井内利彰

競馬に携わってます

ちょっと残念

2009-07-29 | Weblog
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当ブログで何度か紹介させてもらったサクシードですが、フレグモーネで一旦、大山ヒルズに放牧に出ることになりました。

追い切りをかけて、ちょうど疲れが出る時期ということもあっての症状だろうということなので、ここで無理をしないという判断のようです。

まあゲート試験には合格していますし、秋に戻ってきたとしてもデビューがそこまで遅くなることはないでしょうし、もともと予定されていた芝1200mよりも1400mか1600mくらいの方が距離も合うでしょうから、良い方向に考えてよい休養とみたいですね。

さて今朝ですが、坂路の4Fがヘッドライナーの51.9秒が最速のように、時計の掛かる馬場状態でした。
CWも重い状態を感じさせる各馬の動きでしたし、実際に乗っている方の口からも重いということだったので、雨こそ降っていなかったものの、週末の激しい雨の影響がまだ残っているのだと思います。

そんな馬場で抜群の動きを見せたのは2度目のハロー明けで追い切ったマイネルレーニア。
いつものように佐藤哲ジョッキーが跨って単走でしたが、6F81.1秒、ラスト11.5秒は他との比較でも抜けています。
直線は首を使って機敏な走りを見せていたので、この数字も納得です。

同じく追い切りで動きが目立ったのは今週の小倉記念でも人気しそうなコスモプラチナ。
いつも速い時計が出る馬とはいえ、6F81.6秒、ラスト11.8秒で最後まで余力が残っていたのは優秀。
ジョッキーも前回よりも動きは良いと評価していたそうなので、やっぱり夏は牝馬なんでしょうか。

ただ出走が叶うようならアンノルーチェ。
Bコースで松山騎手が跨っていましたが、引っ掛かるというよりも唸るくらいの勢いでラスト11.6秒。昇り馬の勢いを感じます。

木下助手が担当しているんですが、「木下を見たら手を合わせるようになったら自分の馬が走り出した」という伝説ができるくらいお地蔵様のような顔をしている癒し系。
僕はボーリングの厩舎対決の時にしかお話したことがありませんが、優しい人なので馬には走って欲しい私情はあります。