原発の新規建設は困難で、将来的に原発をなくす方針を鉢呂吉雄経済産業相が明言したことを受け、敦賀市の河瀬一治市長は9月7日、「我が国の根幹に関わるエネルギー政策に混乱を招くものであり、誠に遺憾」と不快感を示した。
市長は、同日開会した市議会本会議の提案理由説明で発言した。今後の原発政策については、今月にも再開予定の原子力政策大綱の策定会議で議論されるべきとの考えも示した。
同市には日本原子力発電敦賀3、4号機の増設計画があり、原電は来年3月の本体着工を予定している。市長は敦賀3、4号機について「早期に着工すべき」と繰り返し発言している。【柳楽未来】
(9月8日付け毎日新聞福井版・電子版:同日付け中日・電子版なども報道)
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20110908ddlk18010686000c.html
【敦賀市長が経産相発言を批判 慎重なエネルギー政策要望】
敦賀市の河瀬一治市長は7日、鉢呂吉雄経済産業相の原発の新設は困難との発言に対し「国の根幹に関わるエネルギー政策に混乱を招くもので誠に遺憾」と批判した。
同日開会した市議会定例会の提案理由説明で述べた。
河瀬市長は新設の可否について「今月にも再開予定の原子力委員会新大綱策定会議において議論されるべき」とエネルギー事情を踏まえた慎重な対応を要望。
「立地地域と国との信頼関係は大きく損なわれている」とも述べ、福島の事故後のエネルギー政策をめぐる政府対応を「場当たり的」として苦言を呈した。
同市には敦賀原発3、4号機の増設計画があり、河瀬市長は「安全が確認されれば進める」との立場。新内閣に直接要望する意向を示している。 (立石智保)
(9月8日付け中日新聞福井版・電子版)
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110908/CK2011090802000125.html
市長は、同日開会した市議会本会議の提案理由説明で発言した。今後の原発政策については、今月にも再開予定の原子力政策大綱の策定会議で議論されるべきとの考えも示した。
同市には日本原子力発電敦賀3、4号機の増設計画があり、原電は来年3月の本体着工を予定している。市長は敦賀3、4号機について「早期に着工すべき」と繰り返し発言している。【柳楽未来】
(9月8日付け毎日新聞福井版・電子版:同日付け中日・電子版なども報道)
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20110908ddlk18010686000c.html
【敦賀市長が経産相発言を批判 慎重なエネルギー政策要望】
敦賀市の河瀬一治市長は7日、鉢呂吉雄経済産業相の原発の新設は困難との発言に対し「国の根幹に関わるエネルギー政策に混乱を招くもので誠に遺憾」と批判した。
同日開会した市議会定例会の提案理由説明で述べた。
河瀬市長は新設の可否について「今月にも再開予定の原子力委員会新大綱策定会議において議論されるべき」とエネルギー事情を踏まえた慎重な対応を要望。
「立地地域と国との信頼関係は大きく損なわれている」とも述べ、福島の事故後のエネルギー政策をめぐる政府対応を「場当たり的」として苦言を呈した。
同市には敦賀原発3、4号機の増設計画があり、河瀬市長は「安全が確認されれば進める」との立場。新内閣に直接要望する意向を示している。 (立石智保)
(9月8日付け中日新聞福井版・電子版)
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110908/CK2011090802000125.html