滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

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【0903/83:姉妹都市提携問題】調査費削除、修正案提案へ/姉妹都市構想で大津市予算案

2009-03-11 23:36:05 | Weblog

 大津市定例市議会で審議中の新年度予算案について、一部会派の議員らが、ロシア・エカテリンブルク市との姉妹都市締結の可能性を探る調査費を削除し、予備費に移す修正案を議員提案する方針を決めたことが3月10日、分かった。議員らは「経緯が不透明」としている。市議会事務局によると当初予算案に修正案が提案されるのは初めてという。修正案を提出するのは、市議会会派「清正会」(3人)と「対話の会・杣」の1人。修正案ではエ市や豪州・モスマン市との友好提携を視野に入れた現地視察費など、計849万円を全額減額したうえで、同額を予備費に移すことを盛り込んでいる。

 提案理由について、市議らは「エ市との交流は、政策決定までの経緯が不透明。可能性を探る段階なら、現地調査する必要はない」としている。13日の議会運営委員会に諮られ、18日の本会議最終日に審議される。

 エ市は「大津事件」で巡査に襲撃されて負傷したロシア皇帝ニコライ二世が、ロシア革命の際に送られた最期の地。交流構想は昨夏、市内のNPO法人(特定非営利活動法人)から市側に提案があったという。

【関連ニュース番号:0903/18、3月4日】

(3月11日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009031100034&genre=A2&area=S00

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