘルメットよりはずっと小さい。分かるかい?そこが問題なんだ。今もなお恐らくは解決できていない。去年の夏だってそうだった。いや、去年の夏じゃないな。二年前の夏だった。

デイヴィッド:
 あなたはそれが公開された時にその供給者になる機会を与えられていたと我々が言うのは正しいことですか?

エメリー:
 ああ。供給者というよりはつなぎ役だな。僕のことはそうみなしたいんだ。僕はビジネスの問題にはそんなに多くは関わってはいないんだ。僕は継続中の他の事案に関係があるんだ。

 だが、僕は橋渡し役になりたいんだ。今我々を守ってくれている人々を防護するためにこのテクノロジーが役立つように橋渡ししたいんだ。例えば、警察官や消防士や医療補助員や民間社会の他の人々の防護にこのテクノロジーが役立つように橋渡しをしたいんだ。というのも、世の中がどんどんクレイジーになってきて、社会を守る仕事をしている人々の助けが必要だからさ。

 こういった一方的な脅威を伴うゲームに対してこういった人たちは少しでも先んじている必要がある。それで、こういったことは可能性を開くんだよ。ヘルメットもそうなんだが、・・・何かが密かに近づいてくることになすすべもないという事態にね。

デイヴィッド:
 私は国際法や国連のようなものに違和感を感じています。国連は一部の特別な軍隊のみがこういうテクノロジーにアクセスしているということをどう感じているのでしょうか?彼らが戦争においてこのような不釣り合いな優位性を保有することを国連はどう思っているのでしょうか?もし、戦争当事国の指導部が妥協しようとしなたならば、彼らがある種の世界規模の独裁体制を築くことになるかもしれないということについて、国連はどう思っているのでしょうか?これに関する何か他の考えがあるのでしょうか?

エメリー:
 それは一つの意見に過ぎないんだよ。やつらはかつてそういった事案について話し合ったことさえないんだよ。製造者や発明者や政治家・・・。あるいは政治家ではないそういう共同体を牛耳っている人間。やつらは長期的に物事など考えやしないんだ。 

 やつらは誰が一番たくさんん金を払ってくれるか?どうやってそれをやるか?により多くの関心を抱くのさ。そして我々がそれを必要としているということだ。

 しかし、このグループには幸運なことに、やつらはより憐み深くなってきている。君の言っているようなことに関心を抱いてきている。それ以上は言えないがね。個人的なことは言えないんだ。それで、彼らの心は今は正しいところにある。やつらも良い事をしたいんだよ。やつらは必ずしも戦争をすることを必要とはしていないんだよ。

デイヴィッド:
 分かります。

エメリー:
 そういう風にはまだ事は進んではいない。しかし、確実にそして容易に事はその方向に進むだろう。
 僕は今日において、全てのドローンが出撃しているようには思わない。他のことに関してもそうだ。なされれば良い方向に進むであろう仕事を人類が得るように我々が望まないなんて考えはしない。

デイヴィッド:
 そうですね。

エメリー:
 だから、ドローンが人口衛星から出動してある地域にステルスモードで配置されるというより多くの脅威が存在する。それは今日では単純なテクノロジーではある。それは廃れたテクノロジーではある。しかし、・・・

デイヴィッド:
 本当に心に響きます。まとめると、ディスクロージャーが起こり始めたので、我々が予期さえしていなかった数多くの驚くべき出来事が進行しつつあるということですね。残るは”アセンション”に関するテクノロジーの開示のみということでしょうか?

エメリー:
 そういうことさ。

デイヴィッド:
 ええ。

エメリー:
 そいつは星々に旅する能力を我々に与えるのさ。

デイヴィッド:
 本当に驚きでしたね。それではエメリー、ここに来ていただいてありがとうございました。そして、この”コズミックディスクロージャー”を観てくださったみなさんにも感謝します。ホスト役のデイヴィッド・ウィルコックとスペシャルゲストのエメリー・スミスでお送りしました。

デイヴィッド:
 人に見えますよね?

エメリー:
 おお、そうだな。

デイヴィッド:
 まさしく空中浮揚しています。どれくらいのスーツがテストのために人々に提供されているんですか?

エメリー:
 二着だけさ。僕が知っている限り、二着のスーツだけだ。

デイヴィッド:
 本当ですか?

エメリー:
 ああ。僕が知っているのはこの二着のスーツ・・・この製造者から提供されたやつだけだね。そうさ。もちろん、他にもたくさんのスーツがある。いわゆるアイアンマン(訳注:前述したのでここでは解説しない)タイプのやつも見たことがある。

デイヴィッド:
 なるほど。

エメリー:
 ナットやボルトはもう使われていないよ。

デイヴィッド:
 そうでしょうね。それで、コーリー・グッドにこのアイアンマンスーツの写真を見せた時、秘密宇宙プログラムではこれを保有していて自分はこれを使用したと彼は言っていたことをあなたにお知らせしたいのです。

 そして、それは瞬間的な反重力技術を利用したもので、地面に着地する直前の2~3フィート(訳注:およそ60~90センチメートル)の高さで空中浮揚を維持するのに十分な量のガスを噴射してスムースな着地を可能にするものだと、そして、それは短い間の空中浮揚を可能にするだけだと彼は言っていました。

エメリー:
 ああ、そういうジャンプして着地するスーツのことは知っている。でも、僕が言っているのはそういうやつじゃないんだ。空中浮揚するのに電磁場を使うやつさ。

デイヴィッド:
 おお、本当ですか?

エメリー:
 ああ。

デイヴィッド:
 トム・クルーズ主演の映画の”The Edge of Tomorrow”別名”Live, Die, Repeat”(訳注:邦題は「オールユーニードイズキル」。2014年に公開されたアメリカのSF映画)を観たことはありますよね?


兵隊たちはこういった大きくてかさばる金属製の枠組みを身に着けてますよね?

エメリー:
 おお、そうだな。

デイヴィッド:
 彼らはこれらで駐車してある車を動かせるんです。こんな感じで。

エメリー:
 ああ。そいつはひどく時代遅れのテクノロジーさ。そいつは全ての秘密プロジェクトで使われていた。そいつらは地下基地ではごくありふれたものだ。

デイヴィッド:
 本当ですか?

エメリー:
 外部骨格っていうやつさ。映画で見るようなやつさ。シガニー・ウィーバーなんかが出ている”エイリアン”(訳注:1979年に公開されたアメリカのSF映画。この作品に出てくる異星人エイリアンの造形デザインを怪奇的な作風で知られるスイスの画家H.R.ギーガーが手掛けて話題となった。)でも出てただろう?こういうでかいやつがさ。


デイヴィッド:
 そうですね。

エメリー:
 今はずっと小っちゃくなってるよ。その外形は装着者の身体にぴったりとフィットする。もう、かさばった感じじゃない。それで、自分の十倍の重さを持ち上げることができるんだ。人間フォークリフトみたいなもんさ。

デイヴィッド:
 ワオ!

エメリー:
 でもそれはジャンプしたりアクロバットをやったり高速で走ったりするやつじゃないんだ。

デイヴィッド:
 もし、装着者が裂傷を負ったり、骨折したりそういった時にはそのスーツは何かしてくれるんですか?そういった対策が施されているんですか?

エメリー:
 もちろん。スーツ自体が出血を止めるために収縮しあtり流血を凝固させたりする機能がスーツに導入されていいるのさ。

デイヴィッド:
 ワオ!

エメリー:
 それだけでなく、そいつはビタミン、ミネラル、電解質、栄養素、特別なたんぱく質、アミノ酸も供給できるんだ。スーツに話しかければスーツも話しかけてくれる。脚部にも仕掛けがある。脚を骨折したら、その部分が硬くなるんだ。

デイヴィッド:
 驚き!

エメリー:
 ああ、びっくりさ。

デイヴィッド:
 痛みはどうなんですか?痛い時は?

エメリー:
 ああ。装着者がそいつに痛みを与えてくれるように命令したらそいつは痛みを与えてくれるんだ。オペレーターも同じことができる。衛星みたいなものさ。衛星がとらえた何かの情報を地上の管制塔がキャッチするようなものさ。(訳注:スーツの遠隔操作の話をしていると思われる。米軍は実際に、アフガニスタンなどでテロリストの暗殺に、米軍基地でドローンパイロットが遠隔操作している無人攻撃型ドローンを使用している。こういった遠隔操縦システムの話をしているようだ。)

 それで、普通は誰かがどこかから装着者とコミュニケーションを取るのだが、スーツ自体とコミュニケーションを取ることもある。スーツが走り回っていても装着者は関知していないとかね。そういう感じさ。実のところ、こういうのは完全にプロトタイプでの話なんだ。

デイヴィッド:
 装着者がひどく恐怖感や不安感を味わった時はどうなるんですか?スーツは装着者の恐れを感知するんですか?そういう時はそいつは何か助けてくれるんですか?

エメリー:
 ああ。そいつは装着者の身体の中の現象や化学物質の状態を常に測定しているんだ。そいつはいつも研究室なんだよ。

 そいつは装着者のアドレナリン(訳注:ホルモンの一種で、五感が危機を察知した場合に分泌が促進される。このホルモンの血中濃度が高まると、生命体の警戒態勢、臨戦態勢、逃走態勢が整うことになる。現象としては意識レベルの上昇、心拍数の上昇、緊張感の高まりなどが現れる。)濃度が上昇したかどうかを感知している。そいつは装着者の心拍数の上昇を把握している。そいつはそういうことを分析しているんだ。

 そして、それに加えて、忘れずに覚えていて欲しいんだが、そいつは普通、装着者を監視しているチームと繋がっていて、装着者が実際に傷を負った場合など必要と判断された場合には、監視者がエピネフリン(訳注:アドレナリンの別名)やモルヒネ(訳注:ケシから抽出される麻薬物質で強力な麻酔・鎮痛作用がある)を装着者に注入し、予防的措置を講じる場合がある。

デイヴィッド:
 アロマテラピー(訳注:香りを使った治療)を行う能力はあるんですか?

エメリー:
 いいや。それは知らないな。僕はそういうのを見た記憶がない。

デイヴィッド:
 分かりました。

エメリー:
 僕はそういう報告を受けてはいない。

デイヴィッド:
 興味深いですね。なぜなら、コーリーが語ってくれたスーツもあなたがおっしゃっているほとんど同じ機能を持ているんです。彼が話してくれたことで唯一記憶に残っていることは、装着者が動揺している時には、そのスーツがラベンダーのような香りをあるいは装着者が好む何等かの香りを嗅がせてくれるそうです。そのスーツがそういう物質を発生させるそうです。

エメリー:
 ああ。そのスーツで行われていることは薬学的知見を利用した何かなんじゃないかな?人間の身体というのはストレスに対処する化学物質を分泌してるんだ。

 そいつがやっていることというのは、各々のスーツが各々の装着者に合わせて作成されているということが重要であることの理由になっている。なぜなら、我々が装着者の血液検査結果を得たならば、我々は実際、そういう化学物質を計測してるんだが、我々は実際に装着者が戦闘したり飛んだりし始める時の化学物質の濃度を計測することになるんだ。

 それで、そいつは装着者に即座にドーパミン(訳注:生命体に快感を与えるホルモンである。スーツ装着者が戦闘などで苦痛を感じた時、これを和らげる目的で投与されると思われる。)とセロトニン(訳注:生命体に安心感、冷静さを与えるホルモンである。スーツ装着者が戦闘時にカッとなって冷静さを失った時に、これを解消させるために投与されると思われる。)を、装着者を冷静にさせるために投与できるのさ。自家製のドーパミンとセロトニンだがね。

 それで、自家製という意味はその物質が装着者の身体から発生したものだという意味なんだ。ただ、濃縮されるだけなのさ。そういうわけで、そのスーツは装着者を癒したり、治療したりする能力があるのさ。装着者がその必要性を感じた時、装着者自身から採取された化学物質を投与することによってね。装着者がそうする必要性を感じない時はそれはそれでいいってことさ。薬剤部のやつらが楽になるってものよ。

デイヴィッド:
 もし、こういうスーツが公に配布されることになったら、何者かが、特にテロリストのような存在が、そのようなスーツを得ることによって破壊不可能な超絶的な敵になることを、我々はどのように予防できるでしょうか?私はそのスーツを装着した誰かがこのように他の誰かを打ち負かすことを想定しています。

エメリー:
 ああ、そうさせないためには・・・。

デイヴィッド:
 それを悪用することをどのように止められるでしょうか?

エメリー:
 ああ、そうだな・・・。総合的に考えると、ゆっくりと情報開示を進めることになるんじゃないかな。警察なんかに最初に導入するとか。あとは、必要最小限の能力しか発揮しないようにダウングレードして運用するのもひとつの手だろう。防弾性のみを付与するとかね。高くジャンプできないようにして、そんなに速くは走れないようにするとかしてね。スーツの繊維の密度を制限するんだ。スーツが栄養素なんかを装着者に与えられないようにすることも一つの手だな。

 もっと、人を護るようなものがあるといい。防護専用のスーツをもっと増やすとか。しかし、スーパーヒーロータイプはいらない。そんな感じだろう。やつらがどのようにその技術を民間に降ろしていくかという問題なのさ。民生利用できるようにすればそれは病んだ人々の助けになるし、危険な仕事に従事する人々の助けにもなる。

デイヴィッド:
 ライフガードなどに活用するということですか?

エメリー:
 ライフガードであるとか、溶接工であるとか、危険な場所で働く人々、火傷を負う可能性のある場所などで働く人々のために活用することを考えるということさ。

デイヴィッド:
 消防士ですね。

エメリー:
 ああ。消防士。さっき話したよね。それが未来のスーツとして全ての人々が所有できるように徐々に浸透していくだろうということさ。それを使用する人々の健康を維持したり、強くしたり、そういった用途に使われていくだろうということさ。

デイヴィッド:
 このテクノロジーのような何かが製造されて行くというのは我々のスマートフォンのチップがどんどん改良されて、改良されるにつれて大量生産されるのと似ているのではないですか?そういうチップは我々がスマートフォンをたくさん使うようになったので今は、値段が下がって安価になりましたよね?そのスーツも最終的には一般大衆の手の届く価格にまで価格が下がる可能性があるのではないですか?そう思いませんか?

エメリー:
 まさしくそのとおり。だが、それが全てじゃないだろう。性能が限られているんだ。それが全てだ。今日ではX-phone 10を入手できるがX-phone 20はまで手に入れることができないだろう?そういうことだ。

デイヴィッド:
 ハハハ。

エメリー:
 内輪ネタさ。だが、そうなんだ。そいういう風になって行く。その時まで、僕が我々はそうなる必要があると思ってはいないと信じている・・・僕はそうは思わない。僕はこれらのテクノロジーが全ての人に手渡される可能性があると思っているんだ。でも、僕はそういう風に事態が動いてはいないと考えている。我々は近いうちに商業化するという事態から離れていっているように思っている。将来、ここ20年のうちに実現するという状況から離れていっているように思えるんだ。

デイヴィッド:
 私はこの事態が覆されないままにはならないようにと思っていました。あなたはヘルメットに問題があるとおっしゃいました。何が問題なのか説明していただけますか?なぜ、ヘルメットが良くはならないのですか?

エメリー:
 ヘルメットはすごいんだ。ヘルメットに関する問題は加圧に関することとスーツとの連携に関することなんだ。ヘルメットとスーツでは開発者が異なっているんだ。

デイヴィッド:
 おお。

エメリー:
 ヘルメットは器用に働いてくれる。ただ、スーツにうまく接合しないだけなんだ。スーツは完璧に身体に追随した形状を実現しているんだが、ヘルメットは実際はそうじゃないんだ。分かるかい?そいつは少しばかりかさばるんだ。小さい。オートバイのヘルメットよりはずっと小さい。分かるかい?そこが問題なんだ。今もなお恐らくは解決できていない。去年の夏だってそうだった。いや、去年の夏じゃないな。二年前の夏だった。

デイヴィッド:
 あなたはそれが公開された時にその供給者になる機会を与えられていたと我々が言うのは正しいことですか?

エメリー:
 ああ。供給者というよりはつなぎ役だな。僕のことはそうみなしたいんだ。僕はビジネスの問題にはそんなに多くは関わってはいないんだ。僕は継続中の他の事案に関係があるんだ。

 だが、僕は橋渡し役になりたいんだ。今我々を守ってくれている人々を防護するためにこのテクノロジーが役立つように橋渡ししたいんだ。例えば、警察官や消防士や医療補助員や民間社会の他の人々の防護にこのテクノロジーが役立つように橋渡しをしたいんだ。というのも、世の中がどんどんクレイジーになってきて、社会を守る仕事をしている人々の助けが必要だからさ。

 こういった一方的な脅威を伴うゲームに対してこういった人たちは少しでも先んじている必要がある。それで、こういったことは可能性を開くんだよ。ヘルメットもそうなんだが、・・・何かが密かに近づいてくることになすすべもないという事態にね。

デイヴィッド:
 私は国際法や国連のようなものに違和感を感じています。国連は一部の特別な軍隊のみがこういうテクノロジーにアクセスしているということをどう感じているのでしょうか?彼らが戦争においてこのような不釣り合いな優位性を保有することを国連はどう思っているのでしょうか?もし、戦争当事国の指導部が妥協しようとしなたならば、彼らがある種の世界規模の独裁体制を築くことになるかもしれないということについて、国連はどう思っているのでしょうか?これに関する何か他の考えがあるのでしょうか?

エメリー:
 それは一つの意見に過ぎないんだよ。やつらはかつてそういった事案について話し合ったことさえないんだよ。

 製造者や発明者や政治家・・・。あるいは政治家ではないそういう共同体を牛耳っている人間。やつらは長期的に物事など考えやしないんだ。やつらは誰が一番たくさんん金を払ってくれるか?どうやってそれをやるか?により多くの関心を抱くのさ。そして我々がそれを必要としているということだ。

 しかし、このグループには幸運なことに、やつらはより憐み深くなってきている。君の言っているようなことに関心を抱いてきている。それ以上は言えないがね。個人的なことは言えないんだ。それで、彼らの心は今は正しいところにある。やつらも良い事をしたいんだよ。やつらは必ずしも戦争をすることを必要とはしていないんだよ。

デイヴィッド:
 分かります。

エメリー:
 そういう風にはまだ事は進んではいない。しかし、確実にそして容易に事はその方向に進むだろう。僕は今日において、全てのドローンが出撃しているようには思わない。他のことに関してもそうだ。なされれば良い方向に進むであろう仕事を人類が得るように我々が望まないなんて考えはしない。

デイヴィッド:
 そうですね。

エメリー:
 だから、ドローンが人口衛星から出動してある地域にステルスモードで配置されるというより多くの脅威が存在する。それは今日では単純なテクノロジーではある。それは廃れたテクノロジーではある。しかし、・・・

デイヴィッド:
 本当に心に響きます。まとめると、ディスクロージャーが起こり始めたので、我々が予期さえしていなかった数多くの驚くべき出来事が進行しつつあるということですね。残るは”アセンション”に関するテクノロジーの開示のみということでしょうか?

エメリー:
 そういうことさ。

デイヴィッド:
 ええ。

エメリー:
 そいつは星々に旅する能力を我々に与えるのさ。

デイヴィッド:
 本当に驚きでしたね。それではエメリー、ここに来ていただいてありがとうございました。そして、この”コズミックディスクロージャー”を観てくださったみなさんにも感謝します。ホスト役のデイヴィッド・ウィルコックとスペシャルゲストのエメリー・スミスでお送りしました。


転載元:spiritual-lightのブログ
コズミック・ディスクロージャー : ナスカトンネルとスーパースーツテクノロジー
シーズン 9 エピソード 11