滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

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【1004/135:RD産廃処分場】RD産廃施設の解体工事で説明会 / 県が栗東の周辺住民に

2010-04-18 01:47:37 | Weblog
【写真:焼却施設の解体工事の安全性について質問する参加者(栗東市小野)】

 滋賀県栗東市のRDエンジニアリング産廃処分場焼却施設の解体工事について、県による周辺住民を対象にした説明会が4月17日、現地で行われた。住民約40人が参加し、処分場の象徴だった2本の煙突などを解体する過程について説明を受けた。

 解体するのは、南側と東側にあるそれぞれ高さ15メートルの焼却施設。県の緊急対策工事の一環として約7千万円かけて行う。

 工事を行う建設会社の担当者らは、来週から汚染物資を除去する作業を始め、6月中に解体作業を終えることや、作業中は敷地内の4カ所に粉じん計と騒音・振動計を設置し、汚染物質の有無を測定することを住民に説明した。住民からは、ダイオキシンなど汚染物質を検出した際の連絡体制について質問が出ていた。

(4月17日付け京都新聞・電子版:18日付け毎日・中日の電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100417000096&genre=A2&area=S00
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100418/CK2010041802000003.html

【栗東の産廃処分場跡地問題:住民要請で焼却炉撤去始まる】

 RDエンジニアリング社の産業廃棄物処分場跡地(栗東市小野)の有害物処理を巡る問題で、県は、ダイオキシン類飛散の恐れが指摘されていた焼却炉の解体撤去作業を始めた。17日には現地説明会が開かれた。

 焼却炉は2基あり、いずれも高さ約15メートル。RD社がごみ処理に使っていたが、06年の同社破産後は敷地内に放置されていた。07年の県の調査で、炉内から廃棄物処理法の基準を最大1300倍上回るダイオキシン類が検出され、老朽化による倒壊を心配する住民らが撤去を求めていた。

 工事は建設会社「日本国土開発」(東京都)が請け負い、先月中旬から開始。有害物質が飛散しないように、周りを防炎シートで覆い、高圧水で洗浄した後に解体する。部材は分別し、敷地内から運び出して処理する。

 この日は同社の担当者らが、住民ら約40人に工事の手順などを説明。安全確認を徹底して工事を進め、異常が発生した場合は直ちに中止して住民らに知らせることなどを強調した。工事は6月末に終了する見通し。【南文枝】

(4月18日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100418ddlk25010257000c.html




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