県立芸術劇場びわ湖ホール中ホール(大津市打出浜)で11月30日、第二期地方分権改革を考える「分権で生活はこう変わる!~地方分権改革推進シンポジウムin滋賀~」が開かれる。
地方分権推進の機運を高めることを目的に、広く一般県民を対象にしたシンポジウムで、県と県地方分権推進自治体代表者会議(県知事、県議会議長、県市長会会長、県市議会議長会会長、県町村会会長、県町村議会議長会会長で構成)が主催する。
国と各自治体では、地域の実態に即した意思決定を可能とする「地方分権」を推進するため、第二期地方分権改革に取り組んでいるが、シンポジウムでは、生活者の視点から地方分権について考える機会を提供することにより、より多くの人が地方分権に関心を持ち、強力な後押しとなる世論を盛り上げようとするもの。
開催時間は午後一時半~同四時半。直木賞受賞作家の高村薫さんによる講演「分権で変わる生活」に続き、北海道大学教授で地方分権改革推進委員会事務局長の宮脇淳さんによる講演「分権改革の現状とこれからの分権社会の展望」が開かれる。定員は六百人(先着順、申込不要)。参加無料。問い合わせは県企画調整課・分権シンポ係(077―528―3315、FAX528―4830、Eメールae0006@pref.shiga.lg.jp)。
(11月9日付け滋賀報知新聞・電子版)
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/08-11/n081109.html#1