「北方領土の日」

2006年02月06日 | 歴史
明日は北方領土の日です。
択捉島、国後島、色丹島そして歯舞諸島が1945年8月15日、日本がポツダム宣言を受諾して終戦した日以降にソ連によって不法占拠された。

それ以降、何度もソ連そしてロシアと交渉してきたが未だに解決されてない。そればかりか国民の中でだんだんと北方領土に対する意識が薄らいできてるのではないか?若い人になると、領土問題がある事すらしらない人はいるだろうし・・。

1905年のポーツマス条約によって千島列島と南樺太は日本の領土だった。
1855年に日露通好条約によって国後、択捉、歯舞、色丹までを日本の領土として国境線をひいた。樺太はロシアと日本の両国民の混在の地としたのだが、1875年日露両国で樺太・千島交換条約を締結して日本が樺太を手放すかわりにロシアから千島列島を譲り受けた。

そして日露戦争の勝利によりポーツマス条約で日本は南樺太を手に入れて、その後大東亜戦争でポツダム宣言を受諾するまで、その領土を保ったのだが、終戦後ソ連軍が進駐し、南樺太そして千島列島を強奪した。1951年にサンフランシスコ平和条約で日本は千島列島を放棄したが、もちろん北方領土は放棄していない。そもそも1855年から北方四島は日本の固有の領土であり、千島列島には含まれないとされてたのだから。

僕は授業でこういった経緯があって、北方領土が日本の固有の領土だという事を習ったことがない。そういう意味でも教育は大切ですし、国民一人一人が領土問題を真剣に考えないといけない時期がきてるのではないだろうか?日本には北方領土だけでなく、それ以外にも領土問題を抱えてるのだから・・・。

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