県内でO157などの腸管出血性大腸菌感染症にかかった人が頻発したため、県は6月13日、本年度3回目の多発警報を発令した。期間は19日まで。多発警報は、昨年度は7月下旬、2009年度、08年度はいずれも8月下旬に発令されており、6月中旬で、3回目の発令は異例。
県によると、10日に県内の男性(31)が、12日に女性(28)がO157にかかった。県内では5月下旬から3週連続で2人以上の患者が発生している。
腸管出血性大腸菌感染症は、菌に汚染された物を飲食したりして感染する。腹痛や下痢など食中毒と似ているが、抵抗力が弱い乳幼児や高齢者は症状が重くなることがある。
13日現在の患者数は10人で、過去最高の患者数(66人)を記録した昨年の6月末患者数6人を大幅に上回る。ユッケで多くの死傷者を出したO111も腸管出血性大腸菌感染症の一つ。
県は「生肉を食べることを避けたり、手洗いをしっかりすることで感染の根を絶つことができる。基本を徹底してほしい」と呼び掛けている。 (木原育子)
(6月14日付け中日新聞・電子版)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110614/CK2011061402000115.html
県によると、10日に県内の男性(31)が、12日に女性(28)がO157にかかった。県内では5月下旬から3週連続で2人以上の患者が発生している。
腸管出血性大腸菌感染症は、菌に汚染された物を飲食したりして感染する。腹痛や下痢など食中毒と似ているが、抵抗力が弱い乳幼児や高齢者は症状が重くなることがある。
13日現在の患者数は10人で、過去最高の患者数(66人)を記録した昨年の6月末患者数6人を大幅に上回る。ユッケで多くの死傷者を出したO111も腸管出血性大腸菌感染症の一つ。
県は「生肉を食べることを避けたり、手洗いをしっかりすることで感染の根を絶つことができる。基本を徹底してほしい」と呼び掛けている。 (木原育子)
(6月14日付け中日新聞・電子版)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110614/CK2011061402000115.html