「マークの謎」

2005年11月26日 | Weblog
選挙後、何度かメールをやりとりしているワカゾーさんから先日の民主党のロゴマークに関する事でこんなメールを頂きました。ワカゾーさんの承諾のもと、紹介させていただきます。

本当は「いつきログ」のコメント欄に投稿しようと思ったのですが、
長くなりそうで何となくやめておいた方がいいような気がしたので
メールにします。「民主党のロゴの意味」の記事への感想です。

外山さんは太陽党という政党のシンボルマークを覚えていますか?
↓この左上の方に小さく写っているこれです。
http://www.valley.ne.jp/~motomasa/image/hata.jpg

太陽党。凄く懐かしい響きがいたしますが、ちょうど9年近く前
1996年末に新進党を離党した羽田孜さんらが旗揚げした政党です。
私は今でもはっきり覚えているのですが、
このシンボルマークを紹介する当時の新聞記事に、羽田党首の
次のようなご発言が記されていました。

「太陽は沈んでも地球の裏側を照らしている。
万物をあまねく照らす太陽のような政党を目指したい」

「日はまた昇る」とはよく聞きますが、
「沈んでも裏側を照らしてくれる太陽」というのは初めて聞く言葉で、
当時まだ幼かった私にとっては何故だか不思議と心に残るものでした。
こんな政治欄の片隅の記事を、だから今でも覚えているのですが。

実はこの太陽党のシンボルマークを手掛けたのは、
党首の羽田孜さんと親しかったというデザイナーの浅葉克己さんです。

1998年4月の四政党(旧民主、民政、友愛、民改連)統一に伴なう
新民主党発足時に、旧民主党のマークとこの太陽党(当時は民政党)の
マークとを折衷した形で決まったのが現在のロゴマークだと
以前どこかで聞いたことがあります。←間違った情報かもしれませんが。
(新旧民主党、太陽党、3つのマークとも浅葉さんのデザインです)

そう見れば、確かにどこなく面影があるように思えてくるものです。
民主党はさまざまな政党や勢力が寄せ集められて出来た政党ですが、
その中にあって、太陽党のように名前や形は消え去っても
「沈んでも裏側を照らす太陽のような政治」というその理念や精神は
どこかで確かに息づいているような気がして
あの2つの円の、太陽のようなマークを見る度に嬉しくなります。

だから今の民主党のロゴマーク、僕もすごく好きなのです。


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