滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1106/11:県内雇用情勢】4月の有効求人倍率は0.62倍

2011-06-01 23:58:45 | Weblog
 滋賀労働局のまとめによりますと、仕事を求めている人1人に対する企業からの求人の数を示す4月の有効求人倍率は、滋賀県は、前の月と同じ0・62倍となりました。しかし、正社員に限った有効求人倍率は、前の月に比べ、さらに0.03ポイント下がり0.26倍となっています。

 一方、全国の有効求人倍率は、前の月を0.02ポイント下回る0.61倍で、1年5ヵ月ぶりに悪化しました。東日本大震災の影響が大きかったとみられています。また近畿でも、滋賀県と大阪府以外は、いずれも前の月より下がっています。東日本大震災について滋賀労働局では、「滋賀県でも自動車関連業を中心に、一時休業せざるを得なかった企業もあり、サービス業でも自粛ムードで求人意欲が低下するなど、滋賀県の雇用情勢にも少なからず影響はあった」としています。

(5月31日、びわこ放送・電子版)

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_week_detile.php?newsid=18566


【1106/10:水上バイク問題】水上バイク“行進”エコじゃない 県、共催を協力に変更

2011-06-01 23:49:17 | Weblog
■環境団体抗議で

 県と「日本舟艇工業会」が共催で6月12日に開催するイベント「琵琶湖ECO JET TOURING 2011」で行われる水上バイク約100艇の〈パレード〉について、環境団体などから「全然エコじゃない」などと抗議があり、県は共催から「協力」に切り替えることを決めた。31日に説明を受けた同工業会も、受け入れる見通し。イベントは、県の条例改正で、禁止指定を受けた型の水上バイクなどを運転したら過料が課されるようになったと周知する狙いだが、県側の内容の吟味が甘く、関わり方などについて再考を余儀なくされた格好だ。

 改正条例が4月に施行されたのを機に、水上バイク販売業者などでつくる同工業会が運転者らにルールの順守を呼びかけようと、県に共催を持ち掛けた。当日は午前11時頃、大津市から高島市に向け、約100艇が湖上を走る。県琵琶湖環境部長も来賓用の水上バイクに乗船予定で、県は監視艇を出すことにしていた。

 こうした企画に対し、環境団体「FLBびわ湖自然環境ネットワーク」(寺川庄蔵代表)が嘉田知事宛てに「100台規模だと、騒音が規制値を超える」などと指摘し、中止を要請。県は主催から協力へと一歩引くことにし、部長の乗船を取りやめた他、監視艇に加えて湖岸からも騒音測定を行うことにした。

 県の担当者は「琵琶湖レジャーを規制する立場から、レジャーイベントと見られるかもしれない企画の中心には立たない方がよい、と判断した」と話している。工業会側は「県が共催であろうと協力であろうと、イベントを実現させることが大事だ」としている。

(6月1日付け読売新聞・電子版)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110601-OYT8T00045.htm

【1106/09:大雨被害】101ヘクタールで農産物被害 県の大雨調査

2011-06-01 23:40:04 | Weblog
 県内で5月29~30日に降った大雨で、県は31日、大津や近江八幡、高島市など県西部や南部を中心に、田畑への浸水など101ヘクタールで農産物に被害があり、計119棟のビニールハウスが損壊したと発表した。被害額はいずれも調査中。

 県の調査では、高島市の水田13ヘクタールで土砂の流入や浸水があり、柿、ブドウ、クリの枝が折れるなど計88ヘクタールで農作物に被害があった。近江八幡や東近江などでも小麦、大麦畑が計7ヘクタールで浸水。大津や守山などではスイカやブドウ、かぶの枝や茎が折れた。

 近江八幡、東近江、高島市では、ビニールハウスが、3棟の全壊を含む44棟が被害を受けた。大津、草津、守山、野洲市では計75棟のビニールハウスでビニールが破れたり骨組みが破損したほか、東近江市で牛舎1棟の屋根が損壊、高島市では雨よけ施設1棟のビニールが破れた。

(6月1日付け中日新聞・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110601/CK2011060102000102.html


【1106/08:びわ湖の日】琵琶湖抱きしめて、25万人募る 11月催し

2011-06-01 23:35:16 | Weblog
 「びわ湖の日」制定30周年の今年、琵琶湖の周りで25万人が手と手をつなぎ、環境や命の大切さを考えるイベント「抱きしめてBIWAKO」が11月6日に開かれる。参加費は滋賀県の子どもの学習船「うみのこ」の新造費などに寄付される。障害者福祉施設の移設支援を目的に開かれた第1回以来24年ぶりの開催となる。

 第1回は1987年11月8日で、26万人以上が手を取り合い、参加費は重症心身障害児施設「第1びわこ学園」の移設費にあてた。今回は「びわ湖の日」30周年を機に、人々や多様な生物を育む琵琶湖の豊かさを次世代に受け継ぐことを誓う。県内の企業やNPOの代表ら約40人の有志が今年1月に実行委員会を結成した。

 琵琶湖の周囲235キロのうち、山が迫るなど危険な部分を除く約180キロで実施する。浜辺や道路に1キロごとに受付を設け、参加者は500円(中学生以下は金額自由でワンコイン)を払う。

 湖に向かって横一列に並んだ参加者は、正午に隣の人と手をつないで琵琶湖を「抱きしめる」。前後には持参の袋でごみ拾いをしたり、音楽やアートのイベントを開く。

 草津市で生まれ育った実行委の白井幸則代表(48)は「昔は南湖で泳いだが、今はごみが打ち寄せている。美しく、ホンモロコなど小さな魚も生きられる湖を子どもたちにつなげたい」と話す。

 申し込みはhttp://dakibiwa.com。問い合わせは実行委TEL077(598)5147。

(6月1日付け京都新聞・電子版:2日付け中日・電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20110601000120


【1106/07:内閣不信任案】提出時期めぐり評価二分 滋賀の各党

2011-06-01 23:31:23 | Weblog
 自民、公明、たちあがれ日本の3党が6月1日、内閣不信任案を衆院に提出した。滋賀県内の各政党は、東日本大震災への内閣の対応や不信任案提出の時期をめぐって評価が分かれた。2日の採決に向けて緊張が高まっている。

 民主党県連の山田実政調会長は「今は東日本大震災からの復興を目指す時で、原発事故は現在進行形だ。被災者や国民が安心して今後を展望できるよう与野党が全力を尽くすべきで、提出には疑問を感じる」と話した。

 自民党県連の石田祐介幹事長は「原発事故の菅首相の初動体制や危機管理の対応には問題があった。最優先の復旧、復興も足踏み状態が続いている。これ以上任せてはおけず、提出は致し方ない」と理解を示した。

 公明党県本部の梅村正代表は「菅政権は原発事故の対応に問題があるだけでなく、マニフェスト修正の説明もせず、国民不在だ。人命にかかわる問題が解決されない以上はこのまま放置できない」と菅内閣を批判した。

 共産党県委の川内卓書記長は「菅内閣は東日本大震災後でも原発ゼロの決断ができず、被災地の声に寄り添った対応ともほど遠い。だが不信任案提出は可決後の展望がなく、党略的で無責任のため、棄権する」と話した。

 社民党県連の小坂淑子代表は「国会議員は今、超党派で働くべきで、原発事故を政争の具にしてはならない。不信任案は菅内閣が震災対応で責任を果たした後に出すべきではないか」と不信任案に疑問を投げかけた。

 みんなの党滋賀の蔦田恵子代表は「決して喜ばしいことではないが、菅内閣の何もかもが信用できなくなった今、菅首相のもとでは立ちゆかないと判断したのだろう。前に進むためには仕方がないのでは」と指摘した。

(6月1日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110601000125