滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0905/43:環境管理システム】大津市がISO認証取りやめ

2009-05-07 22:58:23 | Weblog

 大津市はこのほど、環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取りやめ、大津市独自のシステムに切り替えてCO2の排出量と経費を削減していくことにしました。

 大津市では平成14年に環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得し、二酸化炭素の排出量を削減することによって出来る電気代など経費の削減に取り組んできました。

 大津市によりますと、その結果平成17年度から19年度までに、約3900万円の経費を削減できたということです。これによりノウハウが蓄積され、運用システムが定着したということで、認証取得に費用のかかるISO14001の認証を取りやめ、大津市独自の環境マネジメントシステムに切り替えることにしたということです。

 これまでは特定の部署が対象だったのに対し、新しいシステムでは市役所の正規職員が配置されている全ての部署が対象で、システムはすでに5月1日から運用されています。

 また、新しいシステムでは平成17年度から22年度までの5年間で、二酸化炭素665トン、経費4530万円を削減する事を目標にしているということで、これは家庭用エアコンの約3700世帯分の電気使用料にあてはまるということです。

 ISO14001の認証取りやめは、県内の自治体ではおととし近江八幡市が、そして今年1月には甲賀市がそれぞれ認証を取りやめて独自のシステムに切り替えており、今回の大津市の認証取りやめは県内では3例目となります。

(5月7日、びわ湖放送・電子版)

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_week_detile.php?no=14271

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