■相談とサポートの拠点に
乳幼児から成人まで年齢に切れ目のない発達相談やサポートの拠点となる(仮称)東近江市発達支援センターの起工式が22日、八日市上之町のふれあいビレッジ内の建設地で行われた。
同センターは、八日市保健センターとふれあいビレッジ内の施設で運営している0~5歳までの発達障がいがある子どもの療育事業「めだかの学校」と保護者の相談を受けたり、支援する「発達支援センター」の業務を統合した新施設で、東近江市への合併後も彦根地区に通っていた湖東、愛東地区の子どもたちも受け入れる。
建設される施設は、鉄骨づくり二階建てで、一階に床暖房のプレールーム、吊り遊具やトランポリン等の運動や遊びを通じて体力づくりや社会性を身につける感覚統合室、発達や教育についての相談室三室、職員・事務室がある。二階にはプレイルーム二室、指導助言や保護者の会との懇談、学習会、講演会も開催できる保護者等指導室三室、保護者が子どもの活動のようすをミラー越しに観ることができる観察室、調理室、沐浴室などが設けられる。
延べ床面積は約1076平方メートル。総建築工事費約2億1千万円。9月末完成、10月オープンの予定。
起工式で西澤市長は「安心して子育てのできる希望都市の実現に、この施設は重要な役割を果たすものと思っています」とあいさつした。
(4月24日付け滋賀報知新聞・電子版)
http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0001261