敦賀市の河瀬一治市長は6月2日、「脱原発」構想を打ち出した橋下徹大阪府知事に対し、関西圏の電力供給に協力している立地地域に対する思いなど4項目を尋ねる公開質問状を送った。同日の定例記者会見で明らかにした。
河瀬市長は橋下知事の発言を受けて5月9日、面会を求めたが同11日に断られていた。同23日に県内の立地自治体4市町でつくる県原子力発電所所在市町協議会を開いて検討し、市長に一任されていた。
質問状では「福井県内に立地している原発で発電する電力は、大阪府をはじめ関西圏で消費される電力の半分以上を担っている」と指摘。その上で「立地地域に対し、どのような思いを持っているのか」と質問している。
関西圏の経済や産業に影響を与えることなく、原発から新エネルギーへの代替計画や、電力安定供給の対応策などの見解を示すこととしている。
「電力安定供給の確保に向けた相互理解につなげたい」として、6月20日までの回答を求めている。
(6月2日付け福井新聞・電子版)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/28445.html
河瀬市長は橋下知事の発言を受けて5月9日、面会を求めたが同11日に断られていた。同23日に県内の立地自治体4市町でつくる県原子力発電所所在市町協議会を開いて検討し、市長に一任されていた。
質問状では「福井県内に立地している原発で発電する電力は、大阪府をはじめ関西圏で消費される電力の半分以上を担っている」と指摘。その上で「立地地域に対し、どのような思いを持っているのか」と質問している。
関西圏の経済や産業に影響を与えることなく、原発から新エネルギーへの代替計画や、電力安定供給の対応策などの見解を示すこととしている。
「電力安定供給の確保に向けた相互理解につなげたい」として、6月20日までの回答を求めている。
(6月2日付け福井新聞・電子版)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/28445.html