◇事業や財源など分かりやすく
草津市は、市民に税金の使われ方を知ってもらおうと、今年度の予算を分かりやすくまとめた説明書を1400部作成した。200以上の主要事業一つ一つを写真やグラフを付けて解説、事業内容をイメージしやすいよう工夫している。
説明書「平成21年度草津市の予算~こんなことします! 今年のくさつ」はA4判、122ページ。橋川渉市長が掲げる予算の透明化を図る取り組みで、事業費は約112万円。
事業の大まかな概要や、事業費がどんなことに使われるかが分かる内容。例えば、「在宅生活支援・在宅介護支援」(8421万円)の項目では、ホームヘルプ291万円や外出支援56万円など、それぞれの経費を書き、▽県172万円▽利用者572万円▽市7677万円--と財源の内訳を示した。他に、現在の財政状況も詳しく解説している。
説明書は、市民センターや小中学校など公共施設に置くほか、市のホームページに掲載する。【南文枝】
(6月27日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090627ddlk25010586000c.html