【写真：議員定数削減について取材に応じる目片信大津市長（大津市役所）】
大津市議会の議員定数を４０から３６に削減する議案を提出する方針の目片信市長が４月１５日、市議会の会派代表者会議で方針について説明した。目片市長は６月議会での提案に向け、各派の対応を注視する姿勢だ。各会派は持ち帰って検討するとしたが、提案に反発する声もあった。
会議には市議会議長と８会派の代表、目片市長が出席し、非公開で開かれた。
会議後に目片市長は提案の理由として▽市内に３６の学区がある▽定数減で市議選が激戦となり市議の認知度が上がる▽議員が緊張感を持つ▽市の財政難－などを挙げた。
目方市長は６月定例市議会に議案を提出する意向だが、「否決されるなら提案しても意味がない」と、議会側の反応を注視する考えを示した。
これに対し、武田平吾議長は「市長の考えを常に真摯（しんし）に受け止める姿勢は崩さない」としながらも、「定数減イコール議員の緊張感なのだろうか。唐突な話だし、議会としても改革に取り組んでいる」と反論した。
共産党市議団の塚本正弘幹事長は「市と市議会は二元代表制で、チェックされる側（市）が、する側（議員）を減らせというのはルール違反だ。ただ、財政難というのは共通認識で、報酬減など議会の場でできる努力はある」とした。
【関連ニュース番号：１００４/１１０、４月１５日；１００４/９９、４月１３日】
（４月１５日付け京都新聞・電子版：１６日付け毎日・中日。読売の電子版、朝日も報道）
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100415000208&genre=A2&area=S00
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100416ddlk25010521000c.html
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100416/CK2010041602000011.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20100415-OYT8T01162.htm
大津市議会の議員定数を４０から３６に削減する議案を提出する方針の目片信市長が４月１５日、市議会の会派代表者会議で方針について説明した。目片市長は６月議会での提案に向け、各派の対応を注視する姿勢だ。各会派は持ち帰って検討するとしたが、提案に反発する声もあった。
会議には市議会議長と８会派の代表、目片市長が出席し、非公開で開かれた。
会議後に目片市長は提案の理由として▽市内に３６の学区がある▽定数減で市議選が激戦となり市議の認知度が上がる▽議員が緊張感を持つ▽市の財政難－などを挙げた。
目方市長は６月定例市議会に議案を提出する意向だが、「否決されるなら提案しても意味がない」と、議会側の反応を注視する考えを示した。
これに対し、武田平吾議長は「市長の考えを常に真摯（しんし）に受け止める姿勢は崩さない」としながらも、「定数減イコール議員の緊張感なのだろうか。唐突な話だし、議会としても改革に取り組んでいる」と反論した。
共産党市議団の塚本正弘幹事長は「市と市議会は二元代表制で、チェックされる側（市）が、する側（議員）を減らせというのはルール違反だ。ただ、財政難というのは共通認識で、報酬減など議会の場でできる努力はある」とした。
【関連ニュース番号：１００４/１１０、４月１５日；１００４/９９、４月１３日】
（４月１５日付け京都新聞・電子版：１６日付け毎日・中日。読売の電子版、朝日も報道）
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100415000208&genre=A2&area=S00
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100416ddlk25010521000c.html
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100416/CK2010041602000011.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20100415-OYT8T01162.htm
