滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

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【0905/234:課税ミス】近江八幡と長浜で医療機関に課税ミス:固定資産税など誤って徴収

2009-05-27 23:31:44 | Weblog

 近江八幡市と長浜市は5月27日、両市内の医療機関に対し、昨年度までの8年間に固定資産税などを余分に課税するミスがあったと発表した。誤って徴収したのは近江八幡市が計1億6800万円、長浜市が3630万円。

 近江八幡市によると、無料・低額診療患者の割合が10%以上の医療機関の固定資産税などは、地方税法改正で2001年度から非課税になった。市が条件に該当するこの医療機関について県へ助言を求めた際、県は「課税可能」と助言したため、市はその通りに課税していたという。

 還付加算金は約4000万円の見通し。冨士谷英正市長は「県のミスによる還付なので、還付金は県が全額負担すべきだ。損害賠償請求も辞さない」と話している。

 長浜市も、低額所得の患者数が一定割合を超えると非課税となる措置を適用していなかったという。

 市は過去5年間さかのぼれる同法に基づき、利息相当額を含む04年-08年度分計約2450万円を医療法人に還付する。それ以前の01-03年度分については返還するかどうか検討中としている。

【関連ニュース番号:0905/233、5月27日】

(5月27日付け京都新聞:28日付け中日・電子版、朝日なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009052700199&genre=C4&area=S00
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090528/CK2009052802000019.html

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