My-boomよ、永遠なれ。

熱しやすく、冷めやすいお調子者のマイブーム日記…
いよいよ人生は佳境に“ラスト・クオーター・サバイバル”へ

新しい光害カットフィルターの購入

2014-02-05 14:34:24 | スターウォッチ

最近の星空撮影時に欠かせないアイテムに光害カットフィルターがあります。
現在所有するのは「IDAS LPS-P2 光害カットフィルター 77mm径」です。

フィルター径の異なるレンズに装着する場合はステップアップリングを利用し、また82mmステップアップリングを介して専用レンズフードを取り付けています。

確かに市街地での撮影に限らず、通常の星空撮影に効果があり今では光害カットフィルターの定番となっています。
しかしながら万能と言う訳には行かず、露出時間が倍以上かかる場合があります。
また光害の基となる水銀灯やナトリウム灯の輝線をカット、つまり特定の波長の通過抑える干渉フィルターと言われ、この点でも制約があります。
画像拝借
一番の問題はレンズに入る光の入射角に制約(25~30度程度)があり、おおよそフルサイズで85mmレンズ程度、APS-Cで55mmレンズ程度になりこれを超える標準~広角レンズでは光害除去効果が無くなり周辺に赤カブリが入ってきます。

そこで今回出来るだけ広角レンズによる星景撮影に光害カットフィルターを利用したく選択したのが「LPR-N/SEO FF(キヤノンEOS用)」フィルターです。
画像拝借
最大の特徴はレンズ前装着ではなく、カメラボディ内に装着するタイプなのです。
異なるレンズの装着毎にいちいちフィルターも装着する手間が無くなります。
※このFFタイプはLPS-P2でも発売されており、近々にリニューアルされるそうです。

上記のLPS-P2通過特性とほぼ同様のようです。



これで単純に全て問題解決とは行かないのが残念…。
レンズ入射角の制約はある程度軽減出来ると考えられますが、これはレンズ毎に特性を見極める必要があります。
また単・ズームレンズの違いや絞り値などによる変化も精査が必要だと思います。

そして最大の問題は現有するEOS 5D Mark IIなどフルサイズ機には装着出来ない点です。
バックフォーカス(レンズ最後端から焦点面までの距離)の関係と小型クイックリターンミラーを搭載をするAPS-C機しかフィルターが装着出来ないのです。
私には影響ありませんがフィルター装着するとEF-Sレンズは構造上使えません。

ところがここの所すっかり出番が無くなっていたEOS 50DならOKではありませんか!

ちょうどミラーの前に装着します(特殊な工具や技術は必要ありません)が、キズ・指紋が付かないように慎重さが必要です。
APS-Cだと使うレンズの焦点距離が1.6倍になり、例えばEF24mm F1.4L II USMだと約38mmと魅力半減ではありますが致し方ない所でしょうか。

現在、雪景色の真っ只中なのでこのフィルター&レンズテストは暫く出来ませんが楽しみです。

話題かわって…
ブログに小物を撮影・掲載するのにいままでは適当にテーブルにポンと置いてデジカメでパシャで終わっておりました。
もちろんライティングなんて気にすることはまずありませんでした。
そこでもう少し見栄えをアップさせるため最近購入したのが「撮影ボックス 50×50cm【簡単組み立て式】6バリエーション背景付き」。

本来ならデジイチ+マクロレンズなどで撮るのでしょうが、所詮ブログ程度に掲載するのでここでも休眠していたSONYのデジカメと安価な三脚でセットして見ました。
このデジカメは一応マニュアル撮影まで出来るので侮れません。
ライト類は以前購入したものを引っぱり出し来ましたがこれで十分であります。


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