栗東市の新幹線新駅計画の凍結問題で、嘉田知事が9月12日に、新駅予定地周辺で実施されている土地区画整理事業の現場を訪れることが、8月29日に分かりました。これは地元の自治会長や地権者が凍結方針を説明するよう求めた申し入れに知事が回答したものです。知事が地権者らと直接会うのはこれが初めてです(ニュース番号0608/18を参照)。
嘉田知事は、同市で蜂屋、下鈎甲、上鈎、手原で進められている土地区画整理事業の工事などを視察し、地元の自治会長や地権者代表と面会し、凍結方針について説明するものとみられます。
この面会は、同市の四つの地区の自治会長と地権者代表の9人が、今月18日に申し入れていました。
この申し入れでは、凍結方針は地域のために区画整理事業を受け入れた住民と地権者の思いを踏みにじるものであり、すでに土地は仮換地指定され使用できないとして、嘉田知事に、方針変更の詳細な説明を地元に対して行うよう、求めています。
(8月30日付け京都新聞が報道)