「なんとなく公開討論会」

2006年12月30日 | 選挙
しばらく更新が出来ずに大変申し訳ありませんでした。
知事選関連の会合や、挨拶廻りで今もバタバタしております。

知り合いにチケットを入手してもらったので、先日行なわれた、知事選候補予定者4名による(現在は5名)、公開討論会に行ってまいりました。会場はほぼ満席で、宮崎の政治関係者も多数参加されておりました。

討論会に行っての感想を述べさせてもらえれば、県民はこのような討論会を望んでいたのだろうか?討論会というよりも、それぞれが各項目に5分という持ち時間を持つ意見発表会だったような気がする。しかも、自らの公約やマニフェストなどの裏付けもない意見発表会だった。その場では何でも言える、具体性に欠ける発表会だったのではないだろうか。

ある候補予定者なんか、前日に偶然お会いした会合で「業者の方から、よく言ってくれた。談合はある程度仕方がないとメールをもらうんですよ。ある程度は仕方がない・・・。」とまたしても談合容認か?というような発言をしていたにもかかわらず、「談合はいかんですよ!絶対に許してはなりません!」とその場で言われてた・・。時と場合に言葉を使い分けるのが政治家なのだろうか?

先日、テレビをつけていると、ある番組で自民党の笹川党紀委員会委員長が平然と「政治家は公約を守らない」というような事を言われてた事には唖然とした・・。

話しは討論会に戻るが、質問に対して的を射てない答えも多かったような気がする。県政に対する質問が前提にあるにも係わらず、国政レベルでの答えをする方や男女共同参画の話で子供のおしめ返えを行なった話しや料理の腕自慢の話しをする人や・・・。僕の隣にいた人なんか、事前に渡されていたアンケート用紙に「このような形の討論会は意味がない。」、「国政にでたいのか、県政にでたいのか分からない候補者がいる。」と手厳しく書かれていらっしゃいました。

なんとなく疑問というか違和感を感じる討論会だったような気がします。次の日の新聞報道でも賛否両論の意見が書かれてましたが「人柄が分かった」と公開討論会について賛同してらっしゃる方もいましたが、僕が思うに人柄は大切かもしれませんが、人柄が良いからといって、よい政治が出来るとも限らないのでしょう。

会場から出て行くと、知り合いのマスコミの方が大勢いらっしゃって談笑したのですが、「どうでした?」と言われるんで「意見交換会でしたね。」と答えると「そうでしょう?これじゃ・・・」とマスコミの方達も言われてました・・。何を訴えたいのか分からない討論会だった気がします。

どの候補予定者にも、新しい宮崎県政を築いてもらう為に頑張ってもらいたいです。

「生活維新」

2006年12月30日 | 政治
http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/200612cm_30s_v300.asx

新しい民主党のCM「生活維新」が製作されました。
上のアドレスでご覧になれます。

テーマは、「政治とは生活である」という民主党の政治理念に基づき、民主党が自ら政権を担って実現する国民の「生活維新」という政治目標だ。「生活維新」とは、企業・業界の利益を優先してきたこれまでの政治のやり方を根本的に改め、政治が国民の生活を直接支援して、暮らしを豊かにし、格差も是正するという基本政策であり、民主党のめざす「本物の改革」の中心課題と位置づけられる。

今回のテレビCMは07政治決戦の旗印として「生活維新」を高く掲げ、それを実現するために民主党が一丸となり、決戦に勝ち抜く決意を国民にアピールし、企業・業界の利益優先に固執する自民党との違いを鮮明にする。
                             (民主党HPより)