大地震を想定した県の緊急初動訓練が10月30日、313人が参加して県庁や8合同庁舎であった。国や市町、民間団体と連携し、情報収集・伝達する際の注意点などを確認した。【加藤明子】
午前7時、甲賀地方で震度7の直下型地震が発生したとの想定で、県内各地に住む職員が自宅近くの庁舎に集まった。県庁では直ちに総務・情報・医療・救助・広報の5班を編成。刻々と変化する被害状況に応じ、各機関に支援要請などを行った。
医療班は大津市内の総合病院に対し医師を湖南市に派遣するよう求め、「国道1号の通行止め地点は?」などと緊急車両が行き来できる経路を確認した。休日の招集に、普段の業務とは関係ない部署の職員が多く、名前を間違えたり、外部機関の場所が分からず戸惑う場面もあった。
救助班で防災ヘリの出動を要請した中央子ども家庭相談センターの女性職員(37)は「甲賀地方の地理がすぐにイメージできなかった。道路事情を把握するなど日ごろの努力が大切だと感じた」と話していた。
(10月31日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/archive/news/2011/10/31/20111031ddlk25040208000c.html
午前7時、甲賀地方で震度7の直下型地震が発生したとの想定で、県内各地に住む職員が自宅近くの庁舎に集まった。県庁では直ちに総務・情報・医療・救助・広報の5班を編成。刻々と変化する被害状況に応じ、各機関に支援要請などを行った。
医療班は大津市内の総合病院に対し医師を湖南市に派遣するよう求め、「国道1号の通行止め地点は?」などと緊急車両が行き来できる経路を確認した。休日の招集に、普段の業務とは関係ない部署の職員が多く、名前を間違えたり、外部機関の場所が分からず戸惑う場面もあった。
救助班で防災ヘリの出動を要請した中央子ども家庭相談センターの女性職員(37)は「甲賀地方の地理がすぐにイメージできなかった。道路事情を把握するなど日ごろの努力が大切だと感じた」と話していた。
(10月31日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/archive/news/2011/10/31/20111031ddlk25040208000c.html