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【1109/23:野田新内閣】「力発揮して」県民期待 / 野田内閣発足

2011-09-04 00:13:21 | Weblog
 野田内閣が正式に発足した8月2日、県民からは新政権に対して、「東日本大震災の被災地復興を急いで」などの要望や「しがらみに縛られず、力を発揮して」という期待の声が上がった。

 彦根市大藪町、会社員山田和宏さん(47)は「乳製品を扱う会社に勤めており、震災の後は関東の工場も操業が止まった。新政権には被災地の産業復興をスピーディーに進めてほしい」と要望。湖南市石部中央、婦人服販売小山剛史さん(47)は「野田さんは増税路線を進めるそうだが、増税されると小売業は冷え込む一方で、先行きが心配」と不安を口にした。

 高島市新旭町藁園、農業中谷ふさえさん(76)は、広大な自由貿易圏づくりを目指す環太平洋経済連携協定(TPP)に野田首相が賛成の立場を取っていることについて、「米価は安いうえ、減反にも協力している。こんな状況で参加するのは反対」と注文をつけた。

 2人の子どもを持つ甲賀市水口町、主婦安田聡子さん(37)は「新政権はしがらみのない顔ぶれ。子育て中の女性が働きやすい社会にしてほしい」と求め、就職活動中の大津市京町、専門学校生村田明奈さん(23)は「代表選の演説では、野田さんが本気で取り組もうとしている姿勢を感じた。雇用環境が良くなることを期待して見守りたい」と期待を示した。
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 ◆県内主な政党幹部コメント

 野田内閣発足を受け、県内の主な政党幹部に聞いた。

 出原逸三・民主党県連幹事長「川端さんには、文部科学相で見せた手腕を総務相でも発揮してほしい」

 石田祐介・自民党県連幹事長「どの閣僚も実績が少ない。党内融和優先の『学級委員仲良し内閣』だ」

 梅村正・公明党県本部代表「実行力が求められる。野党と協力し、被災地復興を早期に進めるべきだ」

 奥谷和美・共産党県委員会委員長「大連立、大増税、原発推進を進める体制になるのは明らかだ」

 小坂淑子・社民党県連代表「まずは震災復興に力をいれるべきだ。手並みを見ていきたい」

 蔦田恵子・みんなの党滋賀代表「代表選出の直後に組閣すべきだったのに、スピード感がなかった」

 地域政党「対話でつなごう滋賀の会」清水鉄次代表「野党と関係を修復し、地域主権改革を期待したい」

(9月3日付け読売新聞・電子版)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110902-OYT8T01182.htm

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