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~生ごみ・野菜の輪と和をつくる~          じゃがいもの会(武蔵野市)

生ごみを資源として活用し、おいしく元気な野菜を作る循環を武蔵野市内で作りたい。都会でも出来ることはきっとあるはず!

この夏は人参に苦労しました

2012-09-10 | 野菜づくり

9月10日(月)

今年は人参に苦労し、くたくたになり大変でした。

8月8日の吉祥寺南町の畑を皮切りに、吉祥寺東町、市民農園に人参の種まきをしましたが、丁度雨のない時期で、朝晩の水遣りにくたくた。1回水遣りが抜けただけで芽が出なかったり、葉の先が焦げて茶色くなったり、虫に食われたり、何度も何度も蒔き直ししました。

それで結局、市民農園は日当たりがよいのでなんとか育っていますが、東町はちょろちょろ、南町にいたってはほとんど虫に食われてなくなってしまいました。

9月になってから種を蒔いた人たちは雨に恵まれ、私たちを追い越すように元気に育っています。

去年は7月25日ころ種を蒔いて、何の苦労もなくとても元気に育ち、格別おいしい人参ができたのに・・。

つくづくと、お日様と雨の大切さを感じました。


「種+食+農の研究所」お披露目会に行ってきました

2012-09-08 | 元気人間づくり

9月8日(土)

じゃがいもの会のメンバーTさんが下北沢に種+食+農の研究所を9月11日にオープンするにあたり、8,9日お披露目会を開くというので、さっそく初日の8日に行ってきました。

お店の名前は「OrganDo+W 種+食+農の研究所」駅から南に歩いて15分くらいのところです。

固定種の野菜の販売と昼は在来種・固定種の野菜を使った1日10人限定の食事、ティータイムにはお茶とお菓子の提供。時にはイベントを行なう時もあるそうです。

食と農だけでなく、種にも目を向け、在来種・固定主の種を守り、またその生産者を守っていきたいのだそうです。

 

お店には固定種の野菜が飾ってあってとても雰囲気よくしたてられていました。

     

珍しい野菜もありましたが、その他、Tさんは、東日本大震災の原発事故の被災農家の支援もしていらして、九州に移住した農家さんの野菜もいろいろ置いていらっしゃいました。珍しい野菜、きれいな野菜に見とれて、いっぱい買って帰りました。      

     

    

今日の献立は

新潟から取り寄せたギンダラの西京づけ、アンチョビーソースのかかったモーウィー、 オクラの梅肉ソースかけ、ゴーヤの天ぷら、人参サラダ、手作りらっきょう、手作り味噌を使った味噌汁

   

ギンダラの下にひいてあるシソは紫色がかってちょっと分厚く、見たこともないめすらしいもので、お味もよかったです。

献立の中にあるモーウィーとは、下の写真の中にあるピーマンとナスの間にあるオレンジ色の瓜です。

   

美味しそうなので、生姜をすりおろして作った手作りのジンジャーエールと、野菜(カボチャ、モロヘイヤなど)のたっぷり入ったマーフィンも注文しました。とても美味しかったです。

   

昼だけの開店、一人でやっているので当初は1日10食、半年の契約だそうです。今日は一人できたけれど、今度はじゃがいもの会のみんなと行きたいと思いました。

いずれ吉祥寺でお店をオープンしてくれるといいなと願っています。


小学生と一緒にぼかし作り

2012-09-05 | 堆肥づくり

9月5日(水)

今日はたまたまコミセンに遊びに来ていた小学生たちがぼかし作りを手伝ってくれました。関心があったのか、とても真剣にやってくれて、助かりました。

溜めおき水に糖蜜、キトサンを入れ、最後に微生物液を入れて混ぜ、糠(この日は20kg)にじょうろでかけます。均一になるようによく混ぜ、これを500gずつビニール袋に入れて密封すれば作業は終わりです。

この微生物は嫌気性の菌なので空気が入らないようにしっかり閉じておきます。2~3週間くらいして発酵して甘酢いにおいがしてきたら完成です。このぼかしを生ごみにふりかけてから土に入れるとより早く生ごみが分解します。

        

 

今日は夏の名残の野菜がたくさん取れたので、こどもたちにお土産に持って帰ってもらいました。

ピーマン、シシトウ、空芯菜、モロヘイヤ、ニラ、オクラ、水前寺菜といったところです。

こともたちとても楽しそうにやっていましたが、感心を持ってくれたでしょうか?また思い出してきてくれるといいな。


吉祥寺東町コミュニティガーデン土づくり 8月6日~9月3日

2012-09-03 | 土づくり

9月3日(月)

ちょっとさかのぼりますが・・。

新しく始まった吉祥寺東町のコミュニティガーデン(名前が決まっていません)の8月6日~9月3日まで1ヶ月余りの土づくりの様子です。作業する場所が、もともとある吉祥寺南町の畑と市民農園と3箇所になったので日程調整が上手くできず、広く呼びかけができないので、少人数でやっています。早くいろいろなことが決まって地域の人たち、思いのある人たちみんなでできるようにしたいです。

8月6日はこの畑に初めて堆肥を入れました。南町で作った堆肥40kg、東町のを23kg入れました。

毎週月曜日30㎏~40kgの堆肥を入れ草マルチしてブルーシートをかけて帰ります。4日後の金曜日には鍬やシャベルで混ぜます。1ヶ月くらいは毎週月曜日に混ぜています。

8月6日(月)

      

8月13日(月)

      

8月27日(水)

     ここの畑の雑草はこうして草マルチしてみなこの土地に返していきます。

     

9月27日(水)   

     だんだんに堆肥を入れたところが広がっています。

        

 堆肥を入れて1ヶ月したら種を蒔いたり、苗を植えつけたりしようと思っています。

一番下の写真の木の棒に挟まれた細いスペースには人参の種がすでに蒔いてあります。


市の環境講座 “おいしい野菜の育て方” 

2012-08-20 | イベント

8月20日(月)

昨日に続き吉田俊道さんの武蔵野市主催の環境講座です。テーマは“おいしい野菜の育て方”。

生ごみをしっかり堆肥化するためにはふつうの人はごみ減量が目的では広がらない。まず楽しくて、感動することが大事ということで次のような方法を教えていただきました。

家庭での生ごみ堆肥化

①種を蒔いたり苗を植える1ヶ月余り前(年2回)・・・土ごと発酵

土ごと醗酵の例として、プランターで野菜を育てる時の土づくりを実演していただきました。

生ごみにぼかしをかけて直接土に混ぜ、3日後、7日後、14日後に外に出してよく混ぜる。1ヵ月後には種まき、苗植え付けができる(元肥)。初心者でも虫の来ない元気な野菜ができて感動!

庭や畑がある人は直接槌に生ごみを入れてもいいです。

 

 

②それ以外の時期・・・生ごみ活かす君(段ボール法生ごみ堆肥化)

①で成功すると、生ごみを捨てるのがもったいなくなり、年2回の土づくりをする時期以外にも堆肥化したくなる。そこで段ボール法の登場。できた堆肥は追肥に。

①、②の二つの生ごみ堆肥化を組み合わせれば1年中生ごみを捨てずに廻っていくことになり、広めていくことができます。

市販の野菜と生ごみから作った野菜の食べ比べもしました。生ごみから作ったナスがとても甘く美味しかったです。 

講座終了後じゃがいもの会主催で収穫料理を食べながら交流会を開きました。環境講座のスタッフ、受講生など10数人が残って感想、意見交換などしました。赤ちゃん連れの若い方もいらして今後につながるといいなと思いました。

 

地域の情報交換交流会

第3日曜日1時から吉祥寺南町コミュニティセンター(℡0422-43-6372)で”生ごみから元気土・元気野菜づくり交流会”をやっています。成功例失敗例などを持ち寄ったり、分からないことは分かる人に教えてもらったり、情報交換しましょう。手作りの料理を持ち寄ってわいわいやるのももいいですね。