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綾瀬から北千住ゆき


本日、拙ブログのエントリーが開始されてから、おかげさまで2周年を迎えることができました。不定期ではありますが今日に至るまで何とか更新を続けられましたのも、皆様のおかげと感謝いたしております。ありがとうございます。
アクセスカウンターによりますと、昨日までの2年間で、アクセス数は201,451件、ご訪問者数は120,396名を数え、本当にたくさんの方にご訪問いただきました。今後とも拙ブログを御贔屓のほど、よろしくお願いいたします。

さて、第1回目の記事にて綾瀬駅の硬券入場券についてエントリーさせていただきましたが、2周年を記念して(?)綾瀬駅関連の乗車券についてエントリーいたしましょう。

綾瀬駅は昭和46年4月20日に帝都高速度交通営団(現・東京メトロ)千代田線の開通と同時に交通営団に移管され、現在も東京メトロ管理の駅となっています。
以前は営団地下鉄管理の駅にも拘らず国鉄の入場券が発売されていましたが、現在は他の東京メトロ駅同様発売されていません。

  images (綾瀬駅発行の国鉄入場券)

これはかつて綾瀬駅で発売されていた硬券入場券です。東京印刷場製の首都圏用の硬券入場券には発行箇所名の記載がありませんが、右下には社線駅発行を示す「○社」の表記がありました。

綾瀬駅~北千住駅間はJR常磐線と東京メトロ千代田線が重複する特殊な区間となっており、JRの旅客営業規則では、第16条の5(常磐線北千住・綾瀬間相互発着となる旅客の取扱い)において、「常磐線北千住・綾瀬間相互発着となる旅客に対しては、乗車券類の発売を行わないものとする。」と規定されていることは乗車券収集家の間では有名ですが、北千住・綾瀬間相互間の乗客に対する乗車券は東京メトロにて発売されます。
ただし、東京メトロの運賃は初乗り運賃は160円のため、同区間の運賃はJRの初乗り運賃の130円に合わせた特定運賃が適用されています。
(実際、反対方向の亀有ゆきの乗車券はJRの綾瀬から130円区間の券が発売されており、北千住・綾瀬間相互間をJRの130円券で乗車しても特に問題は無いようです。)

   images (旧型タッチパネル式)  images (新型タッチパネル式)

綾瀬駅の券売機で購入した、東京メトロの北千住・綾瀬間相互発着の乗車券です。左が旧型のタッチパネル式券売機のもので、右は新型のタッチパネル式のものです。記載されている内容は同じですが、字体がかなり違っています。
現在、綾瀬駅の券売機は上記の2機種だけで、東口・西口共に新旧の券売機が並んでいます。

また、東口出札窓口にはJRのマルスが設備され、綾瀬駅発JR全線の乗車券の発券が可能ですが、北千住ゆきの乗車券だけはJRの旅客営業規則により発券することができません。

   images (東京メトロ補充券によるもの…再度クリックすると大きく表示されます)

そのため、窓口発券の場合は東京メトロの補充券で発券することになります。

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