井内利彰

競馬に携わってます

大雨の影響

2009-07-22 | Weblog
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全国各地で大雨の影響が出ていますが、栗東も例外ではありませんでした。
今日の午前1時すぎに大雨洪水警報が発令されたと栗東周辺に放送が流れました。
ねぼけていたこともあって、特になにもないのかなと思っていたら、かちどき門のところで「今日は坂路が閉鎖らしいですよ」と警備の方に教えてもらいました。

スタンドへ行って坂路モニターを見てみるとウッドチップが流れて馬場が割けているように見えます。
きっと午後からウッドチップを足して、明日には使えるようにするのでしょう。

そんなわけでCWに馬が集中。
朝一番はどの馬を見てよいのか分からなくなるくらいに追い切りやらキャンターやらが行われていました。
しかしその嵐が去るとお天気も徐々に回復して、馬も通常通りの見やすい状態に。

坂路が閉鎖ということで今朝は音無調教師が僕の横で一緒に調教を見たりする時間もありました。
さすがは先週4勝、ご機嫌な先生にコーヒーをごちそうになりながらドモナラズとラッキーブレイクの併せ馬を見ました。
動きはやっぱりラッキーブレイクが良くてドモナラズが見劣りましたが「ドモナラズはウチパクに頼んだし、攻め量も十分やから動けると思うんやけどなあ」とぽつり。
その後、後半に追い切ったホエールシャークは動きが良くて「やれるぞ」ということだったんでこちらも小倉芝1200mなら面白いでしょうね。

肝心の馬場状態ですが、極端に重たい馬場ではありませんが、水分を含んだ馬場が不得意な馬にとってはラストはバテてしまうような一律に判断することができないような馬場でした。

そんな中で目立った動きをしたのがゴルデンシュライン。
相手はマストビートゥルーでしたが、終始楽な手応えで相手を圧倒。
最後は軽く仕掛けると半馬身ほど出た状態でゴール。
初出走だった前走より明らかに状態は良くなっているので、人気でも単はこの馬じゃないでしょうか。

続いては佐々木先生が強力プッシュのスカーレットシチー。
札幌から帰厩してからも順調に調教ができていて、今朝が6F81.7秒。
本数が少なかった前走からは一変して不思議ない動きでした。