バッキーに頼まれ隣街に買い出しに出掛けたある日の事
店の駐車場に車を止めると
スマホにメッセージが送信されたのでまずそれを開け読み始めた。
そのメッセージは
バッキーからニックママ宛てのものだったけど
私、ニックママ、バッキーの3人で送信でき合う
グループメッセージだった為
私のスマホにも送られて来てしまった、、、のだ。
読み始めた私は
私をこき下ろした内容のメッセージに
文字を追うごとに腹が立っては来たけど
グループメッセージと気づかず
うっかり私に読まれたくない内容を
娘に送ったバッキーの馬鹿さに呆れもした。
”あんたがニックママに送ったメッセージは
私も入ったグループメッセージだって知ってた?
どういうつもりであんなメッセージを送ってるのよ
買い物なんてする気がしないわ。自分でして頂戴。”
バッキーだけに宛てそうメッセージを送った。
数十秒間の沈黙の後
”悪かった。” と
短いメッセージがバッキーから送信された。
夫婦も長くしていると
相手の気持ちが自分のもののように感じられ
この時持っていた怒りや呆れた想いに
緊迫したバッキーの気持ちが加わる。
そんな想いの中で さてどうした物か と考えながら
家に向かって車を走らせた。
証拠を掴まれたバッキーは今回自分の非を認めた。
非を認めたバッキーに何を言っても
大人しく聞くだけで
この件はそのうち忘れられ
私たちは又お互いに笑い合う生活を始める。
そうあるべきであり
そうなる事も分かっている私は
それだけで済ませたくなく
小遣いをあげてもらう事にした。
”借家暮らしになってから出費も少なくなったし
月400ドルの小遣いを800ドルにして欲しい”
私の帰りをドキドキさせて待っていたバッキーに
まずそう切り出した。