滋賀県は5月7日、新型インフルエンザに関する大型連休期間中(4月29日-5月6日)の相談受け付け状況をまとめた。発熱相談センターに356人から延べ390件の相談があった。
内訳は、発熱やせきなどの症状に関する相談が223件と最多。以下、医療体制についてが56件、予防・治療関連44件など。
4月28日以降にメキシコや米国、カナダから帰国し、検疫所を通じて県に連絡があった県内在住、滞在者は207人。うち連絡が取れた192人について、県が健康観察を続けているが、異常は見つかっていない。
発熱外来の受診者は米国から帰国した男性1人だけで、検査の結果、新型インフルエンザではないことが確認された。
また、新型インフルエンザ発生国への渡航歴がないにもかかわらず、発熱などの症状がある人が医療機関で診察を断られるケースは、県内では報告されていないという。
県健康福祉部は「今週末にかけては帰国者が多く、20日ごろまで健康観察に力を入れていく」としている。
(5月7日付け京都新聞・電子版:8日付け毎日・中日の電子版、朝日なども報道)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009050700137&genre=A2&area=S00
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090508ddlk25040451000c.html
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090508/CK2009050802000010.html