憲法9条を守る活動に取り組む「唐崎9条の会」は3月29日、大津市唐崎2の唐崎市民センターで「3周年のつどい」を開いた。イラク戦争の取材を続けるフリージャーナリスト、西谷文和さんが、戦火に苦しむ現地の人たちの様子を報告した。
同会は、06年3月に結成、講演会やピースウオーク、文化祭での展示を行ってきた。
つどいには、約50人が参加。西谷さんは「忘れない!!イラク&ガザの悲劇」と題して講演。今年2~3月にかけて、現地で撮影した映像を交えながら、米軍の劣化ウラン弾の影響とみられるがんの子どもたちが増えていることや、空爆などで亡くなった人を埋葬する場所がなく、公園が墓地になっている現状を説明、関心を持つよう訴えた。【南文枝】
(3月30日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090330ddlk25040199000c.html