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和泉村村営バス 乗車券

戴き物なので詳細が不明ですが、和泉村村営バスの乗車券です。


   


水色和泉村村章地紋の半硬券で、発着停留所の番号をパンチで入鋏する独特な様式です。
恐らくこの券は、5番停留場(もしくは区)から6番停留場(もしくは区)までの1区間用として発行されたようです。


   


裏面です。券番も印刷されていますが料金の記載は一切なく、どのように売り上げ管理をしていたのか、興味深いところです。


   


地紋を拡大しますと、和泉村の村章が分かります。
和泉村はかつて福井県の最東端で岐阜県との境界線の辺りにあった村で、昭和30年代に下穴馬村と大穴馬村が合併して誕生した村のようですが、平成17年に大野市に編入されて消滅しています。村内にある鉄道の駅が越美北線の九頭竜湖駅で、この券は九頭竜湖駅で購入されたものだそうです。


和泉村村営バスはJR九頭竜湖駅を中心として路線があったようで、九頭竜湖駅からぶなの木台、天狗岩、和泉スキー場、家族旅行村を結ぶ「前坂線」、国民休養地、板倉、平成の湯、下山、大納、中竜、板倉を結ぶ「下山中竜線」、板倉、下山、越前大野駅を結ぶ「大野線」の3路線があったようで、現在は大野市に引き継がれて大野市営バス「和泉3線」という名称で存続しており、いずみタクシーという事業者が市から委託されて運転されているようです。

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