井内利彰

競馬に携わってます

自ら騎乗

2011-03-16 | Weblog
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今朝は追い切りラッシュで目まぐるしいくらい忙しい時間でしたが、美浦の現状を考えると、このように充実した環境の中で仕事できることは本当に幸せだとあらためて実感させられる時間でもありました。

さて、先週からスポットライトのように取り上げているのが未出走のテンペル。

CWでの追い切りの様子は先週お伝えしましたが、今朝もCWで追い切られました。
その動きはまさに本物、時計は極端に速いわけではありませんが、あれだけ道中楽に走っているのに、6F83.5~5F67.9~4F51.5~3F37.1~1F12.5秒という数字は優秀です。

そういえば、いつもいるはずの先生が周囲にいなかったと思うと、後半の時間帯に先生が来て「今朝は僕が乗ったんですよ」と先生。
最近は先生が乗ることはほとんどなかったんですが「期待が大きいからご自身で手応えを確かめたんですね」と聞くと笑顔の先生。時計を先生に伝えると「手応えは楽だったんですけどね。やっぱり走りますね」と素質の高さを再認識されたようでした。

予定していたデビュー戦がどこになったのか、聞くのをすっかり忘れていましたが、来週になることは間違いないでしょう。また聞くことができれば、ここでお伝えしたいと思います。

後半の時間帯に先生が来た時に追い切ったのは来週の高松宮記念を予定しているサンダルフォンでしたが、こちらも動きは抜群。
道中の楽な走りから6F86秒くらいかなと思ったんですが、実際はCW6F83.1秒。これには僕も先生も驚きで「阪神に替わるのはいいし、暖かくなってきたのもいいんでしょうね」とこちらも手応え十分でした。