新幹線新駅設置促進協議会の事務局を務める栗東市が協議会の予算で推進を訴えるDVDをつくった問題で、嘉田由紀子知事は7月24日、「相談がなかったのは残念」と述べました。県の担当者から慎重に対応するよう市に申し入れたとのことです。一方、栗東市の国松正一市長は記者会見で、「お騒がせした」とわびました(関連ニュース番号0707/85、7月25日)。
嘉田知事は協議会の会長を務めており、「凍結を含めた幅広い議論をしている最中につくられたのは妥当かどうか」と指摘。内容についても「推進だけでなく、いろいろなケースを示すのが説明責任だ」と話しました。今後、制作費115万円の扱いなどについて市と協議するとのことです。
一方、国松市長は市役所で「県並びに関係市への説明不足と認識の甘さにより、多大な迷惑をおかけするとともにお騒がせし、深くおわび申し上げる。協議会の理解が得られるよう適切な対応をする」とコメントしました。
(7月25日付け朝日、毎日、京都などが報道)
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000707250002
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20070725ddlk25010271000c.html
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007072500020&genre=A2&area=S10