今年4月から高齢者虐待防止法が施行されるなど、社会的な対応が求められている老人虐待の問題をめぐり、大津市打出浜のピアザ淡海で9月22日、介護や福祉の関係者らによるシンポジウムが開かれました(ニュース番号0609/36、9月26日を参照)。
同法の狙いなどについて特別養護老人ホーム「フィオーレ南海」(大阪府田尻町)の柴尾慶次施設長が講演した後、介護支援専門員(ケアマネジャー)や自治体、社会福祉協議会の職員らによる事例報告や意見交換が行われ、地域住民を含むネットワークづくりの重要性などが指摘されました。
県とともにシンポジウムを主催したNPO法人「あさがお」(大津市浜大津3)は10月末~来年3月の毎月第2土曜日に、老人が安心して暮らすことができる地域づくりを目指して、「あなたのための権利擁護入門講座」を開きます。受講は無料であり、定員は先着50人です。問い合わせは事務局(077-522-0799)まで。
(9月30日付け毎日新聞が報道)