いまジャーナリストとして

 いま私たちの目の前に、次々と現れるニュースをどうとらえ、どう判断するか・・・ジャーナリストの日誌。

日本人大リーガーのヒゲ・・・あれは似合いません。貧相な顔になります。悪役レスラーに見えます。

2011年10月13日 16時13分15秒 | 日記

 アメリカの大リーグでプレーする日本人選手は、なぜ、
ヒゲをはやしたがるのでしょうか。
 それも、なぜか、アゴの下だけに、はやそうとするので
す。

 松坂選手が典型的です。
 アゴの下だけに、ちょろちょろっと、ヒゲをはやします。
 かつて、メッツでプレーした吉井投手もそうでした。
 松坂選手は、注目される選手だけに、よけいに目立ちま
す。

 アゴのヒゲではないけれど、やはり、ヒゲをはやしてい
るのは、
 イチロー選手 
 上原投手
 斎藤投手
らですね。

 だれも、日本ではヒゲをはやしていなかったのです。
 日本ではやしていないのに、なぜ、大リーグに行くとヒ
ゲをはやすのか。
 
 理由を直接本人に聞いたことはありませんが、だいたい、
想像はつきます。
 日本人の顔は、若く見られるのです。
 若くというか、子供っぽくみられることがある。
 
 若く見られるーーというより、正確にいえば、
 「子供っぽく見られる、といわれている」
 「若く見られる、と日本人は勝手に思っている」
というべきでしょうか。

 松坂選手は童顔です。
 イチロー選手も、渡米したころの写真を見ると、若々し
い。というより、童顔です。
 
 アメリカに行き、若く見られたくない、軽く見られたく
ないーーという気持ちになるのでしょう。
 しかし、それは、日本人の勝手な勘違いです。
 アメリカ人では、むしろ、若く見えるほうが好まれます。
 若く見られたくない、軽く見られたくないからヒゲをは
やすというのは、意識過剰です。

 そして、なによりも、あのアゴヒゲは、日本人選手は、
だれも、似合わないんですね。
 松坂選手は、ひじを手術したあと、先日、久しぶりに軽
いピッチングをし、報道陣の前に姿を見せました。
 なんと、手術のあとだというのに、わざわざアゴヒゲを
はやしているではありませんか。
 

 あのアゴヒゲは、ひとことでいって、貧乏くさいですね。
 貧相に見える。
 周囲も、注意してやればいいのにと思います。

 かつて、日本のプロレスに、グレート東郷という悪役レ
スラーがいました。
 力道山のころです。
 この人は、素性がわからないところが多いのですが、日
系のアメリカ人です。
 有名な悪役です。
 アメリカ人が、「日本人の悪役」というイメージを抱く、
その通りのスタイルをしていました。
 下駄はいて、ニタニタ笑って。
 そして、アゴヒゲです。
 アゴにちょろちょろっと、無精ヒゲのようにヒゲをはや
す。これが、見るからに、貧相なイメージとなり、悪役ス
タイルに花を添える(?)のです。

 言っちゃあ悪いけれど、松坂選手やかつて吉井選手のア
ゴヒゲは、まさしく、この悪役レスらー・グレート東郷の
アゴヒゲなのです。

 松坂選手をはじめ、日本人の大リーガーは、なんでわざ
わざ、こんなみずぼらしく、貧相なアゴヒゲをはやすので
しょう。
 あれは、みんなに嫌われる悪役プロレスラーです。
 なんで、そんなことがわからないのでしょう。
 あれは、周囲の人が言ってやらないといけないと思いま
す。

 アメリカ人はヒーローが好きですが、しかし、アメリカ
のスーパーヒーローって、だれも、ヒゲ、はやしてません
よ。
 スーパーマンはヒゲないでしょう。
 スパイダーマンもそうです。
 バットマンもそうです。
 スターウオーズのハリソン・フォードもそうです。
 プロレスの正義役レスラーもそうです。
アメリカのヒーローって、みんな、つるっとした顔をし
ています。
 どちらかというと、本当に、つるっとして、子供みたい
な顔立ちですよ。スーパーマンの演じたクリストファー・
リーブが、まさにそうでしょう。残念ながら亡くなりまし
が、彼は、若々しく、つるつるした肌だったでしょう。
まもなく公開されるヒーローものの映画「ミスター・アメ
リカ」の主人公も、まさしく、ああいう感じです。

 彼らは、絶対に、ヒゲなんかはやしてませんよ。
 まして、薄汚いアゴヒゲなど、見たこともありません。
 
 ヒゲをはやしたヒーローはいません。
 そうです。
 アメリカ人って、若さが好きなんです。

 せっかく、つるつるした肌の若々しい日本人が、
わざわざ、似合いもしないヒゲをはやす必要はないのです。
 日本人大リーガーのヒゲ、ぶさいくで、貧相です。
 もう、ヒゲ、そりませんか。