6月19日の火曜日はサッカーのワールドカップで、日本がコロ
ンビアに2-1で勝ちました。
その話を書く前に、18日の月曜日に起きた大阪の地震の話を書
こうと思います。
大阪の地震は、18日の午前8時少し前に発生しました。
震度6弱です。
東京でも、敏感な人は、感じたようですが、普通の人は、まず、
気が付かなかったでしょう。
それに、8時少し前というと、サラリーマンにとっては、出勤間
際のあわただしい時間帯で、駅まで歩いている最中とか、電車の中
とか、そんな感じだったと思います。
私も、すぐには気がつきませんでした。
食事をしながら、何気なくテレビの画面を見て、速報で知ったよ
うなことでした。
私の実家は神戸市にあり、1995年の阪神大震災で被災しまし
た。私自身は東京に住んでおり、私自身が直接の被害を受けたわけ
ではないのですが、当時、地震で壊滅した神戸の街をテレビで見て、
「まさか」と、本当に心の底から、驚きました。
今回の大阪の地震を知ったとき、まっさきに思い出したのが、阪
神大震災です。神戸、大阪の人は、みな、そうではないでしょうか。
そこで、18日は、とにかく、大阪の街がいったいどうなったの
か、テレビに見入りました。
不幸中の幸いというべきなのでしょう。
85年の神戸と違い、大阪の街そのものは、大きな被害を受けな
かったようです。
もちろん、ブロック塀の倒壊で亡くなった小学生の女の子は、本
当にかわいそうです。学校の委員で、早く登校し、校門でみんなに
声をかける役割だったため、早くに家を出たそうです。そんな役を
していなければ、ブロック塀の倒壊に巻き込まれずにすんだのに。
新幹線が止まったのはしようがないとしても、大阪、神戸のJR
と私鉄のすべてが止まったというのは、どうなんでしょう。
新幹線は午後、動き始めましたが、JRと私鉄は、夕方の帰宅時
間にも止まったままだったようです。
JRと私鉄のほうが、新幹線より運転再開が遅いというのは、ど
う考えてもおかしいように思います。
一日あけて、19日の火曜日になり、JRも私鉄も動き、落ち着
いてみると、幸い、被害はそれほどには拡大しなかったようです。
しかし、この地震は、プレートが動いたものではなく、断層の動
いた直下型の地震でした。
これは、阪神大震災と同じタイプの地震です。
このタイプの地震は、日本では、全国どこでも起きる可能性があ
ります。
95年はたまたま神戸、今回2018年はたまたま大阪だったと
いうだけのことです。
私たちは、地震の多い国に住んでいます。
そう思い定めて、地震と付き合うしかないですね。